HOMECareer Runners あなたの圧倒的強みは何?新卒で広報立ち上げにジョイン、若手社員に学ぶ"得意"を最大限生かす秘訣とは

あなたの圧倒的強みは何?新卒で広報立ち上げにジョイン、若手社員に学ぶ"得意"を最大限生かす秘訣とは

瑞姫

2022/04/27(最終更新日:2022/04/27)


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中出達也さん/提供:ベイシス株式会社

「自分に合った仕事をすることが大切」と言われても、自分にとって何が合っているか分からない人も多いのではないでしょうか。

ベイシス株式会社の2年目社員・中出達也さん(24)は、自身の強みをコミュニケーション能力と向上心の高さだと理解し、それを仕事に最大限活かして実際に成果を出しています。

どのようにして自分の強みを活かせる場所を見つけられたのか、実際に仕事に活かすことができたのか。中出さんに話を詳しく聞きました。

デジタル社会をインフラで支える会社

ベイシス株式会社は、デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を行う会社。通信・電力・ガス等のインフラ事業者に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。

また、近年では5GやIoTなどの次世代ネットワークに関する領域にも事業を拡大しています。

提供:ベイシス株式会社

入社の決め手は一風変わった面接

中出さんは2021年4月にベイシス株式会社へ新卒入社。同年に設置されたばかりの、経営企画部経営企画課の広報ポジションにアサインされました。

現在は主に広報業務一般を担っており、プレスリリースや社内報を執筆。採用広報の一環として、社員の取材記事をコーポレートサイトに掲載するなど、様々な仕事を自主的に行い、社内から高い評価を得ています。

-----入社の決め手を教えてください。

中出さん:入社の1番の決め手は「人」でした。30社近くの選考に参加していましたが、ベイシスは面接のやり方が一風変わっている会社だと思ったんです。それまで受けた選考は、ふるいにかけられるような気分だったのですが、ベイシスの選考は、自分自身をしっかりと深掘りしてくれるような質問が多かったんです。

「どうしてそう思うようになったのか」「モチベーションが上がるのはどんな時か」など、私自身を紐解いていくような、自分自身に興味を持ってくれているのがすごく伝わってくるような面接で、それがすごく印象的でした。

企業にとって採用面接官は会社の人材の如何を問われる重要なフロントラインだと考えていたので、その方たちが素敵な人であれば、彼らを通して入社されたベイシスにいる社員の皆さんも、きっと同じく素敵な人なのだろうと思いました。

「最も私の力を発揮できる環境はこの会社にある」と確信し、入社を決意しましたね。

中出達也さん/提供:ベイシス株式会社

-----もともと、広報を志望されていたんでしょうか。

中出さん:広報は第一希望の配属先でした。望んだ理由は、自分の「圧倒的コミュニケーション能力」と「向上心」の高さが活かせると思ったからです。「自分がいいと思うものを誰かに教えて好きになってもらいたい」という想いがマッチする仕事だと思ったことも大きいですね。

広報は私が新卒入社した期から立ち上げられたポジションでもあったので、立ち上げのフェーズを自分の手で担うという部分も、様々な挑戦や、分からないことを手探りで成功させるのが好きな自分に合っているなと思いました。実際に凄くやりがいを感じます。

-----中出さんにマッチした配属だったんですね。

中出さん:新入社員研修が終わった後に広報のポジションの募集があったんですが、現在の上司が広報に求めるのは「圧倒的なコミュニケーション能力」と「向上心」の2つだと解説していたんです。

その上司は25歳で独立して、以前は有名なWebマーケティングの会社で年間7億の予算を持っていた“スーパービジネスパーソン”。そのため、この人から仕事のやり方を学べば、「自分もビジネスパーソンとしていっぱしの何者かになれるのではないか」と思いました。

そこから上司に強烈なアピールを敢行した結果、念願叶ってアサインしていただきました。

広報業務で露出獲得を目指した

-----入社後、最も印象に残っていることはありますか?

