社会に出て最も感じる「難しさ」のひとつに、上司や取引先とのコミュケーションがあるでしょう。
学生時代には特段コミュニケーションに課題を感じなかった人も、いざ社会人デビューしてみると「こんなはずじゃなかった…」「伝えるのって難しい」など、思いもよらない壁に直面してしまうこともあるのでは?
この記事では、U-NOTEが今年に入って発刊を伝えた「会話力を磨くための本」を5つ取り上げて紹介します。今のうちにインプットしておけば、GW明けから自信をもってビジネスシーンでの会話に飛び込んでいけそうです。
『伝わる仕組み 毎日の会話が変わる51のルール』
「自分の考えが相手に伝わっていない気がする…」「緊張してしまうとうまく話せない」と不安に感じている人には、藤井貴彦アナウンサーの著書『伝わる仕組み 毎日の会話が変わる51のルール』がおすすめ。
自分の思いを相手に言葉で伝えるべく、コミュニケーションの取り方に定評のある藤井アナが、日常会話から会議、プレゼンなど、ビジネスパーソンが直面する様々な"話す機会"において、どうすれば自分の真意が相手に伝わるのかを実用的に綴ったとしています。
具体的には、伝えるための意外な努力や効果的な準備について、緊張のエネルギーを利用する方法、人にお願いをする前のチェックリスト、伝えたいことから順番に話す方法、批評との付き合い方などを紹介しています。
日々のコミュニケーションだけでなく、ビジネスシーンで度々"話すこと"を余儀なくされる場を念頭に置いている点が心強いですね。「すぐに試してみたい!」と思えるようなメソッドに出会うことができそうです。
出典元:すぐに試せそう!藤井アナによる「伝わる仕組み 毎日の会話が変わる51のルール」2月16日発売へ
『感じがいいと思われる敬語の話し方』
敬語の使い方に自信が持てず、不安になるたびにスマホで敬語を検索してしまう人は、スマホの代わりに『感じがいいと思われる敬語の話し方』を手に取ってみては?
どの様なシチュエーションでも、誰でも、簡単に対応できるよう、実際のビジネスシーンを中心にフレーズを紹介しているので、肩の力を抜いて、気軽に敬語をマスターできるかもしれません。
同書では、シーンごとのポイントを紹介し、言葉遣いや表現の迷いを払拭。また、最低限押さえておきたい敬語フレーズをピックアップしているので、鉄板フレーズをマスターできます。
敬語において大切なのは「相手への思いやりの心」や「敬う気持ち」を言葉に込めること。心を込めた言葉には、人の心を動かす大きな力があるといいます。相手との関係性や状況に応じて、表現の工夫や伝わる言葉を選べるようになるとよいですね。
出典元:もうスマホで検索しなくても大丈夫!「感じがいいと思われる敬語の話し方」発売中
『すごい雑談力 25万人が自信をつけた話し方・聞き方のルール』
「間を繋ぐために何を話したらいいのかわからない」「新たな話ネタが出てこない」など、雑談の時間に不安を覚える若手ビジネスパーソンには、『すごい雑談力 25万人が自信をつけた話し方・聞き方のルール』がおすすめです。
3年間売り上げ最下位グループのセールスパーソンだった著者は、雑談におけるテクニックを編み出すことで、全国1位の実績を出すまでに至ったといいます。
同書では雑談をするにあたって、具体的なテクニックを紹介。たとえば、普段何気なく行う「相槌」ですが、書籍内で紹介のテクニックでアゴの動きを意識することで、相手とより波長を合わせることができるのだとか。また、「相槌」も相手のタイプ別にやり方を変化させることで、会話の間を自然に埋めることが可能となるそうです。
仕事に活かせる"雑談力"を磨きたいと考えている人は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
出典元:話ネタに、もう困らない!「すごい雑談力 25万人が自信をつけた話し方・聞き方のルール」発売へ
『なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方』
相手に好印象を与える表現や、ビジネスシーンでは避けた方がよい表現などについて知りたい人には、『なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方』はいかがでしょうか。
同書では元NHKのキャスターである著者・牛窪 万里子さんが、主にビジネスの場面において「避けるべき表現」と「相手に良い印象を与えるための言い換え表現」を解説しています。
ひとつの事象に対するよりよい表現を「◎」「◯」「×」の3段階に分けて評価。自分が普段話している言葉が、よりよい表現に該当するのか、そうではなかったのかを知ることで、今後の自分の言動を振り返り、改善していくきっかけにできそうです。また、第3章では、SNSといった現代のツールに特化したノウハウも紹介しています。
これを機に、「言葉が人に与える印象」についてより深い知見を手に入れてみてはいかがでしょうか。
出典元:ビジネスにおいて、避けるべき表現とは?『なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方』発売中
『誤解されがちな言葉を好かれる表現に変える言いかえ事典200』
職場で上司と話すとき、オンラインで取引先と話すとき…自分は嫌味を言ったつもりではなくても相手に誤解されてしまうことはありませんか?
ビジネスシーンで何かと誤解されがちな人には、『誤解されがちな言葉を好かれる表現に変える言いかえ事典200』がおすすめ。
好印象をもたれる商談のときの言い回しや、会議や飲み会などで人に好かれるための言いかえなど、人に誤解されてしまう可能性があるセリフを好かれる言葉に変える"言いかえ"法を200種類も掲載しています。
例えば、依頼された仕事ができなかった時「ムリでした」と言うよりも、「自分の勉強不足でした」と言ったほうが、次に向けて勉強したいという意欲も伝わるはず。同書ではこのような簡単にできる言いかえについて紹介しているので、早速次の日から実践することができそうです。
職場での会話のみならず、リモート会議や接客の場面でも活用ができる"言いかえ"が満載なので、日々のコミュニケーションに課題を感じている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
出典元:嫌味を言ったつもりはないのに、誤解されてしまう人へ…職場ですぐに使える『言いかえ事典200』3月19日発売
「こんなはずじゃなかったのに…」と感じている人でも、これを機に改善していけば、会話力を"自分の強み"に変えていくことができるかもしれません。「早く職場で実践したい!」と思えるメソッドや考え方に出会えるとよいですね。
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