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IT業界で、ニーズの高い職域に挑戦したい!不足しているのは「エンジニア」「PM」「営業」|D-Biz-Share調べ

白井恵里子

2022/05/02(最終更新日:2022/05/02)


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イメージ画像/AdobeStock

スキルアップのために転職を考える時や、キャリアアップに挑戦してみようと考えている時など、「どんな職域のニーズが高いのだろう?」と市場の動向について気になることはありませんか?

株式会社 デジタルビジネスシェアリングは、「中小IT企業のビジネス・業務の変化と今後の動向調査」を実施。4月30日(土)にその中間報告を公開しました。

WEBサービス等を使用して情報を発信している中小IT企業49社を対象に、エンジニア単価推移や案件取扱数の変化など、市場動向を調査。今後のキャリアの参考にしてみてはいかがでしょうか。

IT業界の市場は拡大傾向に

「1年以内の仕事の受注状況の予想はどう思うか?」との問いに対しては、9割以上が「今までと変わらない」「良くなると思う」と回答。約1年半前と比べ11%アップしていたことがわかりました。

コロナ禍という不安定な状況の中でも、IT業界の市場は拡大していく可能性が高そうです。

人手が足りていないと感じる職域は「エンジニア」「PM職」「営業職」

では、拡大しつつある市場の中で、どのような職域のニーズが高まっているのでしょうか。

「人手が足りていないと感じる職域は?」という問いに対しては、34社が「エンジニア」、30社が「PM職」、24社が「営業職」と回答。特に受託開発を取り扱っている企業においては「PM職」「営業職」が足りない傾向にあることがわかりました。

業務遂行のための技術を持っているエンジニアが十分確保できたとしても、プロジェクトを管理する人材や受発注を取り仕切る人材が不足していればクライアントの依頼に沿った仕事はできません。

今後IT業界でニーズの高まる人材になりたい!と思っている人は、自分の適性や得意分野と照らし合わせながら、「エンジニア」「PM職」「営業職」などを選択肢に含んでみてはいかがでしょうか。

これまでの経験をキャリアに活かすには?

エンジニアとしてスキルを磨いてきた人が、これまでの経験を活かして「PM職」「営業職」に挑戦したり、逆に「営業職」として経験を積み重ねてきた人が、「エンジニア」「PM職」へと転身したり、あるいはエンジニアとしてどこまでも技術を磨いてその道を極めたり…。

これまでの経験を活かしたキャリアパスはきっと無限に広がっているはず。これからどんな道を歩んでいきたいか?どんな得意分野を伸ばしたいのか?

今回の調査結果も参考にしながら、今後のキャリアについて考えていきたいですね。

【調査概要】

期間:2020年10月~2022年4月
対象:WEBサービス等を使用して情報を発信している企業
方法:月に1回取材・アンケートフォームの配布・15~30分のオンライン取材

※調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。

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