入社したばかりの頃は、研修や先輩による指導など「学ぶ」機会が多いもの。つい受け身の姿勢が染みついてしまってはいませんか?
入社直後から自発的に行動できている若手ビジネスパーソンは、どのような意識で日々の仕事に臨んでいるのでしょうか。
メリービズ株式会社の長期インターン生・久野 曜さん(20)は、入社2カ月という短期間で、マニュアル作成やMA(マーケティングオートメーション)ツールの活用など、自分起点で行動を起こしながらアウトプットを続けています。
行動力の源について詳しく話を聞くと、そこには久野さんが大切にしている「感謝の気持ち」が垣間見えました。
『バーチャル経理アシスタント』を提供するメリービズ
メリービズ株式会社は、あらゆる経理業務を企業ごとにフルカスタマイズで代行するサービス『バーチャル経理アシスタント』を提供しています。
プロ経理人材が「経費精算」「請求書発行」「月次決算」「会計ソフト導入支援」「経理DX」のほか、「給与計算」「勤怠管理」などの関連業務まで幅広く対応。東証プライム市場上場企業から中堅・中小企業、スタートアップ企業まで様々な企業が利用しています。
「経理×アウトソーシング×マーケ」に惹かれて入社
久野さんは、大学3年生。2022年2月に同社へインターン入社しました。現在はマーケティングと事業開発・広報PRを兼ねたビジネスディブロップメントチームにて、コーポレートサイト・サービスサイトの記事制作やMAツール活用、メルマガ配信など幅広い業務を担当しています。
-----メリービスでインターンを始めようと思ったのはなぜですか?
久野さん:就職活動を始める前に「もっと社会のことを知っておきたい」「ビジネスを経験してみたい」と考え、インターン先を探し始めました。
もともと経理に興味があったこと、「売れるしくみ」を学ぶためにマーケティングに携わってみたかったこと、大学の授業でアウトソーシングの持つ可能性を知ったことなどから、メリービスに入社を決めました。
求人募集をみたときに「経理×アウトソーシング×マーケ」でインターンができるなんて、ここしかない!と思い、選考の面接でも「絶対にメリービスがいいんです」と強い気持ちを伝えました。
-----なぜ経理に興味を持つようになったのですか?
久野さん:父がずっと経理職としてキャリアを歩んでいるため、父の影響が大きいです。
父は「数字を見て、会社のことを把握し、それをもとに経営のアドバイスができるのは面白い」「自分で事業を立ち上げたわけではないけれど、"自分で動かしている"という感覚が持てる」など、熱く語ってくれることがあります。
このような話を聞いて、純粋に「面白そうだな」「たしかに魅力的だな」と関心が高まっていきました。
マニュアル作成やMAツール活用などに自発的に取り組む
まさに自分が求めていた環境だと感じた久野さんは、メリービスにてインターンを開始することになりました。早速、先輩社員からさまざまなことを教えてもらっているそうです。
-----具体的にはどんなことを学んでいますか?
久野さん:先輩社員による1on1を毎日、朝夕と2回ずつ行っていただいています。
始業前は「今日一日、何のために何をするか」を確認し、終業時には「達成度合いと問題点/改善点のフィードバック」について話しています。おかげでPDCAサイクルの習慣が身に付きました。
先輩社員からは「ゴールからの逆算で計画を立てて行動していく。これが自分でできるようになったら一人前だね」といつも言っていただいています。
その他、課題読書によるアウトプットトレーニングも行っています。これまで読書をしてもインプットだけで終えてしまっていたのですが、感想文の提出などアウトプットを行ったほうが実践に繋がると実感しているところです。
-----とても手厚いトレーニングですね。業務において力不足を感じる時は、どのような行動を起こすようにしていますか?
久野さん:入社した当初はPCにもあまり触ったことがなく、ショートカットキーすらほぼ知らず、力不足ばかり感じていました。
でも、落ち込んでばかりはいられないので「どうにかしなきゃ!」「教えてもらうことばかりだから、自分も恩を返したい」と考えるようになり、まず取り組んだのが業務マニュアルの作成でした。
チームとして共有しているマニュアルがなかったので、「誰がジョインしてもその業務内容がわかるように」と考えて、私が教えてもらったことを実践し、わかりにくい部分や改善した方がよいことを見つけたら周りに相談し、それも反映させてマニュアルをゼロから作っていきました。
読書と同じで、マニュアルという形でアウトプットすることで自分自身の理解を深めることができましたし、自分と同じように今後入ってくる新しい学生やメンバーのためにもなると思っています。
-----その他、自分起点で起こした行動はありますか?
久野さん:今まで社内で十分に活用できていなかったMAの活用に率先して取り組んだことです。
「あまり活用できていないな」と感じたことをそのままにせず、自分で調べて、実践して、解決していきました。微力ながら少しは貢献できているかなと思っています。
感謝の気持ちがあれば、行動を起こせる
このように久野さんは、インターン入社間もなくから、次々と行動を起こし続けています。
-----仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
久野さん:まずは、インターン生でも「常にお給料が発生している」ことを意識しています。何も発言できない会議でも、その場にいるだけでお金が発生しているんだと思うと、自然と議事録をとったり、メモをとったり、何かアクションしなければという気持ちになります。
一番大切にしているのは、感謝の気持ちを持つこと。入社して最も感銘を受けたのは、インターン生に対してこんなに手厚く成長のサポートをしてくれる職場環境です。
「ありがたい」「恩を返したい」このような感謝の気持ちがあると、業務に対しても「やらされている」感はなくなりますし、ミスを指摘された時でもポジティブに受け取ることができます。
マニュアル作成など自分起点で行動を起こせたのも、すべて「感謝の気持ち」を形で返したいと考えたからです。
------素敵な考えですね。今後、挑戦したいことなどはありますか?
久野さん:たくさんあります!まずは、メリービスの強みを活かしたコンテンツマーケティング、具体的にはコンテンツの企画から記事執筆、サイト掲載までのすべての行程に挑戦してみたいですね。
また、今はマーケティング領域を担当しているため、見込み顧客の獲得までが守備範囲ですが、インサイドセールスやフィールドセールスにも興味があります。ゆくゆくは実際にお客様にサービスを「売る」ところまで、自分の力でやってみたいと考えています。
-----これからが楽しみですね。ありがとうございました。
インターン生として仕事をする環境を「当たり前」と思わず、常に「感謝の気持ち」を持つことで、自分起点の行動を積み重ねている久野さん。
学ぶ時間が多く受け身の姿勢になってしまっている…そんな風に感じている若手ビジネスパーソンは、まずはその環境に感謝することから始めてみてはいかがでしょうか。
きっと「自分でもできる何かに取り組んでみよう!」と一歩を踏み出すことができるでしょう。
出典元:メリービズ株式会社
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