新しい年度がスタートし、これからのキャリアを本格的に考えていきたい就活生は多いでしょう。一方で「どんな点を重視して企業をみたらよいのだろう」と、自分らしい軸が見つからずにモヤモヤしている人もいるかもしれませんね。
株式会社ガロアは、大学生を対象に「就活状況」について調査を実施。4月12日(火)にその結果を公表しました。
これからの就活、自信をもってスタートを切っていきたい学生は、ぜひ同調査を参考にしてみましょう。
企業選びは人間関係を重視
コロナ禍でキャリアへのさまざまな価値観が生まれた今、大学生はどのような基準で企業選びをしているのでしょうか。同調査によると、「就職活動の企業選びで重視することは?」という質問に対し、「会社の雰囲気や価値観が合う」「社長や社員の人柄が良い」との回答が多く挙がりました。
多様性の尊重の大切さを強く感じている世代だからこそ、「自分や人の価値観が尊重されあう関係」を仕事においても求める傾向があるようです。
会社規模よりも、やりたい仕事を重視
「企業の規模についてはどう考えますか?」という質問に対しては、38%が「やりたい仕事ができるなら大企業がよい」、31%が「やりたい仕事ができるなら中堅・中小企業でもよい」という回答結果となりました。
新たな職種やキャリアの選択肢が増えている今、会社のネームバリューよりも、自身がやりたい仕事ができるかどうかが重視されるようです。
プライベートを大切にできる働き方を求める
同調査によると、「どのような働き方ができる会社に魅力を感じますか?」という質問に対し、多くが「フレックス制や時間有休で働くことができる」「リモートワーク・遠隔地勤務が可能であること」と回答。また、72%の大学生が「週に2~3回」の出勤を理想としていることもわかりました。
オフィスで働くことも大切である一方で、プライベートな時間も確保しながらスキルを伸ばしていきたい大学生は、これからも増えていくでしょう。
自分らしいキャリアを見つけよう
先の見通しが立てづらい社会において、自分らしい働き方で自身を成長させていきたい大学生が多いようです。これから就活を控える大学生は、「その企業でやりたいことができるのか」「求める働き方が実現できるか」などのポイントも重視して、企業選びに臨んでみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査期間:3月9日(水)~3月17日(木)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の学生
調査方法:インターネット調査
有効回答者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生455人
その他詳細は、同社プレスリリースをご確認ください。
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