「早くステップアップしたい」「まだ若手だけど、リーダーを目指したい」そう考えて、日々成果を出すべく奮闘している若手ビジネスパーソンも多いでしょう。
早期の段階からリーダーを任されている人には、いったいどんな要素があるのでしょうか?
アルサーガパートナーズ株式会社のフロントエンジニア・中満 望実さん(25)は、未経験エンジニアとして入社後、約半年でプロジェクトリーダー/チームリーダーに昇格。プロジェクトやチームをけん引する存在として、早くも頭角を現しています。
中満さんは、どのようなモチベーションで仕事に臨んでいるのでしょうか。スピーディーにステップアップするために意識していることとは?詳しく話を聞きました。
社員の8割がエンジニア「アルサーガパートナーズ」
アルサーガパートナーズ株式会社 は、「人をつくる、だからモノをつくれる」をビジョンに掲げる、ワンストップ・DXソリューションパートナーです。
社員の8割がエンジニアという組織構成。ワンフロア内に戦略コンサルティング・UX/UIコンサルティング・企画・エンジニアリング・デザイン・保守運用などITシステムの開発に必要なすべての機能を備えており、顧客のDX事業のストーリーに、熱量高く寄り添い、新しい未来をつくることを目指しています。
コロナ禍でキャリアアップを検討、未経験エンジニアへ
中満さんは、「人に喜んでもらいたい、人を幸せにしたい」という想いのもと、飲食業界の企業に新卒入社。飲食店の店長などを務めた後、コロナ禍でキャリアアップを検討し始め、自身でプログラミングの学習を始めました。
徐々に「プログラミングって楽しい」「エンジニアになりたい」と思うようになり、2021年4月、アルサーガパートナーズに未経験エンジニアとして転職しました。
-----「人を幸せにしたい」という素敵な軸はどのようにして生まれたのですか?
中満さん:大学時代に所属していた体育会系のラクロス部で、「部の雰囲気づくり」「チームづくり」に主体的に取り組んでいたことが大きく影響していると思います。
よりよいチームにするために実行していたさまざまな企画を通じてメンバーに喜んでもらえたことがとても嬉しくて、「もっと人に喜んでもらえることがしたい!」と思うようになりました。
-----キャリアアップを検討した時、なぜプログラミングを始めたのですか?アルサーガパートナーズに入社を決めた理由についてもお聞かせください。
中満さん:両親や弟がIT関係の仕事をしているので、「私もやってみようかな」と思い立ったことが始まりでした。学び始めてみると楽しくて、すぐに「エンジニアとして働きたい」と思うようになりましたね。
アルサーガパートナーズには、プログラミング学習の過程で出会った方に紹介していただいたことがきっかけで出会ったのですが、若いメンバーが多く、色々な技術をつかって開発を行っていることに魅力を感じ入社しました。
一番の学びは「わからないことをそのままにして進めない」
こうして中満さんは、未経験エンジニアとして新たなキャリアをスタートしました。
-----入社後、一番印象に残っている仕事は何ですか?
中満さん:入社3カ月で、使用したことのない新技術を使ってゼロから新しいシステムをつくるプロジェクトにジョインしたことです。
難しいと感じる場面が非常に多かったのですが、その分学びややりがいも大きく、とても印象に残っています。
-----具体的にどのような学びがありましたか?
中満さん:"わからないこと"を"わからないまま"進めてしまうことで、余計なロスが生じてしまい、プロジェクトの遅延に繋がってしまうことがありました。
そのため、「わからないことは、そのまま進めずにしっかり解消してから進めなければならない」と学びました。
ワンフロアにエンジニア含め多くのポジションの人がいるという、アルサーガパートナーズならではの特徴をもっと活用できれば、業務の効率化にも繋がるはず…。そう気が付けたことで、人に頼ることや、早い段階で周囲と認識を合わせることを意識できるようになりました。
-----それは大きな気付きですね!このプロジェクトは今でも続ているのでしょうか?
中満さん:はい。実は、今はこのプロジェクトのリーダーとして、主にフロントエンドを引っ張っています!
「私はもっとできる」主体的に行動を起こすことを意識
入社半年という早い段階から、"リーダー"としての役割を担っている中満さん。なぜここまでスピーディーに成長できているのでしょうか。
-----仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
中満さん:受け身ではなく、主体的に動くことです。リーダーになる前から「私がプロジェクトを動かす!」ぐらいの意気込みで仕事に臨んでいました。
アルサーガパートナーズには、毎月新しいメンバーがジョインしています。「どんどん増えていくメンバーの中に埋もれたくない」「私はもっとできる」ずっとこう思いながら、主体的に行動を起こしてきました。
社長がいつも言っている言葉で「バグ(失敗)を否定しない」というものがあります。この言葉は社風としてもしっかり根付いており、自走力が高く自分から動いているメンバーが非常に多いんです。そういったメンバーによい刺激をもらっていることも、自分が主体的に動けている要因ではないかと思います。
-----なるほど、社風の影響もあるんですね。具体的には、どのようなことに主体的に取り組んでいますか?
中満さん:日々のプロジェクトの業務においては、「現状の課題の整理」「解決策の提案」「実行」をルーティンに組み込むようにしています。そうすることで、主体的に動く仕組みをつくることができるからです。
また、プロジェクト以外の部分においても、社内でスキルをシェアするためのライトニングトークイベントの企画を復活させました。
もともと「会社主導」で行っていたスキル共有会が、コロナ禍で1年間ほど途絶えてしまっていたので、私が「復活させたい」と手を挙げたんです。ただ復活させるだけではなく、気軽にたくさんのメンバーに参加してほしいという思いから「メンバー主導」で企画準備をする形にアップデートし、先日初めて開催しました。任意参加だったにもかかわらず60人ほどが参加してくれたので、今後も継続的に開催しようと思っています。
よいプロダクトをつくるために
-----本当に主体的に、色々なことに挑戦しているんですね!入社前と今とを比較して、「理想のエンジニア像」にも変化はありましたか?
中満さん:はい。入社前は未経験だったこともあり「とりあえずコードか書けるようになりたい」と思っていましたが、今は「よりよいプロダクトをつくりたい」という気持ちが大きいです。
コードを書くだけではなく、プロダクトの成長や着実な実装のために、チーム一丸となって「よいプロダクトにするためには何をすべきか」を一緒に考えて取り組んでいきたいです。
-----最後に、今後の展望についてお聞かせください。
中満さん:チームリーダーとしては、それぞれのチームメンバーに向き合って、目標高く仕事ができるようにマネジメントをがんばりたいです。
プロジェクトリーダーとしては、プロジェクトを円滑に進めるための仕組みづくりに挑戦したいですね。ドキュメントのフォーマットを整えるなど、新しくジョインしたメンバーでも迷わず業務が進められるような体制にしていきたいです。
新しいことにどんどんチャレンジできる環境に感謝しつつ、これからは自分がやってきたことや学んできたことを他のメンバーに伝えていくことも意識していきます!
-----ありがとうございました。
社内で際立った存在でいるために、とにかく主体的に行動を起こし続けている中満さん。いち早くリーダーのポジションに就くことができたのも、「私はもっとできる」と自分に言い聞かせながら努力を続けた結果なのでしょう。
スピーディーな成長を追い求めるために、今日からあなたも「主体的に動くこと」をより意識して仕事に臨んでみませんか?
出典元:アルサーガパートナーズ株式会社
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