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Googleスプレッドシートをコピーする方法|図形や条件付き書式、画像、関数の複製のやり方を紹介

U-NOTE編集部

2022/03/02(最終更新日:2022/03/22)


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Googleスプレッドシートを使っていると、様々な場面で「コピー」をしたいと思う場面が多々あるのではないでしょうか。

本記事では、Googleスプレッドシートの図形や画像、関数、セルなどをコピーする方法をご紹介します。

コピーができない原因やコピーを禁止する設定方法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

本記事の内容をざっくり説明
  • Googleスプレッドシートのコピーを作成する方法
  • Googleスプレッドシートの数式・関数・計算式をコピーする方法
  • Googleスプレッドシートのコピー禁止の設定方法

Googleスプレッドシートのコピーを作成する方法

 まずは、スプレッドシート自体をコピーする方法を確認しましょう。Googleスプレッドシート自体のコピーをする場合は「シート全体のコピー」「個別のシートをコピー」する2種類の方法があります。

ファイル全体をコピーしたい場合は「シート全体のコピー」、個別のシートをコピーしたい場合は「シートをコピー」の方法を参考にしてくださいね。

シート全体をコピーする方法

まずはシート全体をコピーする方法についてご紹介します。

「ファイル」>「コピーを作成」をクリックします。

 

上記のような画面が出てくるので、必要であれば作ったコピーに名前をつけましょう。名前をつけて、「OK」を押します。

 

コピーができると、上記の画像のように新しいGoogleスプレッドシートに同じものがコピーできます。

 

同じスプレッドシートに1枚の個別のシートをコピーする方法

次は、ある特定の1枚のシートを、同じスプレッドシート内にコピーする方法をご紹介します。

コピーしたいシートを選択し、シート名の横にある「▽」を押すと上記の画像のような画面が出てきます。「コピーを作成」をクリックしましょう。

 

「コピーを作成」をクリックすると、上記の画像のように「シート1のコピー」が作成されます。

 

新しいスプレッドシートに特定のシートをコピーする

次は、特定のシートを、新しいスプレッドシートにコピーする方法をご紹介します。

先ほどと同様に、コピーしたいシートの横にある「▽」を選択し、今度は「別のワークブックにコピー」>「新しいスプレッドシート」をクリックしましょう。

 

「新しいスプレッドシート」にコピーができた通知がでます。「スプレッドシートを開く」を押すと、コピーしたものがあるスプレッドシートを開くことが可能です。

 

上記の画像の上部をクリックすることでも新しいGoogleスプレッドシートに飛ぶことが可能です。

 

既存のスプレッドシートに特定の一枚をコピーする

次は、ある特定の一枚のスプレッドシートを、別の既存のスプレッドシートに組み込む方法をご紹介します。

先ほどまでと同様に、シート名の横にある「▽」から、「別のワークブックにコピー」​​>「既存のスプレッドシート」をクリック。

 

コピーをどのスプレッドシートに組み込むのか選択する画面が出ます。好きなスプレッドシートを選択しましょう。

 

選択が完了すると、シートがコピーされたことが通知されます。

コピーした先のスプレッドシートを開くと、「シート名 のコピー」としてシートが作成されていることが確認できます。シートが複数ある場合は、最後に追加されているのでスクロールして確認してみましょう。

 

Googleスプレッドシートにあるデータを別シートにコピーする方法

次に、データをコピーする方法について確認しましょう。他のスプレッドシートにあるデータを使用中のスプレッドシートに移すことも可能です。

以下では、関数を使って別のシートにあるデータを持ってくる方法をご紹介します。

STEP1.IMPORTRANGE関数を入力する

まずは、関数を入力します。関数を入力する際はすべて半角で入力することに注意しましょう。

IMPORTRANGE関数は「=IMPORTRANGE(“コピーしたいスプレッドシートのURL”,”コピーしたい場所”)」を入力する必要があります。

 

STEP2.コピーしたいスプレッドシートのURLを取得する

コピーしたいスプレッドシートのURLを取得するために、コピーしたいスプレッドシートを開きます。画面上部にあるURLをコピーしましょう。

 

STEP3.IMPORTRANGE関数を完成させる

「=IMPORTRANGE(“コピーしたいスプレッドシートのURL”,”コピーしたい場所”)」にURLやシートの場所などを入力します。「””」で囲むことや「,」で区切ることを忘れないようにしてください。
 

