HOMEインタビュー 「疑問」は自分で「納得」に変えていく。1年目でMVP受賞、ユニラボ新卒社員の"まっすぐ"な戦い方

「疑問」は自分で「納得」に変えていく。1年目でMVP受賞、ユニラボ新卒社員の"まっすぐ"な戦い方

白井恵里子

2022/01/24(最終更新日:2022/01/24)


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佐藤優厚さん/提供:株式会社ユニラボ

「自由な環境で働きたい」「自分のやりたいように仕事がしたい」このように、"自由"を軸に働く場所を探す人もいるでしょう。

しかし、意外と難しい"自由"の取り扱い方に、戸惑ったことはありませんか?自由な環境で高い目標を掲げ、日々結果を出しながらステップアップしている若手ビジネスパーソンは、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるのでしょうか。

株式会社ユニラボの佐藤優厚さん(25)は、チーム全体で目標達成に苦しむ中、「自分なりのやり方」を確立し実践を重ね、個人目標を5カ月連続で達成。新卒1年目にして社内クオーターMVPを受賞しました。

経験の浅い1年目でありながら、佐藤さんはどのようにして「自分なりのやり方」を確立し、成果に繋げていったのでしょうか?詳しく話を聞きました。

BtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」を提供

株式会社ユニラボは「受発注を変革するインフラを創る」をビジョンに掲げ、法人向けBtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」を提供しています。

アイミツを利用する企業の発注担当者は、案件にふさわしい企業の検索・調査・比較・見積もり取得・発注までを、各社へ個別に資料請求等をせずとも、プラットフォーム上で効率的かつスピーディに行うことが可能。

2022年1月現在、IT制作や広告販促など約100カテゴリー、1000社以上の企業情報や提供サービス情報を掲載しています。

提供:株式会社ユニラボ

高い目標を達成することで成長し続けたい

佐藤さんは、2021年4月に同社へ新卒入社。アイミツの営業担当として数々の商談を行ってきました。

今年1月からは営業チームのリーダーに着任し、プレイヤーとしても仕事を継続しつつ、チーム全体の目標を達成するための仕組みをつくるべく新しいスタートを切っています。

-----就活ではどのような軸で企業を探していましたか?

佐藤さん:展開している事業や提供しているサービスなどは選定基準にせず、「高い目標を設定して、それを達成することで成長し、さらなる高い目標に挑む…」このような成長サイクルができる環境を探していました。

そのためには若手でも責任のある仕事を任せてもらえたり、自ら高い目標を設定してそれに挑めたりと、「自由な環境」が自分には必要だと考えていました。

-----ユニラボに入社を決めた理由は?

佐藤さん:まず、ユニラボの掲げているビジョンが「インフラを創る」なので、こんなに高い目標はないだろう!と思いましたね。

会社全体でこのような目標を掲げているので、社員ひとりひとりを見てみても、設定している目標が高く、魅力的に感じたことが決め手です。

また、ユニラボの大切にしているバリューは、顧客に対しても、チームに対しても、成すべきことにも「まっすぐ」であること。私自身、これまで「誠実に人と向き合うこと」を大切に生きてきたので、自分の価値観とマッチすると感じたことも決め手のひとつとなりました。

提供:株式会社ユニラボ

厳しい商談も乗り越えて…

とにかく高い目標に向かって挑み続けたいと、入社を決めた佐藤さん。MVP受賞までの道のりは、決して平たんではなかったと言います。

-----入社後、一番印象に残っていることは何ですか?

佐藤さん:入社直後の商談で、こちら側は自分ひとりの参加だったのですが、オンライン会議を開けてみると先方は役員陣のみ複数人の参加だったことです(笑)。戸惑いながらサービスの説明を始めたところ「君、サービス説明の前にまず会社の説明でしょ」とお叱りを受けてしまいました…。

「若手でも裁量権を!」と思っていたものの、あの時の衝撃は今でも忘れられません。ただ、貴重な経験だったとは思いますね。

-----それはたしかに衝撃的です…。逆に「うまくいった!」「嬉しい!」と思ったことは?

佐藤さん:やはり受注いただけた時です。私は営業なので、受注後はお客様をカスタマーサクセスのチームに引き継ぎますが、入社1カ月頃に初めて「この後もあなたに担当してほしい」と言っていただけたことがあります。

実際のところは、カスタマーサクセスの部分を私が担当するのは難しいのですが、そう思ってくださることは本当に嬉しいですね。それ以降、何度かこのようなお言葉をいただくたびに、励みになっています。

提供:株式会社ユニラボ

自分が一番「いいな」と思うことをやる

-----目標を5カ月連続で達成できた勝因はどこにあると思いますか?

佐藤さん:疑問を感じた部分は自分で変えていき、「こうした方がよいだろう」と思ったことは実践してみることです。

例えば、社内で「商談のスクリプト」が用意されていますが、個人的に最初それを読んだ時「これで本当にサービスの良さが伝わるだろうか?」と正直疑問に感じました。

そこから、「どうすれば分かりやすく伝えられるだろう」と自分なりに考え、自分専用のスクリプトにカスタマイズしてみたんです。カスタマイズしたスクリプトで商談に臨むようになってから、自分のなかでも腹落ちした形で話せるようになり、受注率が上がっていきました。

-----新人だと既存のスクリプトを真似るところから始めるイメージがありますが、そうではなかったんですね。

佐藤さん:そうですね。「仕組みを積極的に変えよう」と言うより、自分が一番「いいな」と思うことをやるようにしています。それが自分に対しても"まっすぐ"向き合うことかなと考えているので。

----その他、目標達成に向けてご自身なりに工夫したことは?

佐藤さん:自分の営業に関する数字分析を週単位で記録・報告していました。

なぜ達成できたのか?なぜ未達だったのか?を常に分析することは、他の社員もやっていることだと思いますが、私はそれを毎月1回、週報を送るタイミングで全社に共有していたんです。

これが勝因のひとつなのかは分かりませんが、自分にとって「数字を意識できる仕組み」ではあったように思います。

営業チームが成果を出すために

"疑問"は自分で"納得"に変え、常に最善の方法を自ら考えて実践し続けている佐藤さん。今後はリーダ―として、どのような行動を起こしていくのでしょうか。

-----営業チームのリーダーとして、今後の目標についてお聞かせください。

佐藤さん:今後は追いかける数字の数も増えるので、どのような目標を設定し、それをどのように達成するのか、これまでの経験も踏まえながら戦略を練っていきたいです。

具体的には、チーム内のナレッジ共有など、チーム全体で相乗効果が生まれるような仕組みをつくりたいですね。

自分の成長がチームの成長につながり、さらにアイミツのインフラ化にも寄与できるようになれば、一番嬉しいです。

提供:株式会社ユニラボ

「自分に対しても"まっすぐ"向き合うようにしているので、疑問はそのままにしておきたくない」「自由な環境だからこそ自分が一番"いいな"と思うことができる」佐藤さんはこう話します。

何も疑問に思わず、すべて既存の仕組み通りに進めることが最善とは限りません。逆に、「仕組みを変えること」自体が意味のあることとも限りません。抱いた違和感や疑問を放置せず、自ら"これだ"と思った道に進める人こそが、自由な環境で最大限の力を発揮することができるのではないでしょうか。

出典元:株式会社ユニラボ
出典元:アイミツ

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