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Wordの書式設定の方法|書式変更・固定・勝手に変わるときの対処法

U-NOTE編集部

2022/03/04(最終更新日:2022/03/04)


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Wordの基本的な機能である「書式設定」。簡単なものだとフォントや文字サイズ、文字色の変更なども書式に含まれます。

本記事では、書式設定の基本的な設定方法を画像付きで解説。併せて、変更した書式を固定する際の操作方法や、勝手に変わってしまう場合の対処法などもご紹介します。

本記事の内容をざっくり説明
  • Wordの「書式」から設定できる項目
  • Wordの書式を変更したり、勝手に変わるときの対処法

Wordでの「書式」とは?どこから何が設定できるの?

Wordの書式とは、文字のサイズや色などに加え、配置の設定や箇条書きの利用など、資料を見やすくするための機能全般のことを指します。ほかにも、1ページあたりの文字数や行数の書式設定を行うことも可能です。

 

基本的な書式設定は「ホーム」タブから行えます。Mac版Wordで行える書式設定は以下の通りです。

  • フォント
  • 文字サイズ
  • 太字
  • 斜体
  • 下線
  • 取り消し線
  • 下付き
  • 上付き
  • 文字の効果
  • フォントの色
  • 蛍光ペンの色
  • 囲い文字
  • 囲い線
  • ルビ
  • 箇条書き
  • 段落記号
  • アウトライン
  • 文字列を揃える
  • 均等割り付け
  • インデント
  • 罫線
  • 並べ替え
  • スタイルの変更
  • 塗りつぶし
  • 行間設定

ほかにも、上部のメニューバーにある「フォーマット」からもさまざまな書式設定が行えます。

素早く簡単な書式設定は「ホーム」タブから行い、より複雑な書式は「フォーマット」から行うと覚えておくのがおすすめです。

Wordの書式変更の方法

書式設定を変更する方法は非常に簡単です。基本的に、書式はテキストを入力したあとに変更するのがおすすめ。文書全体ではなく部分的に書式を設定できるため、より見やすい資料を作成できます。

STEP1.リボンを固定する

まずは、リボンと呼ばれるメニューを常に画面に表示する固定しておきます。

上部のメニューバーから、「表示」>「リボン」の順番にクリックします。

 

これで常時リボンが表示されるようになりました。

 

STEP2.書式変更したい範囲を選択する

次に、書式を変更したい範囲を選択します。今回はカッコが付いている部分を目立たせる書式設定を行います

 

STEP3.適用させる書式設定を選ぶ

適用範囲を指定したら、適用させる書式設定を選びます。太字やフォントの変更などの書式は「ホーム」タブから行い、より複雑な書式は上部メニューバーの「フォーマット」から行いましょう。

 

Wordの書式を固定する方法

Wordの書式のなかでもフォントに関する設定は固定しておくことができます。新しい文書を開くたびに設定する必要がないので作業を効率化できて便利です。

フォントの固定は、上部のメニューバーの「フォーマット」から行います。「フォーマット」>「フォント」の順番にクリックしましょう。

 

「フォント」のダイアログボックスが開きます。「フォント」タブのまま、左下にある「規定値」ボタンをクリックします。

 

ポップアップが表示されます。「すべてのドキュメントは標準テンプレートを基にしていますか?」を選択し、「OK」ボタンをクリック。ポップアップおよびダイアログボックスを閉じます。これでフォント設定の固定作業は完了です。

 

Wordの書式が勝手に変わるときの対処法

Wordでは、設定した書式が勝手に変わってしまう場合があります。新たに設定し直さなくてはならないため非常に面倒。そんなときの対処法を解説します。

まずは勝手に変更されたくない書式をスタイルとして登録します。「ホーム」タブ>「スタイルウィンドウ」の順番にクリックしましょう。

 

スタイルウィンドウが表示されたら、「新しいスタイル」というボタンをクリックします。

 

プロパティと書式設定をそれぞれ行い、最後に「自動的に更新する」のチェックを外します。すべての設定が終わったら「OK」ボタンをクリックして、「書式から新しいスタイルを作成」のダイアログボックスを閉じます。

あとはこの書式を反映させるだけ。自動更新がオフになっているので、書式が勝手に変更されてしまうトラブルを予防できます。

Wordの行数の書式設定の方法

書式設定の機能を使えば、行数のみ変更することが可能。1ページあたりの行数は1〜45の間で設定できるので、テキスト量に合わせて調整して余白がないように見せるのがおすすめです。行数の書式設定の方法を解説します。

文書全体に書式を適用させるためには、メニューバーから「フォーマット」を選択し、「文書のレイアウト」に進みます。

 

「文書」のダイアログボックスが現れます。タブを「文字数と行数」にし、グリッドの「行数だけを指定する」にチェックを入れます。

そのあと「行数」に1〜45の数字を入力。行送りの数字は操作せず、「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じましょう。

これで行数設定が文書全体に適用されました。

 

Wordで40×40に設定する書式設定

書式設定では、文字数40・行数40の設定も可能です。

すでに文字を入力している場合は、テキストを全選択してください。

 

そのままの状態で、メニューバー「フォーマット」>「文書のレイアウト」の順番にクリックします。

 

「文書」のダイアログボックスが表示されます。

タブを「文字数と行数」に切り替え、グリッドで「文字数と行数を指定する」にチェックを入れます。あとは文字数を40、行数を40に指定。「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じましょう。

1ページあたりの行数を確認します。1ページ全体を選択したら、「校閲」タブに移動し、メニューから「文字数カウント」を選びましょう。

行数は40と表示されています。

Wordの書式を自由に設定して思い通りの原稿を作成しよう

本記事のまとめ
  • Wordの書式変更はリボンを固定すると便利
  • 変更したくない書式はスタイルとして登録しておく

Wordの書式設定は非常に便利な機能です。簡単な設定から複雑な設定までありますが、使いこなすことができれば思い通りの原稿を作成できます。

基本的な使い方に加えてどんな書式設定があるのかを覚えておけば、作業もスムーズに進行可能。書式を自由に設定して理想の原稿を作ってみてください。 


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