STEP4.アクセスを許可する

「アクセスを許可」をクリックします。

 

STEP5.コピーの完成

「IMPORTRANGE関数」を使ってコピーを持ってこれました。

ただし、権限がないものはコピーすることができないことに注意してください。

 

Googleスプレッドシートの図形をコピーする方法

Googleスプレッドシートに貼られている図形をコピーする方法がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。実はGoogleスプレッドシートにある図形は、ショートカットキーでコピーしようとしてもできません。

以下ではGoogleスプレッドシートの図形をコピーする方法についてご紹介します。

STEP1.図形を編集する画面を開く

図形を一度クリックして、上記の画像の赤枠で囲まれた部分をクリックします。

 

「編集」ボタンをクリックしましょう。

 

STEP2.図形をコピーする

図形を選択しWindowsの場合は「Ctrl+C」Macの場合は「command+C」を押してコピーしましょう。上記の画像のように「操作」>「コピー」を行うことでもコピーが可能です。

 

コピーが終わったら、「保存して終了」をクリックして一度図形描画の画面を閉じます。

 

STEP3.図形描画で図形を作成する

コピーができたら「挿入」>「図形描画」を開きましょう。

 

新しい図形描画の画面で、コピーを貼り付けます。Windowsの場合は「Ctrl+V」Macの場合は「command+V」を押して貼り付けましょう。

上記の画像のように「操作」>「貼り付け」からでも画像を貼り付けることが可能です。

 

同じ画像が貼り付けられたことを確認して「保存して終了」をクリックしましょう。

 

この操作をすることで、上記の画像のように同じ図形をコピーできます。

 

Googleスプレッドシートの条件付き書式をコピーする方法

「条件付き書式」を使うと、自動的に重複が色付けされたり特定の日付だけを色付けしたりすることが可能です。

条件付き書式の使い方を知りたい人は「Googleスプレッドシートの条件付き書式の使い方|コピー・日付・複数行、別シートの比較などのやり方を紹介」を参考にしてくださいね。

 

便利な条件付き書式ですが、コピーしようとすると数値や文字もコピーしてしまって思うようにいかないこともあるのではないでしょうか。

以下では、Googleスプレッドシートの条件付き書式をコピーする方法をご紹介します。

 

STEP1.コピーしたい条件付き書式が設定されている場所を選択する

まずは、コピーしたい条件付き書式を設定した場所を選択し、コピーしましょう。

コピーのショートカットキーは、Windowsの場合は「Ctrl+C」Macの場合は「command+C」です。

 

STEP2.条件付き書式のみを貼り付ける

ショートカットキーで貼り付けるのではなく、コピーを貼り付けたい場所で左クリックをしましょう。

「特殊貼り付け」>「条件付き書式のみ貼り付け」を選択します。

 

貼り付けられると、上記の画像のようにセルが薄く青色になります。

 

STEP3.条件付き書式が貼り付けられているか確認する

最後に条件付き書式が貼り付けられているか確認しましょう。

上記の画像では「重複があると色がつく」条件付き書式が入っているので、同じ文字が入って色づいていることがわかります。

 

Googleスプレッドシートの数式・関数・計算式をコピーする方法

次は、Googleスプレッドシートの数式・関数・計算式をコピーする方法をご紹介します。

全く同じ数式をコピーしたい場合は、ショットカットキーでコピーして貼り付けをすることをおすすめします。

コピーしたいセルをダブルクリックしてコピーのショートカットキーを押します。

 

貼り付けのショートカットキーを押すと、上記の画像のように全く同じ数式がコピーされます。

 

数式や関数、計算式の型だけをコピーしたい場合は、コピーしたい数式が入っているセルをクリックします。ダブルクリックではないことに注意が必要です。

 

そのまま貼り付けをすることで、数式の型だけをコピーできます。

 

Googleスプレッドシートの画像をコピーする方法

Googleスプレッドシートの画像をコピーする方法はとても簡単です。

まずは一度画像をクリックして、ショートカットキーでコピーします。繰り返しになりますが、Windowsの場合は「Ctrl+C」Macの場合は「command+C」を押すことでコピーできますよ。

 

ショートカットキーで貼り付けると、簡単にコピーできます。Windowsの場合は「Ctrl+V」、Macの場合は「command+V」を押して貼り付けましょう。

 

