コロナウイルスによってテレワークやリモートコミュニケーションを活用した新たな働き方が定着しつつある昨今。自宅以外の第三の場所に対するニーズが高まっていますよね。
株式会社ブイキューブは、「家でも職場でもない第三の場所(サードプレイス)に関する実態調査」を実施。3月24日(木)にその調査結果を公開しました。
自分時間のためにサードプレイスを利用する人が多数
なぜサードプレイスが必要だと感じている人が多いのでしょうか。その理由として、「サードプレイスではひとりの時間がとれるから」「自宅よりサードプレイスのほうがやりたいこと、やるべきことに集中できるから」が4割以上を占めました。
特に実家暮らしをする人などは、自分時間を作るためにサードプレイスを利用している人が多いのかもしれませんね。
半数以上が「サードプレイスを仕事場所として利用したい」と回答
次に、「サードプレイスを仕事場所として利用したいかどうか」を尋ねたところ、半数以上が利用したいと回答。自分時間を作る以外に、仕事をする場所として利用したい人が多い結果となりました。
そこから、サードプレイスでの仕事効率について聞いてみると、オフィス・自宅に比べて、効率的に働けるとの回答者も半数を超えました。自宅は、家族が家にいたり他のことに気を取られたりと、仕事の集中がしづらい人が多いようです。オフィスでの仕事の効率性に比べて、多い割高で仕事が捗ると感じることがわかりました。
利用したい場所は「シェアオフィス・コワーキングスペース」「カフェ」など
また具体的なサードプレイスの場所としては、「シェアオフィス・コワーキングスペース」「カフェ」「個室ブース」が上位に挙がる結果に。特にリモートでの仕事は、パソコンを利用することが多いため、通信環境が整っている場所が選ばれやすい傾向にあるようです。
自宅では仕事が集中しづらいという人も、サードプレイスを利用し、独自の仕事環境を作っていることがわかりました。リモートワークを行う人は、今回の調査結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県のいずれかに居住する会社員または経営者500人
調査時期:2022年2~3月
調査方法:インターネット調査
その他調査の詳細は、同社プレスリリースをご確認下さい。
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