HOMEビジネス 8割以上が新卒時代に「仕事をやりたくない」を経験。「ストレス発散」「誰かに相談」で乗り越えて|RevComm調べ

8割以上が新卒時代に「仕事をやりたくない」を経験。「ストレス発散」「誰かに相談」で乗り越えて|RevComm調べ

北崎早希

2022/05/11(最終更新日:2022/05/11)


このエントリーをはてなブックマークに追加

iStock

5月に入り、今年新卒で入社した人は、新しく社会人生活が始まっておよそ1カ月が経過しました。5月は、"五月病"という言葉があるほど、仕事に対する憂鬱さを感じる人が多くなってくる時期です。

株式会社RevCommは、新卒時代に営業職として働いていた社会人2年目以上の営業職302人を対象に、新卒営業時代の「壁」調査を実施。その結果を5月10日(火)に発表しました。

8割以上が新卒営業時に仕事を「やりたくない」と感じた

まずはじめに、新卒時代に営業職として働く中で、「やりたくない/休みたい」と感じたことはありますか。」と質問したところ、「何度もある」が55.5%、「ややある」が27.2%という回答に。8割以上が一度は「やりたくない」と思ったことがある結果となりました。

現在、仕事が憂鬱に感じる人も「自分だけではない」と思える回答結果ですね。

気持ちの切り替えに仕事外でストレス発散した人が3割以上

続けて「何度もある」「ややある」との回答者に対し、「新卒時代、仕事を「やりたくない/休みたい」と感じた際に、どのように乗り越えましたか。(複数回答)」と質問。

その結果、最も多い回答が「仕事外でストレスを発散する」(36.0%)。次いで「慣れるまで割り切る」が32.0%という回答となりました。

「やりたくない」という気持ちが続いてしまうと、仕事の効率も下がり、さらにやりたくない気持ちが増してしまう可能性があります。自分なりのストレス発散方法を見つけると、気持ちが楽になり、仕事に対しても前向きになるのかもしれませんね。

独自の乗り越えるための方法を身につけることも大切

上記の回答以外にも「商品を覚え、わからないことを減らした」「お客さん訪問は好きだったので、ひたすらアポイントをつくって、外出するようにした」など、独自の方法で仕事への憂鬱さを打ち消した人もいるようです。

捉え方や見方を変えるだけで、憂鬱さが軽減した人もいたことがわかります。気持ちの切り替え方は人それぞれなので、自分なりの「やりたくない」を乗り越えるための方法を模索してみるのも良さそうですね。

「やりたくない」を克服するには働きやすい環境づくりも重要

さらに、仕事の憂鬱さを経験した人たちに対し、「新卒の5月頃を振り返ってやっておけばよかったと思うこと」も聞いてみたところ、「社内のさまざまな年代の人と積極的に仲良くなる」「経理、経営、経済の勉強、および新聞の購読」といった回答が多く寄せられました。

社内に気のおける同僚・上司を作ると、仕事の悩みが相談しやすくなるでしょう。特に上司の中には、同じように仕事をしたくない…と経験した人がいる可能性が高いので、乗り越え方などのアドバイスがもらえるかもしれません。

また営業パーソンの先輩からは、アドバイスとして「1年くらいは学ぶつもりでゆっくりやってください」「何事も愚直に取り組んでおけば、そのうち良い方に変わってくる」などの応援の声が寄せられました。

今現在、仕事をしたくないと感じる人は、まずは仲間づくりから実践してみてはいかがでしょうか。

【調査概要】

調査方法:インターネット調査
調査期間:4月25日〜26日
有効回答:新卒時代に営業職として働いていた、社会人2年目以上の営業職302人

調査結果の詳細については同社プレスリリースをご確認ください。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード