HOMEビジネス コロナ前後での社会人学習は「ビジネススキル」が増加傾向。人気授業の内容とは?|株式会社Schoo調べ

コロナ前後での社会人学習は「ビジネススキル」が増加傾向。人気授業の内容とは?|株式会社Schoo調べ

北崎早希

2022/01/07(最終更新日:2022/01/07)


このエントリーをはてなブックマークに追加

イメージ画像:AdobeStock

コロナ禍という先の見えない現状で、社会人学習では、どんな学びに注目が集まっているのでしょうか。

インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schooは、社会人向けオンライン学習サービス『Schoo』の受講データの調査分析をもとに「コロナ前後での社会人学習の変化」の調査を実施。そこから、「2021年の人気授業ランキング」が明らかとなりました。

コロナ前後での社会人学習の変化

ワークスタイルに大きな変化を与えたコロナ禍。分類した授業群の受講者をコロナ以前の2019年とコロナ禍の2021年で比較したところ、「ビジネススキル」「マネジメント・リーダーシップ」「企画・マーケティング」といったビジネススキル系授業群の割合が、621.4%と大幅に増加したことがわかりました。

コロナ禍における学習に使える時間が増えたことだけでなく、リカレント教育やリスキリングの社会的重要性の高まりが受講者増加の要因と言えるようです。

コロナ禍になり、これまでの仕事に対する見直しをした人が増えたのかもしれませんね。またビジネススキルに関する授業群の中でも「コミュニケーション術」をテーマにした授業に注目が高まっているそうです。

その他にも社会的なDXニーズが増えたことにより、「デジタルリテラシー」系の授業群・「キャリア・お金」系授業群も同様に受講者が増加傾向にあり、人生設計への関心も強まりを見せています。

【2021年】Schoo人気授業ランキングTOP3

1位:「30歳までに知っておきたい投資の知識」

「#世界最速で日経新聞を解説する男」で知られる南祐貴氏が行う授業。今さら聞けない「経済の基本知識」や「確定申告のキホン」など、投資に関する知識を身につけることができる授業です。これから投資をやってみたいという人に向けた、投資の基礎が学べます。

2位:「Googleアプリを組み合わせて成果を10倍にする仕事術 「Google式10Xコラボレーション術」」

2位にランクインした授業は、イーディーエル株式会社の代表取締役である平塚知真子氏から、「Googleアプリを組み合わせて成果を10倍にする仕事術」が学べる授業です。

Googleのアプリになじみのある人も逆にそうでない人でも、Googleアプリを武器にできる秘訣を身につけることができます。

3位:「博報堂スピーチライターが教える 言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる授業」

こちらの授業では、コラムニスト・コミュニケーションコンサルタントを行うひきたよしあき氏から、思いを言葉にする力について学べます。コミニュケーション能力を高めたい人や一生使える「言葉の武器」を学びたい人にぴったりです。

【調査概要】

調査対象:Schoo会員(2019年約43万人、2020年約55万人、2021年約70万人)

※2019年、2020年は12月末、2021年は12月20日時点

調査期間:2019年1月1日〜2021年12月20日

2022年を迎えた今、新たなスキルを身につけたい人はこの調査結果や、人気授業の内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。調査結果の詳細は、同社プレスリリースをご確認下さい。

出典元:Schoo

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード