「30分の会議の予定が1時間を過ぎた」「長時間会議したのに、結局結論が出なかった」このような経験のある若手ビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。
合同会社Endianは、「会議時間と生産性」に関するアンケート調査を実施。4月18日(月)に、その結果を公表しました。
71.8%が、会議は「60分より短くていい」
現在、多くの企業が会議を1時間単位で設定しているといいます。その時間設定に対し、ビジネスパーソンはどのように感じているのでしょうか。
同調査によると、約半数が「自分の勤務先の働き方は生産的ではない」と回答。さらに、71.8%が「60分より短くていい」と感じていることが判明しました。
現状の会議では、60分話した分の成果が出しづらい状況にあるようです。
生産性向上に「55分間働いて5分間休憩を取る働き方」という選択肢
それでは、どのような働き方であれば生産性は向上するのでしょうか。
同調査によると、69.6%が「55分間働いて5分間休憩を取る働き方」を自社に導入して欲しいと考えていることが分かりました。
実際に、同社は業務中の5分間の休憩が、生産性にどのような影響を与えるかを確認する認知機能実験を実施。その結果、5分休憩を取った方が、長時間業務し続けるよりも知的生産性がアップすることが判明したのだそう。
明確にルール化しなくても、この方法なら自分で意識的に取り入れることができそうですね。
5分の休憩が成果を生み出す
つい習慣的に長引いてしまう会議。集中力が途切れてしまい、長時間議論したにも関わらず結論は次の会議に持ち越し…というパターンを多くのビジネスパーソンが経験してるのではないでしょうか。
集中力を保ち、アイデアの出しやすい環境で成果を出したいビジネスパーソンは、まずは今日の1時間会議を5分早く終わらせて、その分の5分を休憩をあててみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象:全国のビジネスパーソン
調査期間:3月16日~3月17日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:500人
その他詳細は、同社プレスリリースをご確認ください。
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