若手ビジネスパーソンの中には、自社の製品やサービス、または企業自体のブランディングに関わっている人も多いでしょう。ブランド力の重要性が増す昨今、「何から始めればよいのか分からない」「思ったようにブランド価値が高まらない」と悩んでいる人もいるのでは。
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、書籍「超実践! ブランドマネジメント入門 愛される会社・サービスをつくる10のステップ」(上條憲二 著)を発売しました。ブランドマネジメントについて学ぶ一助にいかがでしょうか。
ブランディングの研究者であり実践者、コンサルタントによる指南書
企業改革の手段として「ブランド戦略」「ブランディング」が注目されているといいます。企業価値が高い企業はブランド価値も高く、不況にも強く、特にこのコロナ禍では、ブランドの重要性をより感じている若手ビジネスパーソンも多いのでは。
著者の上條憲二氏は、長い間広告会社で企業のコミュニケーション戦略を立案、実施する仕事に携わり、消費者とのコミュニケーションの仕方を考えてきた人物とか。その後、ブランドコンサルティング会社に転職し、ブランドを創るとはどういうことか、業種・業態・規模が異なる企業を担当しながら、実際の業務を通じて学び、実践を続けてきたといいます。
こうした経験をもとに大学教員に転職し、「ブランド論」について研究を続ける一方、勤務する愛知東邦大学で「ブランディング」を当事者として実践しているのだそう。
同書では、研究者・コンサルタント・実践者である同氏が、「理論・実践・現場感」を大事にしながら、ブランドやブランディングについて分かりやすく、そして、「これなら自分でもできそうだ」と感じてもらえるよう解説するとしています。
経験豊富かつ、現役で活躍を続ける著者の言葉は心強く、興味を引かれる若手ビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。誰にでもわかるように綴られた同書で、ブランドマネジメントの基礎を固め、スキルアップしてみてはいかがでしょうか。
自分たちの力でブランディングを進めたい人、現場に沿った方法が知りたい人へ
「自分たちの力でブランディングを進めたい」「現場に沿った方法が知りたい」と願うビジネスパーソンに役立つ一冊。
理論としての「ブランド」や「ブランディング」の知識やノウハウを、文章と図表で分かりやすく解説し、実践の際に参考にしてほしいことを「Hint」として紹介しています。
各項の最後には「Work」のページを設け、最初からひとつずつ回答していくと、最終的には自分たちの会社・組織・製品などの「ブランディング」ができ上がる仕組みになっているというので、チャレンジしたくなる人も多いでしょう。明日の仕事に活かせるヒントやアイデアが見つかるかもしれません。
【目次】
Chapter1 基本を知る そもそも「ブランド」って何? 「ブランド」のキホンのキ
Chapter2 機運をつくる まず、何をすべきか。組織の土壌を耕すポイント
Chapter3 組織をつくる どうすれば組織は動くのか。組織を動かすポイント
Chapter4 環境を見つめる 自分たちはどこにいるのか。問題意識共有のポイント
Chapter5 進む方向を考える どんなブランドを目指すか。方向見極めのポイント
Chapter6 ブランドの基盤をつくる ブランドコンセプトって何だ? その決め方のポイント
Chapter7 「伝え方」をつくる 「見せ方」「言い方」「社内浸透」「社外発信」策定のポイント
Chapter8 「らしい活動」を考える 「ブランドらしい活動」づくりのポイント
Chapter9 ブランドをデビューさせる ブランドをスムーズにデビューさせるポイント
Chapter10 成果を活かす 「ブランド価値」を高めるポイント
価格は2970円(税込)。著者紹介など詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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