4月は新たなスタートとなる月。新生活への期待とともに、慣れない環境への様々な不安を抱えている若手ビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。
株式会社ラーニングエージェンシーは、2022年4月入社予定の内定者743人を対象に「内定者意識調査」を実施。その結果を公開しました。
内定者の75.4%が「不安、心配な気持ち」
これから社会人となる内定者に、どのような気持ちを持っているのか尋ねたところ、「不安、心配な気持ち」が75.4%、「嬉しさ、楽しみな気持ち」が57.0%、3位「期待感」が41.7%でした。昨年の調査結果と同様だったものの、依然として不安な気持ちと33.7ポイントもの差が残っています。
内定者の7割が 「自分の能力」に不安、人間関係も
4月入社に向けて不安に感じていることを複数回答で尋ねた結果、「自分の能力で仕事についていけるか」が71.5%、「しっかりと成果を出せるか」が61.7%、「職場のメンバーとうまくやっていけるか」が52.8%でした。全体的にポイントが上昇しており、仕事での能力と人間関係の両方で不安があることが分かりました。
マナーや仕事の進め方など、サポートが必要
内定期間中に会社に希望するサポートについて尋ねたところ、昨年同様、「先輩社員との人間関係を築く機会がほしい」が63.2%でした。それに続き、「マナーや仕事の進め方など、社会人の基礎を教えてほしい」が53.3%、「業界の専門知識や専門スキルを教えてほしい」が54.3%と続きました。内定者の主な不安の内容に対応するとともに、仕事面でのスキルアップを望んでいるようです。
この4月から社会人となり、初めて会社で働くこととなる内定者たち。コロナ禍のために大学はオンライン授業が中心となり、また先輩社員と交流する機会もほとんど無かったことから、「人間関係」の構築に不安があるようです。
新社会人を目前にして、自分も同じような不安を感じている…という人は、まずはその気持ちをしっかり内定先に伝えておくことが必要かもしれませんね。
調査結果の詳細については、プレスリリースをご覧ください。
【調査概要】
対象者:同社が提供する内定者向け研修の受講者(2022 年卒業予定)
時期 :2021年10月19日~2021年11月30日
方法 :Web・マークシート記入式でのアンケート調査
サンプル数:743人
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