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転職のメリット、「収入アップ」に次いで「可能性を広げられる」がランクイン|Job総研調べ

近藤ゆうこ

2022/01/28(最終更新日:2022/01/28)


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イメージ画像:Adobe Stock

終身雇用が当たり前ではなくなってきている現在。さらなるスキルアップやキャリアアップのために、転職を考えている若手ビジネスパーソンもいるでしょう。

株式会社ライボは社会人を対象に「2022年 転職意識調査vol.2」を実施しました。年代別の転職回数や、転職において何を重視するかを調査し、結果を公開しています。

転職経験ありの回答が約8割だが、複数回の転職には慎重

これまでのキャリアにおいて、78.8%のビジネスパーソンが「転職経験あり」と回答する結果となりました。

また、転職経験ありと回答した人のうち、約40%が「転職回数1回」と回答しています。一方、「転職回数3回」と回答した人も15.7%を占めていますが、20代で3回以上転職している人は全体に対してわずか9.4%。転職は回数を重ねれば良いとも限らないため、慎重になっている若手ビジネスパーソンがほとんどという結果となりました。

収入アップの他にも、業務内容重視での転職希望が多数

転職するにあたっての必須条件1位は「年収アップ」が80.9%。「今の会社にいてもなかなか給料が上がらない」と考え転職を決断することが多いといえますね。

次いで「業務内容」を必須条件とする人が62.1%を占めています。特にキャリアアップ転職の場合、実務経験値が重視されてきます。自身の得意とする分野や極めたいことを転職先で実現したいと考える人にとっては外せないポイントとなるでしょう。

転職は、新たな環境に身を置き可能性を広げたい人にもメリットあり

転職のメリットは「収入アップが見込める」が最多回答でしたが、「自身の可能性を広げられる」「働く環境の改善が可能」と回答した人も約6割を占めています。新しい世界へ飛び込むことで、自分にはなかったスキルを高められるチャンスや、新たな同僚と心機一転働ける機会に期待をしている人は多そうです。

一方、転職のデメリットは「人間関係のリセットによる労力が必要」と回答した人が多数。確かに、初めて顔を合わせる人たちと一から信頼関係を築いていくことは容易ではありませんが、誠実に仕事をこなしていれば周囲も歓迎してくれるはずです。

転職を視野に入れている若手ビジネスパーソンは、同調査を参考にしてみては。

【調査概要】
調査対象:20代〜60代の社会人
調査方法: インターネット調査
調査期間:1月7日(金)〜1月12日(水)
有効回答数:810人

詳細に関してはプレスリリースをご覧ください。

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