日々の仕事のなかで、納得いく仕事ができて嬉しい時もあれば、成果がなかなか上がらずに悔しい思いをすることもあるでしょう。
苦しい時でも目標に向かってもうひと踏ん張りするためには、一体なにが必要なのでしょうか。
シナジーマーケティング株式会社の2年目社員・原田優さん(24)は、広告商品の営業を務めており、事業売上前年度比2桁の成長に貢献。その成果が認められ、昨年12月に新人賞を受賞しました。
目標以上の成果をあげるために、原田さんはどのようなことを大切にして仕事に臨んでいるのでしょうか。詳しく話を聞きました。
デジタルマーケティング活動を支えるCRMシステム「Synergy!」
シナジーマーケティング株式会社は、「人と企業が、惹かれ合う世の中へ。」をビジョンに、「Create Synergy with FAN」をミッションに掲げ、顧客のデジタルマーケティング活動を分析から企画・設計、運用、効果検証まで、クラウドサービスと人的サービスで、総合的に支援する企業。
集客、顧客情報の統合・一元化、クロスチャネル・メッセージング、分析まで、CRMのあらゆる活動を支える国産CRMシステム「Synergy!」を提供しています。
実家の花屋の課題がきっかけで、マーケティングに興味を持つように
原田さんは、学生時代に2社でインターンを経験後、2020年4月に同社へ新卒入社しました。
1年目はクラウドサービスを通じたマーケティング支援の仕事に従事し、2年目で現在の部署に異動。現在は「Yahoo!ダイレクトオファー」というメール広告商品の営業を担当しています。
具体的には広告代理店との窓口となり、広告配信までのスケジュール調整、配信、そしてその後の実績報告や次回に活かす改善点の洗い出しなどを行っています。
-----どのような軸で就活に臨んでいたのですか?
原田さん:「マーケティングを学べること」「成長している企業」「人や環境」の3軸で就活をしていました。
実は実家が花屋を経営しており、例えば「顧客の情報が蓄積されておらず活用もできていない」「ソフトを使えば簡単な作業も手動で行っている」など、さまざまな課題を毎日目の当たりにしています。
「どうやったらもっと効率化できるのだろう?」「自分が手伝えることは何だろう?」とずっと考えていたことが、マーケティングに興味を持つきっかけになりました。
-----数ある企業の中から、シナジーマーケティングを選んだ決め手は?
原田さん:3つの軸にすべてはまったのがシナジーマーケティングだったからです。
特に選考においては正式な面接にくわえて、比較的カジュアルな面談も用意していただき、じっくり対話をしていく中で「ありのままの自分を知ろうとしてくれている」「尊重しあえる関係性が築けそう」と感じたことが最終的な決め手となりました。
少しずつ「知らない」を「知る」に変えていく
こうして入社を決めた原田さん。2年目の異動後は前年度比2桁の成長に大きく貢献し、昨年末、新人賞を受賞しました。
-----どのような点が受賞に繋がったとご自身では分析されていますか?
原田さん:目標に向けて、四半期ごとに必ず振り返りを行い、「前期できなかったことは来期に必ずできるようにする」ことを心がけていたことが評価していただけたのではないかと考えています。
出向直後は「全部自分がやらなければ!」と思い込んでしまい、いっぱいいっぱいになってしまうこともありましたが、徐々に注力すべき案件がわかるようになり、仕事の優先順位も付けられるようになりました。
どのような頻度でコミュケーションをとれば案件受注ができるのかといった、自分なりのペース配分ができるようになった点も、自分の中では成長できたかなと感じる部分です。
-----うまくいかなくて悔しい思いをしたこともありますか?
原田さん:あります!メール広告の原稿について多数の質問をいただいた時、自分の知識不足ですべてにその場でお答えできないことがありました。「自分には知らないことがまだたくさんある」と思い知らされ、とても悔しかったですね。
ただ、「知らない」を「知る」に変えることができた機会でもありました。
この時に新たに知った知識を、さっそく帰宅後に実家の花屋のウェブサイトの改修に活用し、悔しい思いを晴らしていたことをよく覚えています(笑)。
-----力不足や経験不足を感じた時、どのような行動をとるようにしていますか?
原田さん:人に頼らず進めてしまった結果ミスをしてしまうと、どれだけ他の人に迷惑をかけてしまうか…ということを、これまでの業務の中で深く学んだので、わからないことや知らないことに対しては独断で判断しないよう、わかる人に聞くようにしています。
そして、力不足を感じたことは経験としてしっかり覚えておいて、「次同じようなことが起きた時には対応できるように」と気持ちを切り替えています。
「何が喜びか」「何がやりがいか」を明確化
-----とても前向きな姿勢が印象的ですが、原田さんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
原田さん:対「人」には、責任を持つこと。対「自分」には、楽しむことを大切にしています。
-----"楽しむ"と言うと?
原田さん:仕事の中に、自分なりの喜びややりがいを見出すことです。
「知らない」を減らし、「知っている」を増やす。そうして育んだ知識を、業務や実家の花屋の経営に活かすことが私にとっての喜びです。
また、高い目標を掲げてそれを達成できた時や、お客様から「ありがとう」と言っていただいた時にやりがいを感じます。
このように、自分の中で「何が喜びか」「何がやりがいか」を明確化することでモチベーションが向上し、その結果、成果にもつながると思っています。
-----実家の花屋さんの経営にも、業務で学んだことをすぐに実践されているんですね。
原田さん:そうですね、趣味みたいなものですが(笑)。
具体的には、レジのシステムを電子決済可能なものに総入れ替えしたり、花屋のSNS運用を始めてみたり、さまざまなことに取り組んでいます。
レジの入れ替え後にはスタッフの方がとても喜んでくださいましたし、SNS経由で注文も入るようになり、少しずつ成果として出てくるようになったのが嬉しいですね。
マルチプレイヤーとなり、仕事の幅を広げたい
自分の中で仕事で得られる喜びややりがいを見出し、モチベーション高く業務に臨んでいる原田さん。仕事に対するポジティブな向き合い方が根底にあるからこそ、大きな成果をあげられたのではないでしょうか。
-----最後に、今後の展望についてお聞かせください。
原田さん:お客様に「原田さんだったら、ここまでやってくれるから心強い」と思っていただけるような人材になることです。ホスピタリティの気持ちを大切に、なるべくサポートできる範囲を広げ、広告配信後も次に繋がるような施策などをご提案していきたいです。
個人的には、20代のうちに視野や想像力を広げるための自己投資を行い、長期的にはマルチプレイヤーを目指したいですね。
マーケティングを極めたい気持ちはもちろんありますが、それに限らず、語学やクリエイティブスキルなどもどんどん磨き、選択肢を広げたい。複眼的なセンスを持てるようになれば、小さいチャンスでも逃さずキャッチすることができ、できる仕事の幅も広がっていくのではないかと考えています。
日々の業務の中で「なかなか成果が出ない…」「力不足を感じて辛い」とくじけそうになることは、誰にでもあるでしょう。
そんな時は、原田さんのように「何が自分にとって喜びなのか」「どんな時にやりがいを感じるか」を改めて考えて言語化してみると、「もうひと踏んばりしてみよう!」と思えるかもしれません。
自分自身で高めたモチベーションを味方につければ、なかなか手が届かなかった高い目標にも、確実に近づくことができるのではないでしょうか。
出典元:シナジーマーケティング株式会社
出典元:Synergy!
出典元:Yahoo!ダイレクトオファー
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