Googleスプレッドシートのセルをコピーする方法

Googleスプレッドシートのセルをコピーする方法はいくつかあります。

「単純にコピーしたものを貼り付ける」「書式だけ貼り付ける」「ドラッグしてコピーする」などの方法があります。

単純にコピーしたものを貼り付ける

コピーしたいセルをダブルクリックして、コピーしたい範囲を選択しましょう。

コピーしたい範囲がセル全体の場合は、Windowsの場合は「Ctrl+A」Macの場合は「command+A」が便利です。

コピーしたい範囲を選んだ後は、コピーのショートカットキーを押します。Windowsの場合は「Ctrl+C」Macの場合は「command+C」です。

 

コピーしたものを貼り付けたいセルを選んで、貼り付けのショートカットキーを押します。

Windowsの場合は「Ctrl+V」、Macの場合は「command+V」です。

上記の画像を見てもわかるようにショートカットキーでは書式は貼り付けることができません。

 

書式と文字を貼り付ける

書式と文字の両方を貼り付ける方法をご紹介します。まずは、通常通りコピーをします。

ショートカットキーでコピーしても、上記の画像のようにセル上部で左クリックした画面からコピーしても大丈夫です。

 

貼り付けの場合はショートカットキーではなく、セルの上で左クリックし「特殊貼付け」>「枠線を除く全てを貼り付け」を選択しましょう。

 

そうすると、上記の画像のように書式・文字ともにコピーできます。

 

書式だけ貼り付ける

次は書式だけを貼り付けるコピーのやり方をご紹介します。

まずは、セルを選択します。この際、セルをダブルクリックしないように注意してください。

セルを選択したら、画面左上にあるローラーのマークをクリックしましょう。

 

マークをクリックできると、上記の画像のように選んだセルが青い点線で囲まれます。

 

書式を移したいセルをワンクリックすると、上記の画像のように書式だけが移されます。

 

右下に出てくるボックスをクリックすると「値のみ貼り付け」「書式のみ貼り付け」が選べるようになることも覚えておくといいでしょう。

 

ドラッグしてコピーする

ドラッグしてコピーする場合は、セルの右下にある青い四角形にマウスカーソルを近づけます。そうすると、マウスカーソルが「+」のマークになるので、クリックしてそのままドラッグしましょう。

 

すると上記の画像のように全く同じものが複製されます。

 

Googleスプレッドシートのコピーができない原因

他の人に共有してもらったスプレッドシートがなぜかコピーできないという人もいるのではないでしょうか。

Googleスプレッドシートは「コピー禁止」を設定することが可能です。そのため、共有してくれたオーナーがコピー禁止設定をして、コピーできないようにしている可能性があります。

共有してくれたオーナーにコピーしたい旨を伝えてコピー禁止設定を解除してもらいましょう。

 

Googleスプレッドシートのコピー禁止の設定方法

Googleスプレッドシートを見せたいけど、コピーはしてほしくないということもあるのではないでしょうか。

以下では、Googleスプレッドシートのコピー禁止の設定方法をご紹介します。

STEP1.共有を開く

まずは、画面右上にある「共有」を開きましょう。

 

STEP2.「他のユーザーとの共有設定」を開く

「他のユーザーとの共有設定」をクリックします。

 

STEP3.「他のユーザーとの共有設定」を変更する

「閲覧者と閲覧者(コメント可)に、ダウンロード、印刷、コピーの項目を表示する」にチェックがついているのでクリックして外します。
 

クリックを外すと上記の画像のように設定を変更した旨が表示されます。これでコピーを禁止にする設定は完了です。

 

Googleスプレッドシートのコピー方法を覚えて活用しよう

本記事のまとめ
  • シート全体をコピーする場合は「ファイル」>「コピーを作成」をクリック
  • 条件付き書式のみを貼る場合は「特殊貼り付け」>「条件付き書式のみ貼り付け」を選択
  • コピー禁止設定は「他のユーザーとの共有設定」から行える

本記事では、Googleスプレッドシートの様々な要素のコピー方法をご紹介しました。

単純にショートカットキーでコピーできるものもあれば、手順を踏まないとコピーできないものなど、様々なものがあります。使っているうちに慣れていくので、慣れないうちは本記事を参考にコピー操作を覚えてみてはいかがでしょうか。

正しい手順を踏んでもコピーができない場合は、コピーの禁止設定が行われている可能性もあります。編集権限のある人に設定を解除してもらい、活用するようにしてください。

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