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バーテンダーに必要な資格とは?おすすめの資格を3つ紹介

U-NOTE編集部

2022/04/25(最終更新日:2022/08/25)


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お酒のスペシャリストとして、スタイリッシュな印象がある「バーテンダー」にあこがれている人も多いのではないでしょうか。バーテンダーになるためには、資格は必要なのか、気になる人もいらっしゃるでしょう。

本記事では、バーテンダーを目指す人やスキルアップしたい人におすすめの資格をご紹介します。

バーテンダーとして活躍したい人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

バーテンダーになるために必要な資格とは?

「バーテンダーになるためには資格が必ず必要なのかな」と思っている人もいるのではないでしょうか。

実は、資格がなくてもバーテンダーとして働くことは可能です。

しかし、自分のバーテンダーとしての力量を測るため・顧客に信頼してもらうためなどの様々な理由でバーテンダーの資格を取る人もいます。

以下では、バーテンダーを目指す人におすすめの資格を3つご紹介します。バーテンダーを目指している人は、知識を身につけるためにも資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

 

バーテンダーを目指す人におすすめの資格①バーテンダー呼称技能認定試験

バーテンダーを目指す人におすすめの資格の1つ目は、バーテンダー呼称技能認定試験です。

 

バーテンダー呼称技能認定試験の資格の内容

バーテンダー呼称技能認定試験は、一般社団法人日本バーテンダー協会通称N.B.A.が主催する資格です。

N.B.A.は日本における最大級のバーテンダー団体なので知名度が高いところがポイント。

試験の内容の多くは「改訂 N.B.A. 新オフィシャル カクテルブック」から出題されます。

改訂 N.B.A. 新オフィシャル カクテルブック」は、約3千円ほどで売られています。

バーテンダーを目指す初心者でもわかりやすい内容なので、「あまりお酒の種類もわからない」という人は、まずは本を読んで勉強してみましょう。

 

バーテンダー呼称技能認定試験の難易度

バーテンダー呼称技能認定試験の合格率は発表されていません。

しかし、「改訂 N.B.A. 新オフィシャル カクテルブック」と衛⽣問題を押さえておけば、十分合格できるテストです。

2020 年度 「バーテンダー」呼称技能認定試験 」のように、ネット上に過去問を公開してくれているので、勉強もしやすいところが嬉しいポイント。

バーテンダーとして働けるように覚える知識をしっかりと押さえましょう。

 

バーテンダー呼称技能認定試験の取得に必要な費用

バーテンダー呼称技能認定試験の受験料や合格認定料は、N.B.A.会員か非会員かで値段が大きく変わります。

受験料は、N.B.A.会員の場合5,500 円・非会員の場合は22,000 円です。合格認定料は、N.B.A.会員の場合5,500 円・非会員の場合11,000 円です。(2022年3月31日現在)

参考:協会呼称技能認定試験 要綱 

バーテンダーがN.B.A.会員になるためには、入会金3,000円・年会費18,000円が必要です。(2022年3月31日現在)

参考:正会員 入会/復会申し込み

N.B.A.会員になると研修会やセミナーに参加できたり大会に出場できたりするメリットもあるので、大会に出て活躍したいバーテンダーはN.B.A.会員になることも検討してみてはいかがでしょうか。

 

バーテンダー呼称技能認定試験を取得するための要件

バーテンダー呼称技能認定試験を取得するための要件は公式サイトによると以下のように示されています。

受験資格は、正会員⼜はアルコール飲料を取り扱う飲⾷、サービス業に従事し、満 20 歳以上の者で、試験当⽇の衛⽣講習会受講済みであること。 
引用:協会呼称技能認定試験 要綱 

正会員になる必要はありませんが、バーテンダー呼称技能認定試験の上位の資格を取ることを視野に入れている人は正会員になることをおすすめします。

>>バーテンダー呼称技能認定試験の公式サイトはこちら

 

バーテンダーを目指す人におすすめの資格②インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験

バーテンダーを目指す人におすすめの資格の2つ目は、インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験です。

