HOMECareer Runners やりたいことがない時こそ、幅広く挑戦!IKUSA2年目社員が、自分の“適性”を見つけた方法とは

やりたいことがない時こそ、幅広く挑戦!IKUSA2年目社員が、自分の“適性”を見つけた方法とは

長澤まき

2022/01/27(最終更新日:2022/01/27)


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提供:株式会社IKUSA/小山内潤子さん

会社選びやキャリアプランの策定など、何かと“選択”することが多い20代前半。「自分に向いていることがわからない」「やりたいことが特にない」と悩んでいる若者も少なくないのでは?

株式会社IKUSA 2年目社員の小山内潤子さん(25)も、就活を始めた当初はやりたいことがなかったとか。しかし、実際にさまざまな業務を経験することで、自分が情熱を傾けて取り組めることや向いている仕事が見えてきたといいます。

どのように行動することで、自分のキャリアの方向性や適性を見つけることができたのでしょうか。話を聞きました。

“遊び”で課題を解決「IKUSA」

株式会社IKUSAは、“遊び”を提案するスタートアップ企業。

「世界中のあらゆる人が遊ぶ 機会 場所 仲間を生み出す」をミッションに、企業向けイベント・研修サービスを提供しています。

オンライン謎解きチームビルディング「リモ謎」を中心としたオンラインチームビルディングイベントは650社以上に導入され、体験人数はのべ6万人を突破したそう。“遊び”を通して、コミュニケーション不足やチームビルディングといった課題を解決しています。

幅広く“挑戦”できる環境を重視

小山内さんは、およそ1年8カ月の長期インターンを経て、2020年に入社。

現在はマーケティング部に所属し、販促・Webサイトの構成・メルマガ作成・Webメディアの管理・イベント事例記事の企画をメインに担当。また、デザイナーとしてWebサイトのデザインも行うなど、幅広い業務を手がけています。

-----IKUSAでインターンを始めた経緯を教えてください。

小山内さん:「これをやりたい」という明確なものはありませんでしたが、「何かをやってみたい!」という想いがあってインターン先を探していた時に、IKUSAの求人を見つけました。

当時のメイン事業だった「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」の写真に惹かれて求人内容を見てみたところ、少人数のベンチャーであることや、業務内容は営業がメインでありつつもイベント運営やWeb関係の仕事にも携われるといった点に魅力を感じて応募しました。

やりたいことが明確に決まっていないからこそ、いろいろなことに挑戦できる環境に魅力を感じたのです。

-----数ある企業の中から、入社先としてIKUSAを選んだ決め手は?

小山内さん:一番の決め手は、“いろいろなことができて、日々変化があって楽しい”とインターンを通して感じたことです。

また、“遊び”という商材の魅力や、仕事に対してポジティブなメンバーが多いことも決め手になりました。

就活では他社からも内定をいただいていたのですが、なかなか「これを売りたい」と思えるサービスはありませんでした。

IKUSAの“遊び”というサービスはユニークですし、それを売ることで人の笑顔を見ることができます。とても価値あるサービスだと感じ、「これを売りたい」と思いました。

-----ポジティブなメンバーが多い点には、どのような魅力を感じたのですか?

小山内さん:私はもともと、社会人はあまり仕事を楽しめていない人が多いイメージを持っていました。

しかし、IKUSAのメンバーの方々がポジティブに仕事を楽しんでいる姿を見て、「ここでなら、私も楽しく仕事ができるかもしれない」と思えました。

-----ファーストキャリアを選ぶにあたって「これだけは譲れない」とこだわったことは?

小山内さん:いろいろなことに挑戦できて、自分の成長につながる環境に身を置くことです。

企業を探すポイントとして、福利厚生などを重視して大手企業を志望される方もいるかと思いますが、私は「仕事に没頭して成長したい」と思っていたので、ベンチャーを中心に企業を探しました。

失敗しながら学んでいく

-----インターンが内定につながったのは、どのような行動が評価されてのことだと思いますか?

小山内さん:仕事の改善点を自発的に意見したり、やることがなくなったら自分から仕事を貰いに行ったりと、積極的に仕事に向き合っていた姿勢を評価していただけたのかもしれません。

-----現在は主にマーケティングを担当されているそうですが、マーケティング職を自分で希望したのですか?

