HOMEビジネス テレアポ業務は大変なだけではない?「現在の仕事に活きている」との回答が6割超え|RevComm調べ

テレアポ業務は大変なだけではない?「現在の仕事に活きている」との回答が6割超え|RevComm調べ

高橋共在

2022/04/22(最終更新日:2022/04/22)


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イメージ画像/iStock

4月も下旬に差しかかり、新卒で入社した若手ビジネスパーソンも研修が終わり始める時期でしょうか。営業職として入社した新入社員のなかには「いよいよテレアポが始まるけど、どれぐらい大変なのか想像がつかない」「自らのスキルアップにどれほど繋がっていくのだろうか」といった点が気になる人もいるのではないでしょうか。

株式会社RevCommは、新卒入社時にテレアポ業務を行っていた20代〜30代の会社員316人を対象に、新卒時のテレアポ実態調査を実施。4月18日(月)にその結果を公開しました。

9割以上の会社員が新卒時代のテレアポ業務を「大変だった」と感じていると回答。その一方で、「現在の仕事に活きている」と感じている人が6割以上にのぼっている点などが明らかとなっています。

9割以上の会社員が「テレアポが大変だった」と回答

調査結果によれば、9割以上の会社員が新卒時代のテレアポ業務を振り返ってみて「大変だった」と回答しています。その理由としては「なかなか成果につながらなかった」が59.0%で最多の回答数。次いで「モチベーションの維持が難しかったから」が49.5%、「ノルマのプレッシャーがあったから」が42.3%で続いています。

当時のテレアポ業務にどれだけ意欲的に取り組んでいたかを問う設問では、計53.1%が「意欲的だった」と回答。テレアポのモチベーション維持方法を問う設問に対しては「断られて当たり前だと割り切る」が46.2%で最多の回答数となっています。

半数近くが「意欲的ではなかった」との思いを持ちつつも、「駄目で元々」と考えることでモチベーションの維持を図っていた様子がうかがえます。

精神的なタフさやビジネスマナーなど「テレアポで身についたことが役立っている」と約6割が回答

一方、「新卒時代にテレアポを通して身につけたこと(スキルやマインドなど)が現在の仕事にも活きていると思いますか」との設問に対しては、回答者の計64.5%が「そう思う」と回答しました。

その具体的な内容としては、「精神的なタフさ」(53.4%)や「ビジネスマナー」(52.0%)、「会話の中の切り返し力」(48.5%)などが挙げられています。そのほかには「傾聴力」や「提案力」、「好意・興味を持ってもらうスキル」といった内容も。精神的に厳しさを覚える業務であるからこそ、そのなかで多くのスキルが学べるようです。

将来のことを見据えてテレアポに取り組むマインドを

「新卒がテレアポで成果を出すために『やっておいた方が良いこと』」という設問に対しては、「とにかく数をこなす」や「様々なパターンのトークスクリプトを用意する」といった回答が挙げられました。

新卒で営業として入ったビジネスパーソンのなかには、今まさにテレアポ業務に悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。「今の仕事で活きている」と回答した人が多い点も踏まえ、「どのように業務を遂行すれば成長に繋がるのか」といった観点を持ってみるとモチベーションも変わってくるかもしれません。モチベーションを高めて成果を出しつつ、その上で自らのスキルアップを図っていきましょう。

【調査概要】
調査対象:新卒入社時にテレアポ業務を行っていた20代〜30代の会社員
調査期間:4月6日〜4月7日
調査方法:インターネット調査
回答者数:316人

※詳細についてはプレスリリースをご確認ください。

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