あなたは、自身の“感性”を大事にしていますか。「普段あまり意識することはない」「感性が鋭い方だとは思わない」という若手ビジネスパーソンも多いのでは。今の時代、ビジネスでもプライベートでも必須だという感性を磨く一助になりそうな本が登場しました。
株式会社クロスメディア・パブリッシングは1月21日(金)に、「感性のある人が習慣にしていること」を刊行。欧州やアジアで個展を開く器アーティスト・SHOWKO氏が、感性という抽象的な力が身につく方法を紹介しています。
“流されずにいること”が容易ではない今こそ求められる「感性」
芸術関係やクリエイティブな仕事でない限り、自身の感性を頼りに何かをする機会は少ないかもしれません。しかし、現代人にも感性は必須だといいます。昨今は“自分で決められない人”が増えており、それは、情報やSNSで目にする意見などに“流されずにいること”が容易ではないせいだとか。
口コミを頼ったり、流行りに流されたり、「皆がそうしているから」という理由で行動している人も多いかもしれませんが、本来、自分に似合うものや自分だけの価値、自分に向けられた気持ち、自分が好きになれるものには正解がないという同書。
こうした、目に見えない価値を感じ、正解のないことを選び抜ける力こそ“感性”だといいます。流されずにいることが難しい今こそ、“自分で感じ、選び取る力=感性”が必要というわけです。
「皆がやっているから」とか「皆口を揃えて絶賛するから」という理由で商品やサービスを選んだり、自身の行動を決めることに疑問を感じている人もいるのでは。そんな人には、同書が自身の感性を見つめ直し、磨くきっかけになるかもしれません。
観察する習慣や整える習慣など、感性を養うための5つの習慣を紹介
「でも、感性って持って生まれたものじゃないの?」「自分に鋭い感性があるとは思えない…」というあなた。同書は、誰でも感性を養える習慣を5つ紹介しています。
それは、微妙な違いに反応する「観察する習慣」だったり、惑うことを知る「整える習慣」だったり、多角的にものごとを捉える「視点を変える習慣」といったもの。
具体的には、肌の感覚で気温を当ててみたり、言葉を感情的に書きなぐってみたり、気持ちよく話すのをやめてみたりといった方法で、それぞれの習慣を改められるとしています。
ほかにも、「わかってる」と言わず、何でも好奇心を持つよう心がけたり、目的地を決めずに歩くことで、自分の感覚を信じる習慣を身に付けたりという方法もあります。
具体的な方法が示されているので、自分のできることから実践できそうです。さっそく習慣を見直すヒントやアイデアが見つかるかもしれません。
感性を磨くと自分に自信が付き、アイデアが浮かんでくる!
習慣を改め感性が磨かれると、自分に自信を持てるのだそう。感性がある人は、自分に合うものや好きなものを知っているのはもちろん、絶えず新しいアイデアを生み出せるとし、ビジネスのアイデアも浮かぶようになるかもしれません。
また、感性が豊かな人は自分の気持ちをはじめ、人の気持ちも理解できるので、周囲の意見に惑わされない一方、職場や取引先など、仕事での人間関係を良好に保てるようになるとよいですね。
ビジネスでもプライベートでも幅広いシーンで活かせる、「感性」という名の「自分のものさし」を手に入れてみてはいかがでしょうか。
【目次】
はじめに 感性のある人とは、「答えを出せる人」のこと
序章 感性を養う「5つの習慣」
第1章 感性を養う「観察する習慣」
第2章 感性を養う「整える習慣」
第3章 感性を養う「視点を変える習慣」
第4章 感性を養う「好奇心を持つ習慣」
第5章 感性を養う「決める習慣」
価格は1628円(税込)。著者紹介など詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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