HOMEビジネス 新人育成、どう臨めばいい?新入社員の7割が「楽しくてやりがいのある仕事がしたい」|ラーニングエージェンシー調べ

新人育成、どう臨めばいい?新入社員の7割が「楽しくてやりがいのある仕事がしたい」|ラーニングエージェンシー調べ

n.oga

2022/04/28(最終更新日:2022/04/28)


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イメージ画像:Adobe Stock

あっという間にまもなく5月。そろそろ新入社員とのコミュニケーションにも慣れ、育成に対する悩みが出始めてきた人もいるのでは?

株式会社ラーニングエージェンシーは、2022年入社の新入社員3659人を対象に「新入社員意識調査」を実施。その結果を公開しています。

自分とはほぼ同じ世代だろうと思っていても、ちょっとした価値観の違いがあるかも。先輩として新入社員とうまくかかわっていくためにも、この調査結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

「安定した生活」希望が6割強、「リーダー志向」は過去最低に

仕事を通じて成し遂げたいことでは「安定した生活を送りたい」が64.5%と最も多く、過去最高値となりました。新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けた世代らしい結果ですね。また、この2~3年で急激に増加したのは「社会に貢献したい」という回答。3割前後の回答数となっています。

しかし、「将来会社でどのような役割を担いたいか」との質問では、「組織を率いるリーダーとなり、マネジメントを行いたい」という回答が23.5%と、過去最低に。安定志向でもリーダー志向を持たない傾向があるといえるこの世代。では、彼らはどのような仕事をしていきたいと考えているのでしょうか。

今後やりたい仕事「楽しくてやりがいのある仕事」が7割

「今後どのような仕事をしていきたいか」に対し、最も多かったのは「楽しくてやりがいのある仕事」で72.7%。「安定的に給与が得られる仕事」「自分のペースでやり切れる仕事」という回答も近年増加傾向にあります。

また、「働き続けたい会社の条件」では、「職場の人間関係が良い」は変わらずトップであるのに加え、「高い給与・賞与をもらえる」が増加。まさに「安定志向」を表す結果となっています。

新入社員に楽しさややりがいを

安定・やりがい・社会貢献がキーワードとなった今回の調査結果。年齢も近い新入社員に、やりがいを感じ取ってもらえたら嬉しいですよね。これを機に、まずは自分の取り組み等を振り返ってみてはいかがでしょうか。

【調査概要】

調査対象:同社が提供する新入社員向け研修(会場型・オンライン型)の受講者
調査期間:3月31日~年4月13日
調査方法:インターネット調査
集計対象:3659人

詳細はプレスリリースよりご確認ください。

出典元:ラーニングエージェンシー「新入社員意識調査」

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