大学に入学したら勉強を始めるとともに就職活動について調べ始める人もいるでしょう。これから本格的な就職活動を迎える学生たちは、自らのキャリアについてどのように考えているのでしょうか。
株式会社マイナビは、大学1・2年生の男女1017人に、現時点の仕事や就職活動に関する考えを調査した「マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査」の結果を発表しました。
コロナ禍においてもインターンシップに前向きな姿勢が見られる
大学1・2年生の12月時点でのインターンシップ経験者は、対前年比11.8pt増の20.7%となっています。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により大学の講義が縮小されたり、大学主催のインターンシップが中止されたものの、「参加経験がある」と回答した学生のうち67.1%が「大学の講義として参加した」と回答していることから、大学の工夫などによって参加経験割合が回復したと言えそうです。
一方で、大学の講義とは関係なく自由応募で参加した学生が3割を超えていることから、大学1・2年生のインターンシップへの意欲はコロナ禍においても高いとみることができるでしょう。
成人式を迎える学生の理想の生き方は「自分の趣味ややりたいことに熱中する生き方」
同調査で2022年の1月に成人式を迎える学生に「今後どのような大人になりたいか」を聞いたところ、理想の生き方でもっとも票を集めたのは「自分の趣味ややりたいことに熱中する生き方」で27.3%でした。
仕事で社会的な地位を手に入れることよりも、自分個人の人生を充実させることを重視している学生が少なくないことがうかがえます。
新型コロナウイルス感染症の影響下においても、インターンシップに積極的な学生が少なくないこと、自らの人生と仕事のバランスをとる人生でありたいと考える学生が多いことなど、同調査の結果を踏まえて、一度「自分はどのような仕事をして、どのような人生を歩みたいのか」を考えてみてはいかがでしょうか。
調査概要
「マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査」
調査期間:2021年12月15日(水)~12月17日(金)
調査方法:18歳~20歳の大学1、2年生を対象にWEB調査を実施
(アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社)
有効回答数:1017人(文系男子176人 理系男子113人 文系女子444人 理系女子284人)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
同調査について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
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