新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、新卒や中途の採用を控える企業は少なくありませんでした。就活や転職活動が停滞した人もいたかもしれません。
株式会社マイナビは1月13日(木)、人材採用に関して「採用実施」「手法選定」「雇用の決定」のいずれかの決裁権を持つ採用担当者(2036人)を対象に調査した、「マイナビ 人材ニーズ調査」を発表しました。
同調査からはどのような人材ニーズが見えるのでしょうか。
2022年の採用予定は全雇用形態で増加
2021年の採用実績割合は、正社員(新卒、中途)・非正社員(契約・嘱託、パート・アルバイト、派遣)のすべての雇用形態において、前年度比で減少、という結果となりました。
一方で2022年の採用予定割合は、すべての雇用形態において2021年の採用実績割合より増加する見込みとなっています。今後の人材ニーズの動向は、新型コロナウイルス感染症の影響次第ではあるものの、アフターコロナを見据えて人材を確保しようとする動きは大きくなりそうです。
本格的な経済回復が見られれば、人材ニーズの回復傾向は一層顕著になるかもしれません。
「専門能力や技術を持つ人材」へのニーズは高い
雇用形態別の採用の理由は、新卒、中途とともに「専門能力や技術を持つ人材の獲得」が最多となっていることから、計画された定期的な採用ではなく、個人の専門的なスキルや能力に注目した採用活動が進む可能性がありそうです。
今後ビジネスパーソンには、自ら学び、スキルを身につけ、キャリアを築いていく姿勢が求められるでしょう。同調査について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
【調査概要】「マイナビ 人材ニーズ調査」
調査対象:人材採用に関して、[採用実施]][手法選定][雇用の決定]のいずれかの決裁権を持つ採用担当者
調査方法:WEB調査(アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社)
調査期間:2021年12月8日(水)~12月10日(金)
回答数:2036人
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