大型連休は、自分自身とじっくり向き合う絶好のチャンス。「そろそろ転職をしようかな…」「これからのキャリアを改めて考えたい」と思っている若手ビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
この記事では、U-NOTEが今年に入って発刊を伝えた「キャリアについて考えている人におすすめの本」を5つ取り上げて紹介します。この機会に、改めてキャリアプランを練ってみてはいかがでしょうか。
『世界基準で動け 新時代の人生サバイバル戦略』
コロナ禍で厳しい経営を強いられる企業も少なくない昨今。このまま今の会社にいられるのか?転職するならどうしたらいいか?など、何かと不安な気持ちに駆られてしまう人には『世界基準で動け 新時代の人生サバイバル戦略』がおすすめです。
著者の山本康正氏は、東京大学大学院で修士号取得後、三菱UFJ銀行ニューヨーク米州本部に就職。その後、ハーバード大学大学院で理学修士号を取得し、Googleに入社。そして、現在は日米でのベンチャー投資家として働くなど、かなり多彩な経歴の持ち主。まさに「金融×テクノロジー×ビジネス」を最前線で見できた人物です。
同書ではそんな著者が、これからの時代の日本のビジネスパーソンの「戦い方」について語っています。
世界の最先端企業が求めている人材の話を皮切りに、「伸びる業界、衰退する業界」の見極め方や、これからの時代を生き抜くための「5つのスキル」、自分の人生をデザインする思考法を解説するなど、現代の若手ビジネスパーソンが知りたいであろう内容が盛りだくさん。
転職のみならず「ビジネスパーソンとして生き抜くためのキャリアパス」を考えている人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
出典元:今を生き抜くために必要な5つのスキルとは?『世界基準で動け 新時代の人生サバイバル戦略』発売中
『今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略』
「転職を考えているわけではないけれど、キャリアは見直しておきたい」と考えている人には、『今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略』はいかがでしょうか。
キャリアは転職の時だけ悩むものではなく、毎日の活動においても考えていくもの。そのような日々発生するキャリアの悩みを解決する思考法を「キャリアナレッジ」と呼ぶのだそう。
同書では、この「キャリアナレッジ」をくわしく解説。「主体的に稼いでいくためには」「会社を変えずにキャリアアップするには」「自分らしく生きるためには」など、キャリアに対する悩みはさまざまに発生するでしょう。
具体的には、"今の会社で"自己実現していくためのキャリア戦略を紹介。転職せずとも、まずは日ごろの行動を改め、実行し、そして現在の会社組織との付き合い方を見直すことによる、キャリア構築のノウハウを共有しています。
「転職の予定はないけれど、本当にこのままでよいのだろうか」そのようなキャリアのモヤモヤを抱える若手ビジネスパーソンは、ぜひ同書を参考にしてみては。
出典元:"今の会社でいいのかな?"とモヤモヤする人へ!「今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略」4月22日発売
『自分を育てる方法』
「キャリアについて考える」と言っても、「自分が大切にしたいものは何か」「どんな働き方を実現したいか」まだはっきりしない若手ビジネスパーソンも多いはず。
そんな人は『自分を育てる方法』で、「セルフリード」について学んでみてはいかがでしょうか。
著者はスポーツコーチングを中心に活動する中竹竜二氏。「自分を育てる力=セルフリード」を養うためにはどう考えて動けば良いかが、自身のリーダー育成やチーム強化の経験をもとに、まとめられている一冊です。
セルフリードをさらに磨くためには、「自分を導く力=主体性」も必要だと第3章に記されています。日々の仕事、「頼まれたから仕方ない」とつい受け身になって進めていませんか?同書では自ら考え、行動することが大切であること、また、どうすれば主体性を身につけられるのかについて詳しく解説しています。仕事やキャリアに対する意識を改善したいと考える若手ビジネスパーソンに、特に響きそうな内容です。
セルフリードを養うことは、人生の幸福度を高めることにもつながるのだそう。客観的に自身を見つめ直してキャリアを明確に描きたい人にとって指針となる一冊となりそうです。
出典元:キャリア迷子になったら読みたい!幸福度を高めるための「自分を育てる方法」発売
『「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法』
「今の仕事、辞めたいな」と考え始め、転職サイトを覗いてはため息をついている…そんなモヤモヤを抱えている若手ビジネスパーソンには『「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法』がおすすめです。
同書の著者は日本唯一の"退職学研究家"。20〜30代の男女を中心に支持され、ABEMA Primeの出演や人事労務の専門メディアなどへの寄稿で「退職学(resignology)」の知見を伝えています。
今のステージから次へのステップを考えるも「会社に伝えづらい…」「どう伝えて良いのか分からない」という人も実は多いのではないでしょうか。
同書には、転職して人生がうまくいく人と何も変わらない人の差や「辞めたいループ」から抜け出せなかった著書自身の経験、実際の相談者の体験が入っているのでリアルな話が満載です。
身につけたキャリアを無駄にすることなく、せっかくなら退職後も声をかけられ続けるような存在になりたいですよね。同書ではネガティブな感情を強みに変える方法から、"本音"を自分の魅力が伝わる言葉に変える方法なども学べます。これからも「辞めたいループ」から抜け出せないかもしれない…そんな不安を抱える人はぜひ手に取ってみては。
出典元:転職する前に読んでみて。『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』発売中
『新しいキャリアの見つけ方〜自律の時代を生きるプロティアン・キャリア戦略~』
具体的なキャリアチェンジを考えているわけではないけれど、漠然と「今のまま働いていてよいのだろうか」と不安に思っている人には、『新しいキャリアの見つけ方〜自律の時代を生きるプロティアン・キャリア戦略~』を参考にしてみてはいかがでしょうか。
同書では、社会の変容に合わせたキャリア形成に向き合う方法を紹介します。現在の社会のあり方を分析し、自分の価値観に合う本当の働き方を考えていくことができるので、あなたらしい「自律したキャリア」が実現できるかもしれません。
「自分のタイプ・価値観を確かめる方法」「自分の武器・価値を知る「キャリア資本」の考え方」「キャリア戦略を練る」など、目次をみるだけでもワクワクしそうな内容。漠然としたモヤモヤを払拭できる一冊となりそうです。
出典元:キャリアの迷い、一度でも感じたら!「自律の時代を生きるプロティアン・キャリア戦略」発売中
転職のみならず、今後のキャリアについて少しでもモヤモヤや不安を抱えているのなら、指針となりそうな書籍にノウハウや知見を求めてみるのもひとつの選択肢。「こんな方法もあるのか!」「まずやるべきことは、これだ」など、何かしらヒントが得られるとよいですね。
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