HOMECareer Runners 「熱中している感覚を捨てないで」Minto内定者インターンに学ぶ、夢を諦める前にやっておくべきこと

「熱中している感覚を捨てないで」Minto内定者インターンに学ぶ、夢を諦める前にやっておくべきこと

白井恵里子

2022/02/10(最終更新日:2022/02/10)


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座光寺 晃音さん/提供:株式会社Minto

「本当はあの業界で仕事がしてみたいけれど…」「憧れの職業に就いてみたいけれど…」本当にやりたいことがわかっていても、自分の未熟さや固定概念などを理由に、なんとなく諦めて別の道へ進もうとしてしまうことはありませんか?

株式会社Mintoの内定者インターン・座光寺 晃音さん(22)も、「エンタメ業界で仕事がしたい」気持ちがありつつも、なかなか一歩を踏み出せなかった一人です。

しかし現在は、webtoonなどエンタメコンテンツを創る事業の担当者として前向きに奮闘中。「一生エンタメの仕事がしたい」と思えるようになり、10月には新卒として正式入社を予定しています。

なぜMintoでインターンを始めようと思ったのか?一歩を踏み出したことで気が付いた、この仕事の難しさや面白さとは?座光寺さんに詳しく話を聞きました。

クリエイターが生きるための新たな経済圏を創る

Mintoは、今年1月に株式会社クオンと株式会社wwwaapが経営統合して設立された新しい会社です。

改めて策定したVisionは「創作で世界中の心を豊かにする」、Missionは「つくりたい人の未来を創る」。

クリエイターが生きるための新たな経済圏を創ることを目指し、広告×コンテンツ、国内外でのIPプロデュース、新規領域(Web3)事業を展開しており、IPプロデュース事業では縦スクロール型コミック「Webtoon」の制作スタジオも立ち上げています。

エンタメの仕事を経験してみたかった

座光寺さんは、2020年夏ごろ、株式会社クオンにてインターンを開始。Webtoonのプロデュースや編集などを手掛けており、今年10月には新卒入社を予定しています。

-----インターンを始めようと思ったのはなぜ?

座光寺さん:就活するにあたって、自分の適性や「やりたいこと」を考えた時、「エンタメ業界で働きたい」と思ったことがきっかけです。

父と兄がプロのミュージシャンであることも影響してそのように思っていたのですが、実は、だからこそ「この業界で生計を立てるのは大変」「マネタイズが難しい」ということを身に染みて感じていたんです。

実際、大学で劇団をつくって公演を行うなどの活動もしていたのですが、思うように収益は立たず、悩んだこともありました。

ただ、何事もやってみなければ分からないので、「とりあえず休学してエンタメの仕事を経験してみよう!」と考え、インターンを探し始めました。

-----エンタメといっても幅広いですが、どのようにインターン先を探したのでしょうか?

座光寺さん:やはりマネタイズの部分を学びたかったので、主に「売り上げやマネタイズを絶対条件としたエンタメ」と「新規事業に挑戦している会社」の2つを軸としていました。

そうして出会ったのが、「ネットを使ったエンタメの新規事業」を展開していた(当時の)クオンでした。

苦しい時はミッション・ビジョンに立ち返る

こうしてインターンを始めた座光寺さん。実際仕事を始めてみると、力不足や「難しい」と感じる場面も多々あったと振り返ります。

-----どんな時に力不足を感じましたか?

座光寺さん:父と兄の姿を間近で見ていたので、「クリエイターへのリスペクト」の気持ちは大切にしたいと常々思っているのですが、なかなかその気持ちを体現することができない時がありました。

クリエイターの方にそれがしっかり伝わらないのは、自分の力不足ですよね。

-----そのようなときは、どのような考え方で乗り越えるようにしていますか?

座光寺さん:とにかくミッション・ビジョンに立ち返るようにしています。

会社のミッションは「つくりたい人の未来を創る」です。そのため、編集サイドは常にクリエイターの味方でいなければなりません。ただスケジュールだけを優先し、タイトな日程で押し進めてしまうなど、クリエイターの方に「敵」だと思われてしまってはダメなんです。

折れそうになった時は、会社のミッションとともに、自分の目標にも立ち返って乗り越えるようにしています。

提供:株式会社Minto

「若手だから」の括りは意味がない

-----ミッションに立ち返ること、大切ですよね。Mintoではインターン生でもかなり裁量権を持てると伺いましたが実際いかがですか?

座光寺さん:インターン生の私でも、作品の根本からすべて決める権利が与えられていると感じます。

私自身、webtoonのターゲットである若年層なので、自分の感覚や意見を伝えると職場ではとても尊重してもらえますし、他のインターン生や、プロフェッショナルな社員や業務委託の方々とも意見を出し合いながら作品を創るので、その部分のやりがいも大きいです。

実は入社3カ月ほどは、「自分が意見してもよいのだろうか…」と躊躇してしまうこともありましたが、「君のことは信頼している」「自信をもっていいよ」と言ってくださるメンバーのお陰で、今では積極的に色々な意見を言えるようになりました。

-----意思決定に関わることができるのは嬉しいですよね。

座光寺さん:そうですね。今Mintoが手掛けているのは新規事業なので、誰も正解を知らないんですよね。

そのため、「若手だから」「ベテランだから」といった括りはおそらく意味がなくて、皆で"一緒に"考えて挑戦していく、という形がベストなのだと思います。

飛び込んだことで「一生エンタメの仕事がしたい」と思えた

このように、座光寺さんはインターンを始めたからこそ気づけたことや得られた学びを糧に、「貴重な戦力」として日々活躍しています。

-----最終的に正式入社を決めた理由は?

座光寺さん:ここで働いてみたことで「一生エンタメの仕事がしたい」と思えたからです。

就活では他の企業ももちろん見ていたのですが、エンタメに関わっている時間やインターンをしている時間の「無意識に熱中している感覚」が忘れられなくて…。素直に「こういう感覚を捨てたくない」「やっぱりエンタメに関わっていたい」と思うようになりました。

-----最後に、今後の目標についてお聞かせください。

座光寺さん:「いつか、自分が大好きな『少年ジャンプの作品』と同じぐらいヒットする作品を創る」という目標があります。

そのために、まずは自身が関わったwebtoonを漫画プラットフォームのランキング3位以内に入るようなヒット作にしたい。そして、エンタメに対して目の肥えている読者の方でも「つい先を読みたくなってしまう」コンテンツをつくりたいです。

人生かけて取り組みたい個人のライフミッションとしては、「売れるコンテンツを作り続けていく」こと。

やはりマネタイズできる=世の中から求めてもらえることだと思うので、クリエイターの"未来"をつくっていくために「売れるコンテンツ」は必ず必要になるからです。

インターンを始めたことで自分の気持ちが明確になったので、「まずは飛び込んでみる」という行動を起こして本当に良かったです!

提供:株式会社Minto

エンタメの仕事に憧れつつも、身近な仕事だからこそ踏み出せなかった一歩。インターンという形で扉を開いたからこそ、自分の本当の心の声に耳を傾けることができたと座光寺さんは話します。

エンタメに限らず、「この業界はハードルが高そう」「この職種は自分には無理かも」と思い込んでしまって一歩を踏み出せない若手ビジネスパーソンは、まずはどんな形でもその世界に一度飛び込んでみると、それまで自分でも気が付けなかった何かを発見することができるかもしれませんね。

出典元:株式会社Minto

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