サイバー攻撃が多様化・悪質化する昨今、新たなセキュリティシステムが開発できる「セキュリティイノベーター」が求められています。就活生や転職希望者の中には、サイバーセキュリティに関する仕事に就きたい人もいるでしょう。
国立研究開発法人情報通信研究機構「ナショナルサイバートレーニングセンター」は、若手セキュリティイノベーターの育成を目的としたプログラム「SecHack365 (セックハック サンロクゴ)」の2022年度受講生の募集を4月19日(火)から開始しました。
セキュリティイノベーターを育成する「SecHack365」
2017年からスタートした、セキュリティイノベーターを1年かけて育成するプログラム。第一線で活躍する研究者・技術者の協力のもと、システムやアプリケーションなどを開発して成果を競う「長期ハッカソン」を用いて研究開発と本格的な指導を受けることができます。
未来のサイバーセキュリティ分野の創出に向けた内容が詰まった、教育プログラムとなっています。
長期ハッカソンを用いた若手対象のプログラム内容
同プログラムは、25歳以下の学生や社会人を対象にしており、若手育成に力を入れています。長期ハッカソンを用いることで、モノづくりの機会を得ながら、高いレベルで革新的な研究・開発をすることができるといいます。
プログラムでは、「作る→見せる→意見をもらう」を繰り返して作品を作るため、他者の意見を取り入れることで、一人では開発し得なかった作品づくりができます。
また365日のプログラムでは、オフラインでの対面イベントも実施。受講生同士やトレーナーとコミュニケーションを取ることで生まれるアイデア・発想を重視した内容も含まれています。
継続力・発想力を高めたい人におすすめ
今回行われるプログラムは、セキュリティのスペシャリストたちから、技術的観点だけでなく、継続力や発想力といった観点からの指導も受けることができます。セキュリティイノベーターを目指す人はもちろんのこと、継続力・発想力を高めたい人にもおすすめです。
凝り固まった発想を柔軟にすることができそうですね。また発表や議論重ねるため、人前で話す力も身につくかもしれませんよ。
育成プログラムの募集は、5月10日(火)12:00まで。結果は5月30日(月)となっています。
セキュリティイノベーターを目指す人を含め、プログラム内容が気になる人はこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。
【2022年度SecHack365募集概要】
プログラム開始:6月11日(土)
応募資格:日本国内に居住する25歳以下の学生・社会人
募集人数:40人程度
参加費用:受講費用・指導費用は無料
※対面イベントを実施する場合には、イベント参加のための交通費・宿泊費等の実費相当分は参加者負担。学生(学校教育法に規定される学校に在籍者)、収入がないことが証明できる人は、全額補助されます。
プログラムの内容や日程などその他の詳細は、同社プレスリリースをご確認下さい。
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