HOMEビジネス 今はまだ知らない、あの企業に入社するかも!約6割が「就活前には知らなかった企業」に就職|リクルート調べ

今はまだ知らない、あの企業に入社するかも!約6割が「就活前には知らなかった企業」に就職|リクルート調べ

綱嶋直也

2022/03/30(最終更新日:2022/03/30)


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就活生の中には「業界はだいたい絞ったけれど、企業の数が多すぎてどこを受ければよいのかわからない」「知っている企業を、とりあえず受けてみようかな」など、選考を受ける企業の選定に躓いている人もいるのではないでしょうか。

株式会社リクルートの研究機関・就職みらい研究所は、大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施。3月25日(金)、その結果を公開しました。

コロナ禍でこれから就活を控え、不安を抱える学生はぜひ参考にしてみましょう。

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内定獲得期間は4〜6月が最多

企業の採用担当者や先輩社員と直接会う機会が限られ、また、就活の早期化が進む中、就活生はどれくらいの時期に内定を得ているのでしょうか。

同調査によると、「初めて内定取得をした時期」に4月をあげる人が最も多く、「就職確定先から内定を取得した時期」では6月が最も多いことがわかりました。最初の内定後も、しばらく就活を続ける傾向にあるようです。

就職内定率は96.4%、知らなかった企業への就職も

今回の調査では、就職内定率は昨年と同水準の96.4%であることが分かりました。

また、就職確定先には約6割の学生が、就活前には知らなかった企業を選んでいることが判明。「就職情報誌」や学外の「合同セミナー」を活用することで、新たな企業との出会いを掴んでいるそうです。そして、実際に面接にて企業の担当者と会話することで、入社意欲がさらに高まるのだとか。

コロナ禍で外出が厳しく、オフラインで情報の取得が難しい今。自身の学内情報のみならず、学外の情報誌やセミナーを積極的に活用し、情報を掴みに行く姿勢が就活を成功に導いてくれるのかもしれませんね。

【調査概要】

調査対象:2022年度卒の大学生・大学院生
調査日:3月11日(金)~3月14日(月)
調査方法:インターネット調査
回答人数:8717人

その他詳細はプレスリリースをご確認ください。

出典元:就職みらい研究所

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