新聞広告からSNS広告まで、顧客が企業の商品やサービスを認知する機会はありとあらゆるところに存在します。顧客にアプローチする手段はさまざまある中、コロナ禍において企業のマーケティング方法にも従来との変化はあるのでしょうか。そして、顧客は主にどのような媒体を経由することで、商品やサービスを認知しているのでしょうか。
株式会社メディックスは、BtoBマーケティング担当者と製品選定者の双方にアンケートを実施。マーケティング方法の変化と顧客の動向について調査し、結果を公表しました。
コロナ禍での企業と顧客の関係変化
コロナ禍で、商品やサービスを知る方法として、アナログなツールのみならず、デジタルツールもさまざまに登場してきました。
そのため、企業と顧客の関わり合いには変化が生じてきているのでは。より多くの新規顧客を獲得していきたいBtoBマーケティング担当者は、これらの変化をしっかりと捉えておきたいですよね。
BtoB企業のデジタルシフト
同調査において、BtoB企業のマーケティング予算の内訳を調べたところ、Webマーケティングが占める割合が2019年度よりも増加傾向にあることが分かりました。
商材別でみると、SaaS系商材では50%~75%以上に、非SaaS系商材では25%未満の割合でWebマーケティングの予算を割いていることが判明。
BtoB企業の多くは、マーケティング方法としてデジタルへシフトしているようです。
顧客の情報収集源の変化
同調査では、IT製品の顧客と製造製品の顧客に対し、商品やサービスを知るきっかけは何であるのか、アンケートを実施。
その結果、両者ともに「展示会、専門イベント(20.8%)」「ベンダ・メーカーが主催するイベントやセミナー(16.3%)」が減少した一方で、「ホームページ」を収集源として使用する割合が約20%と、2019年度よりも増加傾向にあることが分かりました。
オンラインを介して商品やサービスの情報を集める顧客は、以前に比べ多くなっているようですね。
Webマーケティングの導入が有効に
コロナ禍において、企業側も顧客側も、多くがオンライン上で繋がりを見せているようです。新規顧客によりアプローチしていきたいBtoBマーケティング担当者は、Webマーケティングのさらなる強化が鍵となるのでは。
【調査概要】
調査対象:BtoBマーケティング担当者およびIT/製造業製品選定者
調査日:2021年10月04日~2021年10月05日
調査方法:インターネット調査
回答人数:773人
その他詳細はプレスリリースをご確認ください。
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