コロナ禍でテレワーク等のオンライン業務が増えたことで、仕事での自分の成長や、今後に対して不安を感じているという若手ビジネスパーソンは少なくないはず。
リーダーシップ開発・組織開発の研修を提供しているアーティエンス株式会社が「新入社員の“成長予感”に影響を与える要因とは?」をテーマにした調査レポートを1月25日(火)に公開しました。
同レポートを通して、自分の仕事に対する意識の変化を見つめ直してみては。
新入社員の成長の振り返りツール「Growth」とは
今回の調査レポートは、2021卒を対象とした、月に一度の振り返りツール「Growth」の回答結果よりまとめられたものです。
「Growth」とは、新入社員が力強く成長していくために必要な4つのセルフマネジメント力(業務遂行力・巻き込み力・意義付け力・成長力)に、リーダーシップを加えた5つの力への意識を高める設問からなるもの。日々の業務を振り返り回答することで、セルフマネジメント力とリーダーシップ発揮を促すのだとか。
同レポートでは、新入社員の意識が入社当時からどのように変わったかを比較し、読み解いています。
コロナ禍が成長予感に与えた影響とロールモデルの見つけ方
今回の注目ポイントは「成長予感」。入社当初は、今後、自組織で成長していける(成長予感)と感じている人が、現在成長してきている(成長実感)と感じている人を上回っていました。しかし、10月以降はその順位が逆転。入社から月日が経つにつれ、成長予感が低下したことが分かりました。
コロナ禍でテレワーク等が増加し、上司や先輩と顔を合わせる機会が減ったことで、ロールモデル、すなわち、こうなりたい!という未来の自分の姿を想像しにくくなったことも要因の一つかもしれませんね。
同社によると成長実感・予感の低下は、離職の原因にもなり得るのだそう。顔を合わせることが出来なくとも、オンラインだからこそ見つかるロールモデルもあります。まずはその悩みを上司や先輩に打ち明け、相談してみると何か変わるかもしれません。
先輩や上司が気付いてくれるのを待つのではなく、自分から動いてみることも現状打破の一つの解決法となるはずです。信頼できる先輩や上司に声をかけ、率直な気持ちを話してみては。
詳しい調査結果についてはプレスリリースをご覧ください。
出典元:アーティエンス株式会社
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