"五月病"という言葉があるように、4月の緊張状態から一気に解放され、「やる気が出ない…」「なんだか不安」「落ち込むことが多い」「GW明けが憂鬱…」など、モヤモヤした気持ちになっている若手ビジネスパーソンも少なくないのでは。
そんな時はゆっくり心と身体を休めたいもの。ストレス軽減に役立ちそうな本を手に取り、読書の時間を楽しんでみるのもよさそうです。
この記事では、U-NOTEが今年に入って発刊を伝えた「不安な気持ちに向き合うための本」を5つ取り上げて紹介します。GW明けも、また前向きな気持ちで仕事に取り組めるとよいですね。
『心が楽になる 茂木式マインドフルネス』
「来週の会議うまくいくだろうか」「上司にまた叱られるのではないだろうか」と、過去のことやまだ起きていない未来のことでストレスを抱えてしまっている人には、脳科学者の茂木健一郎さんによる『心が楽になる 茂木式マインドフルネス』がおすすめ。
過去や未来の出来事ではなく、「今、ここ」で起きている事実に向き合う「マインドフルネス」。これを日常に活用することで、不安解消が期待できるそうです。
マインドフルネスは「クリエイティブ」「コミュニケーション」「ストレス」の改善や向上に効果があるといいます。「言葉は聞いたことあるけれど、具体的にどうすればいいの?」と興味がわいた人はぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。
出典元:仕事のストレス、そのままにしていない?「心が楽になる 茂木式マインドフルネス」発売中
『不安に負けない気持ちの整理術』
「こうなったらどうしよう…」と不安な気持ちから抜け出せない人には、『不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版(特装版)』もおすすめです。
精神科医である著者が「日本人にあった心の健康法」を図解版としてまとめた一冊。不安と向き合うための10の基本に始まり、不安に引きずられない14の方法、平常心で生きる10の方法、不安を力に変えるちょっとした習慣など、手軽に実践できる方法を紹介しています。
不安という感情をなくすことは不可能ですが振り回されない生き方を選ぶことは可能。「できないことに注目するのではなくてできることを見つけて行動的に生きる」という考え方は、ビジネスシーンでも活かせるのではないでしょうか。
出典元:"できること"を見つければ、きっと仕事もうまくいく!『不安に負けない気持ちの整理術』ハンディ版発売
『新実力主義』
学生から社会人となり、日々タスクが増えてくると「何のために働いているんだっけ…」と、自分の軸を見失ってしまうこともあるでしょう。そんな時には、ソニー創業者である盛田昭夫氏の著書『新実力主義』を手に取ってみては。
同書では、社会で生きる上での「自由」や「働きがい」の大切さが、著者のビジネスでの第一線の経験をもとに語られています。社会人として生きていく上で大切なのは、学歴といった表面の優秀さよりも、「その人自身が本来持つ能力を発揮すること」だといいます。
「モヤモヤした気持ちから脱し、周りの環境に惑わされずに実力を最大限に発揮したい!」そう考えている若手ビジネスパーソンに勇気や希望を届けてくれそうです。
出典元:「何のために働いているんだっけ?」と悩んだら読みたい!ソニー創業者の著書『新実力主義』復刻
『部下・同僚・チーム、あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ』
「仕事をしていると、次々と悩みが出てきて困る…」「悩みなんてない方がよいに決まっている」と思うことはありませんか?でも、実はそのような状況こそ、仕事への意欲に火をつける着火剤になるかもしれません。
『部下・同僚・チーム、あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ』は、悩みとの向き合いかたを学べる一冊。
著者の神保氏いわく、「(悩みは)必要なものだ」。それどころか、自分やチームの可能性を引き出してくれる“情報の宝庫”だとしています。
悩みの中には、過去の挫折やそれを乗り越えるためのヒント、チームが抱える問題の根本原因からその打ち手まで、驚くほど多様で実践的な情報が詰まっているとし、悩みを抱えたらすぐに解決しようとするのではなく、"向き合う"ことで目先の解決策以上の本質的な答えが得られるといいます。
なるべく悩まないようにという姿勢から、むしろ悩みが欲しくなる…そんなビジネスパーソンになれるかもしれません。
出典元:"なるべく悩まないように…"は間違っているかも!『あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ』発売
『私の中のこの邪悪な感情をどうしよう?』
GW中のモヤモヤには、職場や仕事中にとらわれがちなネガティブな感情が原因となっている可能性も。日々の仕事の中で「実際は納得のいかないことも多くてやる気を削がれることがある」「何でこうなるの?と怒りの感情が湧いてくる」という若手ビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。
そんな人には、パーソナルモチベーター・石井裕之氏による『私の中のこの邪悪な感情をどうしよう?』がおすすめ。
「怒りや憎しみ、悔しさ、不安、恐れといったネガティブな感情にさいなまれ、どうしたらよいのか分からなくなる」という経験がある人へ向けて、同書では"本でなければ伝えられないこと"を届けるといいます。
具体的には、湧き起こる様々なネガティブ感情で自分を壊してしまわないための方法を紹介。仕事中に訪れるこころのピンチの切り抜け方が見つかるかもしれません。
同書を読んで心が軽くなり、次にネガティブな感情に支配されそうになったとき、上手に対処できるようになるとよいですね。
出典元:仕事中に訪れる心のピンチに!きっと心が軽くなる『私の中のこの邪悪な感情をどうしよう?』発売
どの本も、不安や悩みを「解決する」のではなく、「うまく向き合う」ことを推奨していることがわかります。対処法がわかるだけでも、きっと心は軽くなるはず。GW明けから元気いっぱいスタートダッシュを切るためにも、このような本をぜひ参考にしてみてくださいね。
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