HOMEビジネス 不安だからこそ積極性を発揮したい!23卒学生、インターン参加経験「ある」約9割|ディスコ調べ

不安だからこそ積極性を発揮したい!23卒学生、インターン参加経験「ある」約9割|ディスコ調べ

n.oga

2022/01/18(最終更新日:2022/01/18)


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イメージ画像:Adobe Stock

コロナ禍での就職活動は難航するというイメージがありますが、実際に、就職活動を行う学生にはどのような変化が起こっているのでしょうか。

株式会社ディスコは、2023年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、1月1日時点での就職意識や就活準備状況について調査を実施。1月14日(金)に結果を発表しました。

在宅勤務への注目度アップ等、コロナ禍で変わった学生の意識と考え

調査の結果、現段階で志望業界が「明確に決まっている」人が前年度より増えたと同時に、「決まっていない」人も同じく増加。志望業界を絞らずして就職活動をスタートさせている人が増えたことが示唆されています。そんな就活生の志望業界1位は「インターネットサービス」、2位「情報処理・ソフトウエア」となっており、IT業界への人気は変わらず健在です。

変化があったのは「企業選びへの影響の度合い」です。「柔軟な働き方ができること」を選んだ人が9割超えと、コロナ禍で「在宅勤務」への注目度が高まっていることがわかります。

また、インターンシップ等に参加経験がある学生が約9割と多い結果となりました。これは、コロナ禍をきっかけにオンラインでの実施が主流となることで、比較的短期間で実施されるプログラム の参加機会が増えたことが起因していると考えられます。

さらに、本選考が始まるまでに志望企業と対面での接点が必要と考える学生が8割近くに上りました。やはり自分が将来働く会社や人とは、コロナ禍であっても会いたいという気持ちが強いようです。

不安だからこそ就職活動への積極性があがった

調査の全体を通して、学生が就職活動に対し積極的な様子が伺えました。しかし、今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、採用数に影響が出ると予想する学生も多いことから、こうした不安が前のめりな姿勢につながっているということも考えられるのではないでしょうか。

今後、新型コロナの感染者数によっては、就職活動へのさらなる影響が懸念されます。早めの行動によって不安を払拭し、自信を持って就職活動のスムーズなスタートを切りたいものですね。

同調査について詳しくはプレスリリースでご確認ください。

【調査概要】
調査対象 : 2023年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答者数 : 1104人(文系男子395人、文系女子310人、理系男子270人、理系女子129人)
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 1月1日~6日
サンプリング : キャリタス就活2023学生モニター(2016年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)

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