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圧倒的に量をこなし、仕事を自分ゴト化する!トライバルメディアハウスMVP社員が実践している仕事術

長澤まき

2022/02/18(最終更新日:2022/02/18)


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提供:株式会社トライバルメディアハウス/青木渓さん

社会人になった直後は右も左もわからないことだらけ。そのような状況でも前向きに行動し、評価を得た若手ビジネスパーソンはどのように仕事に向き合っているのでしょうか。

株式会社トライバルメディアハウス 2年目社員の青木渓さん(23)は、新卒1年目で新人賞に選ばれ、入社2年目にはMVPを受賞しました。

どのような心構えで仕事に臨み、どういった行動が評価に結びついたのでしょうか。仕事への向き合い方を取材しました。

ソーシャルエコノミーでワクワクした未来を創る

株式会社トライバルメディアハウスは、「ソーシャルエコノミーでワクワクした未来を創る。」というミッションのもと、大手企業のマーケティング支援からソーシャルメディアに関するツールの開発・提供まで幅広く展開。

企業やブランドのマーケティング活動の課題解決に向けてトータルで支援を行っています。

量をこなして経験効果を蓄積

青木さんは高校時代からダンスを続けており、就活ではダンスと同じように“人を動かすこと”を大切な価値観としているコミュニケーションデザインに関わる仕事を志望。

就職イベントの池田代表の講演に感銘を受け、イベント終了後すぐにトライバルの選考にエントリーしたそうです。

現在はプランナーとして、ソーシャルメディアを起点としたプロモーションの企画を考える仕事を主に担当しています。

-----代表の講演が入社の決め手だったのですか?

青木さん:はい。「人の2倍働き、2倍遊ぶ。全てが仕事で、全てが遊びである」「ワークライフバランスではなくワークライフミックス」と語る池田を見て、「自分もこんな働き方がしたい」と思いました。

また、選考を進める中で人事の方が親身に寄り添ってくださって、「ここで力を発揮していきたい」と思ったのも決め手の一つです。

-----入社後、どのように仕事に向き合いましたか?

青木さん:「圧倒的な量をこなす」と「常に仕事を自分ゴト化する」の2つを大切にしました。

最適な企画を考え、クライアントに付加価値を提供するには思考の速さと深さが重要です。そのため、まず圧倒的な量をこなすことで経験効果を蓄積し、思考の速さと深さに経験効果を利かせていくことでパフォーマンスを高め、先輩から仕事を奪っていこうと考えました。

「仕事を自分ゴト化する」は、例えばわからないことがあっても、人に聞く前にまずは自分で「不明点はどこなのか」「どこが明らかになれば解が出せるのか」といったことを網羅的に考えるよう心がけていました。

新卒の強み=可処分時間の長さ

その後、個人の目標を大きく達成したこと、案件において若手ながらもリーダーシップを発揮して中核的な役割を果たしたこと、日ごろからインプット・アウトプットの圧倒的な努力をしていたことなどが、同社のバリューである「JUST(自立する・動く・成果にこだわる・楽しむ)」を体現していると評価され、社内のアワードにおいて新人賞・MVPを受賞したそうです。

青木さん:まだ任されている案件数が少なく、一案件ごとに費やせるリソースが多いこと=新卒の武器と考え、案件のスケジュールの段取りをいち早く立てたり、ミーティング資料のたたき台を作ったり、他の人が忙しくて手を付けていないことを先陣を切って行うようにしました。

そのようなボールを拾う動きを意識していたことが、リーダーシップの評価につながったのだと思います。

モチベーションは自分で高めて維持するもの

-----仕事で困難を感じたことは?

青木さん:僕は、ソーシャルメディアを軸に置きつつも、屋外広告やイベントなども含んだ総合的なコミュニケーション設計をしたいという想いを持っているのですが、そのような案件になかなか巡り合えない期間に長く直面した時があり、精神的に疲弊しました。

-----その状況をどう乗り越えましたか?

