新年を迎え、「社会人として恥ずかしくないビジネスマナーを身につけたい」「今年こそスキルアップしたい」「新しいことを学びたい」と思っている若手ビジネスパーソンも多いでしょう。
そんな人たちに参考になりそうな新書が、株式会社KADOKAWAより1月8日(土)に発売されました。若手ビジネスパーソンの学びの一助になりそうな3冊をご紹介します。
『「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ』
椎名美智氏著『「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ』は、現代人は相手への敬意より、自分のために敬語を使っているとしています。相手を敬うためでなく、自分を丁寧に見せるために敬語を使っているそう。
例えば、「させていただく」は正しい敬語だと思いますか。同書は、意識調査とコーパス調査で違和感の正体を明らかにしています。
明治期や戦後、SNS時代など、社会環境が変わるときは新しい敬語が生まれるとし、身近な例から正しい敬語を学ぶことができるでしょう。正しい言葉遣いについて学んでおけば、社内外問わず自信をもってコミュニケーションを図ることができそうです。
『「英語耳」独習法 これだけでネイティブの英会話を楽に自然に聞き取れる』
SNSやメディアで注目を集めるロングセラーの語学書「英語耳」。そのメソッドの核心を語る松澤喜好氏の著書『「英語耳」独習法 これだけでネイティブの英会話を楽に自然に聞き取れる』も発売。
「英語耳」という学習法には、「本場の高速な英会話が聞き取れた!」「TOEICで900点の壁を超えられた!」といった称賛の声が寄せられているとか。
「heart」と「hurt」、「ear」と「year」はネイティブスピーカーには全く異なる発音だそうですが、若手ビジネスパーソンの皆さんは発音し分けられますか?同書を参考に、同メソッドを独習で身につければ、それぞれ正しく発音できるようになるかもしれません。
入門書である同書でその学習法をマスターし、インターネットで無料で観られる動画などを駆使して、あなたも1年後には英語耳になっているとよいですね。
『寡欲都市TOKYO 若者の地方移住と新しい地方創生』
人口が減少する時代に備えて「やるべきこと」を明確にするという、原田曜平氏著「寡欲都市TOKYO 若者の地方移住と新しい地方創生」。
同書によると、「チルい」ブームの街、東京は今や”サイコーにちょうどいい”街になったとか。所得水準が上がらないなど、経済面で先進各国との差が開いていく中、コロナ禍を経て、この街はどのように変わっていくか考えるとしています。
東京が稼ぎそれを地方へと再分配する、人口が減少していく時代に必要な地方創生のあり方を、「新しい東京一極集中」戦略に基づき提唱する同書。新しい形の地方創生のヒントやアイデアが見つかるかもしれません。
各書籍の著者詳細など、詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
出典元:KADOKAWA 「英語耳」独習法 これだけでネイティブの英会話を楽に自然に聞き取れる
出典元:KADOKAWA 寡欲都市TOKYO 若者の地方移住と新しい地方創生
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