 

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験の資格の内容

上記でご紹介したバーテンダー呼称技能認定試験と同じように、インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験もN.B.A.が主催する資格です。

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験は、バーテンダー呼称技能認定試験の上位資格です。

試験の内容は「改訂 NBA 新オフィシャルカクテルブック」から出題される学科試験と、実技試験が行われます。実技試験では、フルーツカッティング・シェーク・ステアの技術が問われます。

参考:協会呼称技能認定試験 要綱

 

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験の難易度

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験の合格率は発表されていません。

しかし、学科試験だけではなく実技試験もあることからバーテンダー呼称技能認定試験よりも難易度が高くなっていることが考えられます。

日々のフルーツカッティング・シェーク・ステアを、会員ページにある動画の動作を意識して行ってみることをおすすめします。

 

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験の取得に必要な費用

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験の取得に必要な費用は、受験料が5,500 円・合格認定料が16,500円、総額22,000円必要です。(2022年3月31日現在)

インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験を取得するための要件
インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験を取得するための要件は、公式サイトによると以下のとおりです。

N.B.A.正会員限定。協会在籍 3 年以上実務経験 7 年以上の正会員で、バーテンダー呼称技能
認定を取得して 2 年が経過した満 25 歳以上の者。 
引用:協会呼称技能認定試験 要綱 

バーテンダー呼称技能認定を取得して2年後・協会在籍などの様々な条件があることに注意しましょう。

>>インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験の公式サイトはこちら

 

バーテンダーを目指す人におすすめの資格③日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験

バーテンダーを目指す人におすすめの資格の3つ目は、日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験です。

 

日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験の資格の内容

出典:認定試験一覧・概要
 

一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会通称HBAが主催する資格は上記の画像のように様々な資格があります。

初心者は、HBAカクテルアドバイザーもしくはHBAビバレッジアドバイザーの資格をおすすめします。

HBAカクテルアドバイザーは、会社員や主婦などの趣味として資格を取りたい人におすすめの資格です。HBAビバレッジアドバイザーは、バーテンダーを目指す人におすすめです。

HBAビバレッジアドバイザーを取った後、HBAバーテンダー・HBAシニアバーテンダーなど上位の資格を取れます。

 

日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験の難易度

出典:認定試験合格者・合否推移

HBAビバレッジアドバイザーの合格率は上記の画像のとおりです。

合格率は60%前後と、非常に難易度が高いわけではありませんが、しっかりと勉強をしていないと足元をすくわれる可能性があるので注意しましょう。

 

日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験の取得に必要な費用

HBAビバレッジアドバイザーの受験料は、会員の場合25,000円・非会員の場合35,000円です。(2022年3月31日現在)

HBAビバレッジアドバイザーの対策講座であるHBAビバレッジハンドラー技能講習会を受けるためには、会員の場合20,000円・非会員の場合25,000円必要です。

HBAに入会するためには、20歳以上であり3年以上の飲料業務を経験していなければいけません。また、入会費と年会費を合わせて28,000円必要です。

上位の資格を取りたいと思っている人は、会員になることをおすすめします。

 

日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験を取得するための要件

HBAビバレッジアドバイザーを受けるためには、20歳以上であること・飲料関係者、HBAバーテンダー資格を取得する意欲があることが必要になります。

HBAビバレッジアドバイザーに興味がある人は以下の公式サイトを参考にしてください。

>>日本ホテルバーメンズ協会主催認定試験の公式サイトはこちら

 

資格をとってバーテンダーとしての自信をつけよう

本記事では、バーテンダーにおすすめの資格について詳しくご紹介しました。

バーテンダーとして働くためには資格は必要ありませんが、お客様にお酒を楽しんでもらうためにも、自分に自信をつけるためにも、体系的にお酒について学べるバーテンダーの資格を取ることをおすすめします。

本記事を参考にバーテンダーとして輝くための資格を取得を検討してみてはいかがでしょうか。
 

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