副業を始めてみたいけれど、「"業務委託"で働くって実際どうなんだろう?イメージが湧かないなぁ…」と不安になってしまうことはありませんか?
株式会社みらいワークスは、「業務委託人材」に関する実態調査を実施。その結果を5月12日(木)に公開しました。
実際に業務委託で働いている人を対象に調査を行っているので、今後の副業の参考になるのではないでしょうか。
業務委託として働く課題は「安定性に欠ける」57.6%
「今後のキャリア形成の観点で、業務委託として働く課題を教えてください。(複数回答)」との問いには、「安定性に欠ける」が57.6%でトップに。次いで、「独力で営業する必要がある」(40.5%)「負傷・疾病時の補償がない(40.5%)」との回答が続きました。
その他、自由回答欄には「新しいネットワークは自分で作らなければならない」「責任の所在がわかりにくい時がある」などの課題が挙げられ、業務委託ならではの難しい部分は多数あるようです。
特にまだ経験が豊富とは言えない若手の時期は、案件の獲得につながるネットワークの構築や営業方法などは、模索する部分が大きいでしょう。
メリットは「勤務時間を調整できる」「得意分野に特化した仕事ができる」
では逆に、業務委託のメリットは何でしょうか?
「業務委託における働き方でのメリットを教えてください。(複数回答)」との問いに対しては、「勤務時間を調整できる」(61.0%)「得意分野に特化した仕事ができる」(51.2%)「裁量で仕事や収入をコントロールできる(45.6%)などが上位にランクイン。
なお、自由回答欄には「自己裁量の大きさ」「人間関係のストレスの軽減」「決定権が自分にある」などの回答があがり、自由度の高さが仕事のしやすさに繋がっている様子がうかがえます。
副業するなら「成果にコミットできるスキル」を磨いておきたい
しかし、自由度が高いからこそ、求められることも大きいはず。
「今後プロ業務委託人材に求められると思うことを教えてください。(複数回答)」と尋ねたところ、「成果にコミットできるスキル」(62.9%)「あらゆる状況の変化に対応できる柔軟性」(60.2%)「自律心」(45.1%)などの回答が多く見られました。
特に、成果物に対して報酬が支払われるという契約なので、成果へのコミットは不可欠ですよね。
その他「自己管理能力」「コミュニケーション能力」「クライアントに対して提案できる能力」「仕事を取りに行く積極性」などの回答も。これから副業として業務委託人材に挑戦しようと思っている人は、まずはそのための能力やスキルを磨くことから始めてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査概要:「業務委託人材」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:3月17日〜3月22日
有効回答:業務委託で「エンジニア」「PM/システム企画開発」「事業企画・事業開発」
「マーケティング」「営業」「WEBディレクター」「人事」「広報・IR」
「コンサルティング」「財務・経理」「法務」「総務」「経営企画」「専門職」を行っており、時給単価が4000円以上の410人
※調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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