コロナ禍で業界の種類や求められるスキルが多様化する中、就活生は自身の価値観やキャリアプランに合った企業を見極める必要があるでしょう。その見極めの方法として、企業の開催する「インターンシップ」への参加も選択肢のひとつです。
株式会社ディスコは、2023年3月卒業予定の学生を対象に「インターンシップについての考え」を調査。4月11日(月)にその結果を公表しました。
74.4%が「オンライン形式」に参加
コロナ禍で会社説明会や面接のオンライン化が進む中、インターンシップの状況はどうなのでしょうか。すでにインターンシップに参加した学生へ調査したところ。74.4%が「オンライン形式」のみのインターンシップであったことが分かりました。
一方で、「社員との座談会」や「仕事体験」をプログラムに組んでいる場合には「対面形式」のインターンシップが多いようです。
企業の担当者と実際に会って交流したい人は、「座談会」や「仕事体験」への積極的な参加が望まれそうです。
夏期休暇を利用しての参加が多数
同調査によると、56.1%の学生は「就職情報サイト」にてインターンシップ情報を集め、実際の参加時期は8~9月が多いことが分かりました。
夏期休暇を利用してインターンシップに参加するならば、夏前から早め早めの情報収集や申し込みが必要となりそうです。
プログラムの内容を重視
さまざまな企業がインターンシップを開催する中、就活生はどのような基準でインターンシップ先を選んでいるのでしょうか。
同調査によると、81.5%が「プログラム内容の詳細が記載されていること」を重視していたことが判明。
企業によってはインターンシップの時期が重なる場合も考えられるでしょう。プログラムの内容は事前にしっかりと調査し、どの企業のインターンシップに参加すべきか見極めていきましょう。
インターンシップ参加に高い満足度。志望度にも影響
「インターンシップの満足状況」を質問したところ、約半数の47.2%が「大変満足」と回答していることが分かりました。また、「就職志望度」についても、インターンシップ参加前後で大きく変化しています。参加前はインターン先の企業に「就職したい」と考えている人は25.4%であったのに対し、参加後は「46.1%」と大幅に増加。
自身の行きたい企業が定まらない学生は、インターンシップへの参加が1つのきっかけとなりそうですね。
キャリアに迷う就活生こそ、参加したいインターンシップ
インターンシップへの参加は、その企業への理解度が上がるだけでなく、志望度を上げることにも繋がることがわかりました。オンライン/オフライン問わず、キャリアに迷う就活生は、ぜひ積極的にインターンシップを活用してみては。
【調査概要】
調査対象:2023年3月卒業予定の大学生
調査期間:3月7日~17日
調査方法:インターネット調査
有効回答者数:718人
その他詳細は、同社プレスリリースをご確認ください。
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