仕事にもだいぶ慣れてきたころ「転職したい」と考えることはありませんか?このまま同じ会社でキャリアを積んでいくのか、または転職して環境を変えたほうが良いのか、悩みは尽きないですよね。また、いざ転職活動を始めようと決めても「志望企業に転職理由をどう話せば良いのか分からない」ビジネスパーソンも少なくないはずです。
株式会社ライボは社会人を対象に「2022年 転職意識調査vol.1」を実施しました。転職経験の有無や、転職に対するイメージを調査し、結果を公開しています。
3年以内で転職を検討する人が約8割
これまでのキャリアにおいて、「転職経験あり」と回答した人は78.8%。さらに、転職を考え始めたタイミングについて、78.1%が「現職に就いてから3年以内」で考えているという結果になりました。まさに世の中は大転職時代といえますね。
転職理由は本音と建前どちらを話すか
転職理由は本音をぶつけるべきか、それとも建前を話すべきなのか。調査したところ、56.0%が「本音を話すべき」と答えています。理由としては「双方のミスマッチをなくすため」「取り繕ったところで企業は納得しない」などの回答がでています。
一方「転職理由は建前を話すべき」と回答した人の中には「本来の理由が人間関係の不満などである場合は、企業にネガティブな印象を与えるから」との意見もありました。
確かに、志望企業に対しては恐れずに本音を話すことが大切です。しかし、人間関係の不満などをそのまま伝えてしまうと「入社しても、対人関係絡みですぐ退職してしまうのではないか」とマイナスなイメージを持たれかねないでしょう。
ネガティブな本音に関しては、視点を切り替えて考えてみることも必要ですね。
本音1位は「報酬をあげたい」建前1位は「専門スキルや知識を発揮したい」
ちなみに、転職経験者が選んだ「転職理由の本音」1位は「報酬をあげたい」が35.0%と圧倒的。同じ時間働くのであれば、少しでも多くお金を手に入れたいですよね。
次いで「職場の人間関係が合わない」「自身の働き方を見直したい」などが続きました。
一方「転職理由の建前」第1位は「専門スキルや知識を発揮したい」が最も多く、人間関係や会社への不満は下位にランクインしています。やはり、志望企業に現職の不満は伝えづらいという結果になりました。
志望企業にマイナスなイメージを持たれないように、かつ自分のやりたいことや本音を伝えて、転職活動を成功させたいですね。転職を考えている人は、今回の調査結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象:20代〜60代の社会人
調査方法: インターネット調査
調査期間:1月7日(金)〜1月12日(水)
有効回答数:810人
同調査について詳しくはプレスリリースをご確認ください。
出典元:Job総研/転職理由は本音で話すべき?638人に聞いたアンケートを元に解説!
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