中出さん:経済アナリストで株式市場でのインフルエンサー、馬渕磨理子さんのYouTubeチャンネル出演の機会が獲得できたことです。広報業務で露出を獲得しようと、他にやっていないような切り口を考えた時に、YouTubeで社長インタビューなどができればいいな、と思っていました。

「どうやったら出られるか」を考え、経済アナリストの方を中心に検索していると、Twitterで1.8万フォロワーの馬渕様が目に留まりました。YouTubeチャンネルがあることもその時に知ったので、「これはどうにかコンタクトを取らなければ」と思い、Twitterで直接DMをしました。

-----すごい行動力ですね!

中出さん:出身大学が同じで、同じ教授の授業を受けていたこともあってお話が弾んで、YouTubeへの出演が決まりました。その時は凄く嬉しかったです。さらに横展開をして、ターゲットメディアとしていた媒体への掲載も決まりました。

ベイシスを社会に届けられたという実感がありましたし、SNSでDMするなど積極的に、がむしゃらに自身の持ち味の行動力を活かすことができました。

中出達也さん/提供:ベイシス株式会社

仕事で大切にしている1日1アウトプットする習慣

-----仕事をする上でのマイルールはありますか?

中出さん:1日1アウトプットするように心がけています。これは上司からアドバイスをもらってやるようになった習慣なのですが、プレスリリースの叩き台でも記事の下書きでもいいので、何か1つ作って上司に見せる。フィードバックをもらう。それをやることが、日々のモチベーション維持に繋がっています。

あとは、目標設定ですね。他の部署は半期に一度評価が行われるのですが、僕は上司と月に1回は1on1をして、その時やっていることに対して最適な目標設定をするようにしています。

-----なるほど。他にも上司の方から学んだことではありますか?

中出さん:学んだというよりは一緒に仕事をしていて気づいたことなのですが、リモートワークは信頼残高がないと難しいので、上司との信頼残高は常に保っておくべきだと実際に仕事していて感じました。

以前リモートワークでコミュニケーションが上手く取れない時期があったのですが、実際に会ってコミュニケーションを取ることでお互いの状況を理解することができました。そうすることで「この人は大丈夫」という、心理的安全性が確保されたので、今はリモートワークでも上手くコミュニケーションが取れています。

もちろん仕事での信頼も大切で、きちんと有言実行することも欠かせません。それが「この人だったら仕事任せられるな」に繋がると思います。「言うだけでもダメで、言わずにやるのもダメで、言ってきちんとやる」というのも上司から言われて、心がけていることです。

大切なのは自分を客観視すること

-----キャリアにおける今後の目標などがあれば教えてください。

中出さん:ベイシスの全メンバーに、「広報の中出がいてくれてよかった」「広報って必要なんだ」と思ってもらえるような存在になりたいです。

私はベイシスという会社が好きで、事業内容も、理念も、どこにも引けをとらない素晴らしいものだと、自分の勤める会社ながら思っているんです。だからこそ「こんなに素晴らしいのに知られていないのはもったいない」と思っているので、長期的には超一流企業と遜色のない認知、理解をされる世界を実現したいです。

-----素敵です。最後に、これから就活を迎える学生や、進路に悩む同世代のビジネスパーソンにメッセージをお願いします。

中出さん:自分の強みや適性を理解して、それを発揮できる環境に入ることが"よい就職"だと思います。そのためには、自分の適性や得意なことはもちろん、何が好きで、何にモチベーションが上がるかを、自分で自分を客観視して知っておく必要があるんですよね。

生きていく中での1つ1つの意思決定において、なぜ自分がそうしたのかを考える。メタ認知することで自ずと道は開ける…とまでは言いませんが、それをすることが、自分に合った仕事に出会える第一歩だと思います。

-----ありがとうございました。

中出達也さん/提供:ベイシス株式会社

決して長くはない時間の中でも、中出さんの強みであるコミュニケーション能力と向上心の高さがひしひしと伝わってきた今回のインタビュー。会社への愛と熱意が感じられる仕事ぶりの裏には、自分の強みを最大限に活かせる環境がありました。

その環境にたどり着いたのも、中出さん自身が自分を客観視したからこその結果です。

「自分に何が向いているのか分からない」「やりたい仕事がない」という人は、中出さんのように小さな意思決定の裏にある自分の気持ちに目を向けてみることで、自分を客観視するきっかけが掴めるかもしれませんよ。

出典元:ベイシス株式会社

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