小山内さん:いいえ。マーケティング担当になるとは想定していませんでした。

インターンではまず営業に配属され、その後、イベント運営を中心に担当していたのですが、ある時突然「社内運動会.com」というWebメディアの編集や記事作成を任されました。

想像もしていなかった仕事に最初は戸惑いましたが、やってみたら楽しく、他の人からも“この仕事、あなたに合っているね”と言っていただけ、そこから次第にマーケティング方面にシフトしていきました。

-----経験のない仕事にどのように向き合っていますか?

小山内さん:まずは、本やWebを読んだり、詳しい人に聞いたりして、最低限必要なことを吸収しています。

しかし、やはり実務を通して身につけることが一番だと考えているので、“完璧にできると思わず、失敗しながら学んでいこう”という気持ちで向き合っています。

提供:株式会社IKUSA

仕事は“優先順位”を考える

現在も幅広い仕事を担当している小山内さんですが、たくさんの業務・タスクにどのように取り組んでいるのでしょうか。

-----仕事をするにあたって心がけていることや工夫していることは?

小山内さん:心がけているのは、“たくさん抱えている仕事の中で、どれを優先するか”を整理して優先順位をつけることです。

会社全体に大きな影響がある仕事を優先し、抱えきれない仕事は人に任せたり期日を伸ばしてもらったりして、全体が上手く回るように調整しています。

-----優先順位を意識するようになったのは、何かきっかけがあったのですか?

小山内さん:社長からかけていただいた言葉がきっかけです。

マーケティング部はメンバーが少なく、たくさんの仕事が降ってきます。当初は、“全部やろう”という気持ちが強く、夜遅くまで残業していました。

例えば、「ビジネスゲーム研修.com」という新しいメディアの立ち上げを任された際には、ターゲット設定から掲載内容の精査、Webデザインまで、全て一人でやっていましたし、他の仕事も頼まれたら全て引き受けていました。そのため、なかなかスケジュール通りに進まず、悩むことがありました。

そんな時に社長から「これは君しかできない仕事だから、最優先でやってくれ」と言われ、仕事に優先順位を付けることを意識するようになりました。

提供:株式会社IKUSA

やってみることで向き・不向きが見えてきた

-----これまでを振り返って、「これをやって良かった」という経験や学び、行動は何ですか?

小山内さん:新しいことに臆せずチャレンジしたことです。

インターンでは最初、営業を担当したのですが、実際に働いてみることで自分は営業に向いていないことが分かりました。一方で、実際に仕事をしていくうちに、マーケティングという全く想像もしていなかった仕事が自分に向いていると気づくことができました。

やりたいか・やりたくないかは置いておいて、とりあえずいろいろやってみることで、自分の好き嫌いや向き不向きが分かってくるのではないでしょうか。

-----挑戦したいこと・実現したいことなど、これからのビジョンを聞かせてください。

小山内さん:会社が掲げる、あらゆる社会問題を遊びで楽しく解決する「遊び総合カンパニー」というビジョンをもっといろいろな人に知っていただき、“遊び”に価値を感じてもらえるような世界を実現できれば嬉しいです。

そのためにマーケティング担当である私ができることは、IKUSAのサービスを多くの方々に届けることです。たくさんの方々からお問合せしていただけるよう、今後もがんばります。

行動することで可能性が広がっていく

-----最後に「前向きに仕事を楽しみたい」と考えている同世代に向けて、メッセージをいただけますか?

小山内さん:“前向きになりたい”という想いを持っている時点で、何も不安に思うことはないと思います。

その上で、少しでも興味を持っていることがあるのなら、それをやってみれば、自分のいろいろな可能性が見えてきます。前向きな気持ちを忘れずに、いろいろなことにチャレンジしてほしいです。

提供:株式会社IKUSA

営業・イベントの運営担当・Webメディアの運営など、いろいろな業務を実際に経験したことで、自分の“やりたいこと”や適性を見つけることができた小山内さん。

いくら頭の中でシュミレーションしても、実際に働いてみないと、その仕事が本当に自分に向いているのか・やりたいことなのかはわかりません。

「自分のキャリアが見えてこない…」と迷っているのであれば、まずはいろいろなことを実際に経験してみると良いのかもしれませんね。

出典元:株式会社IKUSA
出典元:リモ謎
出典元:チャンバラ合戦-戦IKUSA-
出典元:社内運動会.com
出典元:ビジネスゲーム研修.com

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