青木さん:電通のプランナー 尾上永晃さんの「僕らはデジタルプランナーではなく、デジタル時代のプランナー」という言葉と、代表・池田の「モチベーションとは誰かに上げてもらうものではなく、自分で高めて維持するもの」という言葉にハッとして背筋が伸びたような気持ちになり、それ以降は自分ができることを最大限考えるようになりました。

提供:株式会社トライバルメディアハウス

徹底的なインプットが自信につながった

-----これまでを振り返って「これをやって良かった」ということは?

青木さん:これまでお話したことに加えて、インプットに力を入れたことです。

新卒で何もわからない中で先輩との共通言語を作っていくためには基礎知識が重要です。そのため、マーケ・広告・PRなどの基礎知識のインプットにかなり力を入れました。

また、仕事外でも、世界最大規模の広告・コミュニケーションフェスティバル「カンヌライオンズ」の10年分の事例を収集して自身のSNSで発信しました。簡単なことではありませんでしたが、それをやり遂げたことが自信になりました。

また、「カンヌライオンズ」のジュニア版「ヤングカンヌ」に挑戦したことも、その後の仕事に活きています。

-----どう役立っているのですか?

青木さん:仕事の場合は何かしらの制限があり、クリエイティビティの幅を思いっきり広げる機会は少ないですが、ヤングカンヌにはその仕切りがほぼありません。

そのため、普段の仕事では考えもしないような思考を巡らせ、発想の幅を広げることができました。

"方向性"の一致が大切

-----これからのビジョンを聞かせてください。

青木さん:ソーシャルメディアを軸に持ちつつも、オンライン・オフライン問わず、お客様の課題に合わせて最適なコミュニケーションの全体設計ができるようになりたいです。

そしてゆくゆくは、ブランドに貢献するだけでなく、社会全体をより良くするものを発想できるようになりたいと思っています。

僕の好きなカンヌライオンズの作品に、クリエイティブでカンボジアの貧血問題の解決に貢献した「The Lucky Iron Fish Project」という事例があります。

貧血が問題となっているカンボジアでは、鉄の塊を鍋に入れて調理することで鉄分を補給するという対策が知られていましたが、鉄の塊を鍋に入れるのは心理的ハードルが高く、現地の方に受け入れられていませんでした。それを、鉄の塊を現地で幸福の象徴とされている魚である「カントロップ」の形に加工することで、現地民の心理的障壁を下げ、解決したのです。

そういった発想をいつか自分の中から生み出していきたいです。

-----「前向きに仕事を楽しみたい」と考えている同世代に向けて、メッセージをお願いします。

青木さん:社長の池田が、「これからはワークライフミックスの時代だ」という話をよくするのですが、それに尽きると思います。

“ワークライフバランス”と言われていますが、ライフでどれだけバランスをとっても、ワーク(仕事)が辛かったらライフ(生活)も辛くなってしまいます。

そのため、“ワークとライフをミックスさせてどれだけ最適なものにするか"という考え方が大切だと思います。

とくに“ワーク”において、前向きに仕事をするためには“どのような価値を提供したいのか・どの方向性に進むべきか(パーパス)”という要素が会社と自分の間で一致していることが重要だと考えます。

-----どういうことですか?

青木さん:よく、マーケティングで"戦略"と"戦術"という言葉が使われます。戦略は進む方向性のことで、戦術はその方向性の中における手段のことです。

戦術は戦略に紐づいているため、どれだけ良い戦術を選択しても、戦略が誤っていては想定と違う方向に進んでしまいます。

これは、仕事やキャリアでも同じだと思います。進む方向性である会社と自分のパーパスがずれていては、どれだけ頑張ろうとも目指す方向にうまく進めません。

そのため、自分がいる場所の方針と自分の目指す方向が合っているのかを見定めることが、前向きに仕事を楽しむための本質と言えるのではないでしょうか。

提供:株式会社トライバルメディアハウス

積極的にインプットを行い、圧倒的な量をこなし、仕事を自分ゴト化することで、年月による経験の差を埋めてスピーディーに成長している青木さん。

全力で仕事に取り組む姿勢はもちろん、会社と自分の目指す方向性がマッチしていることが、成長の追い風になっているようです。

努力を成果につなげるために、“自分がいる場所の方向性”と"自分自身の方向性"がずれていないか定期的に見直してみると良いかもしれませんね。

出典元:トライバルメディアハウス

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