コロナ禍で急速にひろがったDXにともない、「日頃会社で使うツールが新しくなった」「新しいIT知識の必要性を感じている」という若手ビジネスパーソンも増えたのではないでしょうか。
株式会社ProgateとMMD研究所は共同で、20歳〜59歳の正社員の男女1万人を対象に1月28日(金)~1月31日(月)の期間で「従業員からみたデジタル課題に関する実態調査」を実施。その結果を2月24日(木)に公開しました。
「デジタル化についていけていない」が2割に上る
同調査で「業務のデジタル化についていけているか」という質問に対し「あまりついていけていない」「ついていけていない」を合わせると、20.8%もの人が「デジタル化についていけていない」と感じていることがわかりました。
また約4割の人が「どちらともいえない」と回答していることから、業務のデジタル化に戸惑っている人が少なくないこともわかります。
デジタルスキルを勉強している人は3割にとどまる
「業務のデジタル化に戸惑っている」「ついていけていない」と感じている人が少なくない一方で、デジタルスキルを学んでいる人はどのくらいいるのでしょうか。
同調査で「デジタルスキルに興味がある」と回答した人が7割に上る一方で「勉強している」人は3割にとどまる結果となっていました。
確かに仕事をしながら新たな学びを取り入れることは、簡単なことではないでしょう。ただ業務上必要になってくるであろうスキルを先行して身につけておけば、ゆくゆくのキャリアで役立つかもしれませんね。
同調査にもあるように、今デジタルスキルを身につけることは、自分が担当できる業務の幅を広げること、自分の市場価値をあげることにつながります。
なお、9割以上が効果があったと実感/効果を実感したデシタルスキルは「Excel・Word・PowerPoint」「プログラミング」「セキュリティ」だったそう。
「時間がない」とあきらめるのではなく「どうやったら勉強する時間を作ることができるか」を考え、このようなデジタルスキルを身につけることで、ビジネスパーソンとしての市場価値を高めてみてはいかがでしょうか。同調査について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
【調査概要】
「従業員からみたデジタル課題に関する実態調査」
調査期間:1月28日(金)~1月31日(月)
有効回答:予備調査1万人、本調査1500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>20歳~59歳の正社員の男女
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