HOMEインタビュー きっと初めての仕事に挑戦したくなる!コグラフのインターン生に聞く、"経験不足"をも楽しめる秘訣

きっと初めての仕事に挑戦したくなる!コグラフのインターン生に聞く、"経験不足"をも楽しめる秘訣

白井恵里子

2022/01/18(最終更新日:2022/01/18)


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サンドラさん/提供:コグラフ株式会社

インターン先や就職先では、自分にとって「新しいこと」や「初めての仕事」に取り組むところから全てがスタートします。

未経験のことに挑戦すると、わからないことや難しいことが次々と出てくるため、慣れるまでの間は"我慢"しなくてはならない…そうネガティブに捉えてしまっている若手ビジネスパーソンも少なくないのでは。

しかし、新しいことへの挑戦には、本当に"我慢"が必要なのでしょうか?

コグラフ株式会社のインターン生・サンドラ アガシー サティアヴィラワンさん(25)は、インドネシア出身。「いつか日本でビジネスを立ち上げたい」という強い想いを抱きながら、マーケティングを中心にビジネスについて勉強しています。

彼女は「学ぶ時間もすごく楽しい」「新しいことに挑戦して、ひとつひとつ出来るようになることが嬉しい」と常に前向き。未経験の仕事にも臆せずポジティブに挑み続ける彼女に、その秘訣について取材しました。

オフィスや店舗に向けてAI電話番マヤイを提供

コグラフ株式会社は2020年4月より、「電話対応で仕事が中断し、集中できない」「接客中は電話に出られず、問合せを取りこぼしてしまう」などのオフィスや店舗の電話に関する課題を解決すべく、AI電話番マヤイを提供しています。

外線電話をAIが一時対応し、用件をメールやチャットでお知らせするサービス。使いやすいシンプル設計や応答内容をカスタマイズできる機能などが特徴で、このコロナ禍に導入企業は急増しました。

「Reinventing the phone conversation(電話コミュニケーションの再発明)」をミッションに掲げ、将来的には電話業務の効率化だけでなく、人とAIが楽しく共存する世界の実現を目指しています。

提供:コグラフ株式会社

日本での起業を志し、インターンを開始

サンドラさんは、現在国内の大学院に通う修士2年生。国際ビジネスを専攻しています。

2020年9月より同社にインターン入社し、現在はマヤイのマーケティング担当として、デジタル広告やカスタマーサポートなど幅広い業務に従事しています。

-----日本で勉強しようと思ったきっかけは?

サンドラさん:子どもの頃から日本のアニメやJ-POPが好きだったので、「将来は日本に住みたい」とずっと思っていました。

経営者である父の影響もあり、高校生の時には「日本で自分のビジネスを立ち上げたい」と思うように。オーストラリアの大学でマーケティング・マネジメントを学んだ後、日本の大学院に入学しました。

-----インターンを始めようと思ったのはなぜですか?

サンドラさん:起業するためにも、マーケティングを現場でもっと学びたいと思ったからです。

特に、ユニークな事業に携わって、面白いマーケティングに挑戦したかったので、「日本のスタートアップならそれができるだろう」と、インターン先を探し始めました。

初めは、マヤイのマスコットである"マヤイちゃん"がかわいい!と思ってコグラフに目をつけたのですが(笑)、実はかなりグローバルな職場環境であることや、これから成長していくサービスに関われると感じたことから、インターン入社を決めました。

オーストラリアで学んだマーケティング・マネジメント、大学院で学んでいる国際ビジネスやAIビジネスの知識を、少しずつでも業務にも活かせるよう、日々邁進しているところです。

-----グローバルな環境なんですね?

サンドラさん:はい。コグラフはもともとソフトウェア開発とデータ分析をメインに展開していたため、海外にも複数人メンバーがいて、東京のオフィスにも外国籍メンバーが何人かいるんです。

提供:コグラフ株式会社

自力で不明点を解消していくことが面白い

こうして、ビジネスを現場で経験するためにインターンを始めたサンドラさん。入社以降はずっと、初めての挑戦ばかりだと言います。

-----入社後、一番印象に残っている仕事は何ですか?

サンドラさん:マヤイの公式YouTubeチャンネル立ち上げを自ら提案し、それを承認していただけたことです。

コグラフではインターン生でも積極的に提案することができ、必要であればその提案を受け入れ、実行させてもらえる環境が整っています。

そのため、私が「マヤイの認知を拡大させるため、YouTubeをつくりたい」と提案した時も、「やってみましょう!」と背中を押してもらえました。

-----YouTubeに動画を投稿した経験はありますか?

サンドラさん:ありません。未経験ですが、企画から、動画撮影、編集まで、すべて私が担当することになり、今まさに立ち上げに向けて準備中です。

初めてのことばかりですが、とっても楽しいです!

-----他にも、初めての仕事で印象的だったことはありますか?

サンドラさん:Google広告を初めて担当した時ですね。当時も同じように、わからないながらも色々調べて、少しずつ出来るようになっていきました。

入社直後に「Google広告の担当をお願いします」と言い渡された時は衝撃でしたが(笑)、いざやってみると、そこには新しい世界が広がっていました。

例えば「コンバージョン(CV)を高めるためにはどうすればよいか」など、自力でひとつひとつ不明点を解消していくことが本当に面白いです。出来るようになったことや経験できたことを活かせる「次のステップ」を考えるのも楽しいですね。

挑戦は、目標の実現に繋がっている

「日本でビジネスを立ち上げたい」という夢に向かって、着々と前進しているサンドラさん。新しい挑戦を、むしろ楽しんでいる姿が印象的です。

-----明確な目標があっても、「何から始めたらよいのかわからない」と悩む人も多いと思いますが、そんな同世代に何か声をかけるとしたら?

サンドラさん:インターンでも何でも、とにかく新しいことをやってみた方がよいと思います。

新しい環境に飛び込むと、学ぶことが多い分、自分の知識やスキルも磨くことができます。それが少しずつ積み重なって、自分の目標に連れていってくれるかもしれません。

挑戦やそこでの学びが目標の実現に繋がっていると思うことができれば、何事も楽しく取り組めるのではないでしょうか。

-----最後に、今後の目標についてお聞かせください。

サンドラさん:今は、自分が提案したYouTube開設を成功させて、マヤイの認知拡大に貢献したいです!

そしてこれからも、勉強と実践を積み重ねて自分のスキルを磨いていき、将来は立派なビジネスパーソンになりたいです。

具体的には、日本のファッションや食べ物などをインドネシアに広めるビジネスなどをやってみたいなと考えています。まだアイデアベースですが、いつか実現させたいですね。

提供:コグラフ株式会社

新しい挑戦を通じて得られた経験や学びが、自分の目標につながっていく…そう考えることが「挑戦を楽しむ秘訣」だと、サンドラさんは教えてくれました。

もし今「新しい仕事に取り組むのって大変」と億劫に感じている人は、一度、何のためにその仕事をやるのか、自分の目標にどうつながるのか、改めて考えてみると、楽しみや面白さを見いだせるかもしれませんね。

出典元:コグラフ株式会社
出典元:AI電話番マヤイ

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