「なかなか納得のいく成果が出ない…」「目標が達成できない…」など、成果を上げることができずに悩んでいる若手ビジネスパーソンも少なくないでしょう。
しかし、成果を出せないことで「暗い気持ち」から抜け出せず、また目標から遠のいてしまう…といった悪循環に陥ってしまってはいませんか?
今年、株式会社For youに初の新入社員として入社した松本光弘さん(23)は、もともと「やりたいこと」がわからず、大学を休学してインターンを経験。その過程で出会った同社に入社を決め、新入社員でありながらPM(プロジェクトマネージャー)として日々活躍しています。
既にPMとして頭角を現しつつある彼が大切にしていることは「自分自身がワクワクすること」。その言葉の真意について、詳しく話を聞きました。
『新しい時代のプロデュースで、未来の出会いと幸せを。』
株式会社For youは、SNSやYouTubeが生まれたこの時代に合わせた、デジタルコンテンツに特化したマーケティング・プロモーション・PRのプロフェッショナル。
『新しい時代のプロデュースで、未来の出会いと幸せを。』というビジョンのもと、デジタル領域における広告代理事業とタレント/インフルエンサーマネジメント事業を展開しています。
やりたいことを探すためインターンを開始、2社目のFor youに入社
松本さんは、大学時代に「卒業後にやりたいことがわからない」と悩み、そのモヤモヤを解消するために4年生で休学を決意。インターン生として社会に飛び込むことを決めました。
インターン1社目はデジタルマーケティング領域の企業。そして2社目で出会ったのがFor youでした。インターンではSNS運用をはじめ様々な案件にスポットで参画。働く環境やメンバーの魅力などが決め手となって、今年4月に初の新入社員として正式入社しました。
-----For youでは当時、新卒社員やインターン生の募集は行っていなかったそうですが、どのような経緯でインターン入社したのですか?
松本さん:1社目のインターンで"上流より"のマーケティング業務にも携わっていた中で、マーケティングについて知れば知るほど「難しいけれど、大きく物事を動かせることが楽しい!」「考えることが好きな自分に合っている仕事かもしれない」と思うようになりました。
そして、「次はもうちょっとアウトプットよりのマーケティングもやってみたい」と考えて色々探していた時にFor youを見つけたんです。当時はインターン募集を行っていなかったので、コーポレートサイトの問い合わせフォームから「インターンをさせてほしい」と連絡し、面談が実現し、入社が決まりました。
インターンではSNS運用やキャスティングのリスト作成、提案書の資料作成など、幅広い業務に携わらせていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
-----正式入社を決めた理由についても教えてください。
松本さん:インターン当時、マーケティングと広告を自分の中で切り分けてしまっていたのですが、実際にFor youで働き始めてから「マーケティングありきの広告戦略であり、For youはマーケティングの根幹から携わっていく会社なんだ」と認識が良い意味で変わったことが決め手でした。
クライアントの課題解決のために伴走できる仕事なので「人のために頑張りたい」という想いを芯に持つ社員ばかり。裁量権のある環境やメンバーの魅力も後押しとなって、入社の決意を固めました。
「ゴールはどこだろう?」と"もう一歩先"を見る
正式入社後は、PMとして、広告案件の提案から進行まで一貫して担当。インターン時代とはまた違った仕事内容に、戸惑うこともあるといいます。
-----新入社員でありながら、責任者という立場。実際に始めてみて、いかがですか?
松本さん:初の新入社員ということで、全社的に入社を大きくお祝いしてもらい、その一環で大きなクライアントの案件を任せてもらうことになりました。
すごくやりがいを感じる反面、ミスもしましたし、力不足を感じる場面も多いです。
-----そのような時、「かけてもらってよかった言葉」などはありますか?
松本さん:「仕事をする前に目的を確認し、ゴールに向けて必要なものが何かを考えたほうがいい」という言葉ですね。
私はどうしても目の前のタスクにばかり集中してしまう癖があるので、そんな時はこの言葉を思い出して、少し視座を広げて「ゴールはどこだろう?」と考えるようにしています。
このようにして"もう一歩先"を見ることができると、目の前のタスクのみならず+αができるようになって、その結果クライアントや上長の期待を超えることができるだろうと思っています。
-----目的に立ち返ること、大事ですよね。松本さんが仕事をする上で大切にしていることは、他にもありますか?
松本さん:「自分自身がワクワクすること」です。
以前就活のセミナーに参加した時、講師の方が「人生で仕事が占める割合は非常に大きいため、その仕事に対してワクワクできなければ豊かな人生にはならない」と話していました。
その時にハッとしたんですよね。人生が豊かになるかどうかも大切ですし、まず自分自身がワクワクしなければ、クライアントやその先に関わっている人たちにポジティブな成果を出すことはできない。そう考えて、「ワクワクする」という瞬間を仕事においてもとても大切にしています。
人のために頑張ることがワクワクに繋がる
-----仕事の中で、松本さんがワクワクする瞬間はどんな時ですか?
松本さん:自分が提案したことや運用していたことが成果となって実を結び、クライアントのご担当者様から高い評価が得られた時はとても嬉しいです。
例えば以前、インターン時代から半年ほど担当していたクライアントのSNS運用で、フォロワー等のKPIを無事に達成できたことで、クライアントご担当者様が社内で評価され、「部署としても予算が増えた」とご報告をいただいたことがありました。
もちろん私一人の力ではなく、先輩方の準備してくれた施策やフォローあっての「成果」だったのですが、その時「人のために頑張るってこういうことなんだ」と純粋に嬉しかったですね。
戦略的なことを考えている時間もワクワクするので、今の仕事に出会えてよかったなと本当に思います。
-----休学して「やりたいこと探し」をした甲斐がありましたね。最後に、今後の展望についてお聞かせください。
松本さん:人に"ワクワク"を届けられるようなモノや企画、体験等をつくりたいです。
例えば友人が「こんなモノがあったら楽しそうだよね」と話していたことに対して、それを実現するための戦略を自分なりに考ることが好きなんです。「ゼロから何かをつくる」に留まらず、誰かが実現したいと思ったことに対して、力を貸せるような人になれたらいいな、と。
そのためにはまず、今は会社に貢献しながら力をつけていき、人脈も増やしていきたいですね。
-----ワクワクする展望です!ありがとうございました。
正式入社直後から大きな案件を任され、戸惑いや失敗がある中でも「ワクワク」を大切に仕事に邁進している松本さん。
そんな素敵な感情を大切にしているからこそ、着実に成果を出せるビジネスパーソンへと成長できているのでしょう。
進路がなかなか決まらなかったり、仕事で成果を出せなかったり、ネガティブな気持ちになってしまう時こそ「自分にとって心躍る瞬間て何だろう?」と改めて考えてみたいですね。
出典元:株式会社For you
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