若手ビジネスパーソンの中には、キャリアアップをはかるために転職を検討している人もいるでしょう。しかし、在職中であると、転職活動時間の確保が難しいですよね。とはいえ、もし先に会社を辞めてしまっても、次の会社が決まる保証はないため不安にさいなまれる人も少なくないはずです。
株式会社NEXERは、転職活動を始めたタイミングに関するアンケートを経験者1685人に調査し、1月28日(金)に結果を公開しました。
転職活動を始めるタイミングは「在職中」との回答がわずかに上回る
転職活動を始めたタイミングは「在職中」と回答した人が41.7%であり、「退職後」の回答をわずかに上回る結果となりました。在職中に転職活動を始めた理由としては「次の転職先が決まらなければ収入が途絶えてしまう」など、収入面が不安である旨が多くを占めていました。確かに、先に退職してもすぐ転職先が決まるとは限りません。リスクは最小限に抑えたいですよね。
一方、退職後に転職活動を始めた人の理由としては、「在職中は忙しく、転職活動と両立不可」「一度身体と心をリセットしたい」などが挙げられました。
在職中の転職活動が難しければ、思い切って先に退職するのも一つの選択肢ではあります。しかし、「有給休暇を使用する」「企業側にオンライン面接が可能か問い合わせてみる」など退職以外で転職活動の両立を測れる方法を検討したほうが、不安は少なくなるはずです。
内定までのスパンは最短1カ月未満、長いと半年以上
転職活動をしてから内定を得るまで、およそ1カ月未満と回答した人が23.7%いる一方で、半年以上かかった人も17.3%いました。最も多かった理由は「希望の職種が見つからなかった」とのこと。妥協せずに転職先を決めていきたい人も一定数いる結果になりました。
在職中であれば、「すぐに転職先を決めなくても良い」という余裕も生まれるはずです。転職先を冷静に見極めたいのであれば、やはり在職中の方が心理的には安全かもしれませんね。転職活動を始めるタイミングに悩む若手ビジネスパーソンは、同調査をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象:転職経験のある社会人
調査期間:1月22日(土)〜1月24日(月)
有効回答数:1685人
詳細はプレスリリースにてご確認ください。
出典元:キャリアバイブル
出展元:NEXER
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