週休2日制で仕事をしている若手ビジネスパーソンが一般的なイメージですが、ビジネスパーソンの休みについて、現在「週休3日制」が注目を集めています。
総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、正社員男女800人を対象に行った「週休3日制の意識調査」の結果を発表しました。同調査は、週休3日制に対する不安や期待が垣間見られる結果となっています。
賛成のポイントは「収入が減らないこと」
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調査の結果、週休3日制の利用については「勤務日数の減少に併せて収入も減少する場合、週休3日制を利用したくない」との回答が約8割(78.5%)に上りました。
休みが増えることでワークライフバランスは整うかもしれませんが、それよりも収入が減ることへの不安のほうがより大きい、と感じている人が大半のようです。
仕事の満足度と週休の関連性とは
仕事の満足度と週休の関連性について同調査では、週休が多い人ほど仕事満足度が高い傾向にある、という結果も出ています。「給料は高いが休みは少ない」「給料は少ないが休みが多い」どちらがよいか、という質問に対して20代から30代の年代別にみた場合、「休み」を重視する割合が多い傾向がありました。一方で40~50代では「給料」を重視する割合が高くなっています。
今より休みが増えたときに想定される仕事への影響について収入への不安を除いた場合、「効率的に仕事を進めるよう努力しそう」(26.5%)、「長く働き続けられそう」(25.3%)とポジティブに受け止める傾向があったことから、適切に仕事を休むということは仕事へのモチベーションが高くなるという結果につながることがわかります。
いずれ週休3日制が、あなたにとっても選択肢のひとつになるかもしれません。そのとき収入への不安をどのようにクリアし、仕事へのモチベーションに変えていくのか、同調査をきっかけに考えてみてはいかがでしょうか。同調査について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
【調査概要】マイナビ転職『週休3日制の意識調査』
調査期間:2021年12月24日(金)~12月27日(月)
調査方法:正規雇用者を対象にWEB調査を実施
有効回答数:800人(内訳:20~50代 各年代200人)
※グラフの内訳は端数四捨五入の関係で合計数値と合わない場合があります。
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