コロナ禍という先の見えない現状で、社会人学習では、どんな学びに注目が集まっているのでしょうか。
インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schooは、社会人向けオンライン学習サービス『Schoo』の受講データの調査分析をもとに「コロナ前後での社会人学習の変化」の調査を実施。そこから、「2021年の人気授業ランキング」が明らかとなりました。
コロナ前後での社会人学習の変化
ワークスタイルに大きな変化を与えたコロナ禍。分類した授業群の受講者をコロナ以前の2019年とコロナ禍の2021年で比較したところ、「ビジネススキル」「マネジメント・リーダーシップ」「企画・マーケティング」といったビジネススキル系授業群の割合が、621.4%と大幅に増加したことがわかりました。
コロナ禍における学習に使える時間が増えたことだけでなく、リカレント教育やリスキリングの社会的重要性の高まりが受講者増加の要因と言えるようです。
コロナ禍になり、これまでの仕事に対する見直しをした人が増えたのかもしれませんね。またビジネススキルに関する授業群の中でも「コミュニケーション術」をテーマにした授業に注目が高まっているそうです。
その他にも社会的なDXニーズが増えたことにより、「デジタルリテラシー」系の授業群・「キャリア・お金」系授業群も同様に受講者が増加傾向にあり、人生設計への関心も強まりを見せています。
【2021年】Schoo人気授業ランキングTOP3
1位:「30歳までに知っておきたい投資の知識」
「#世界最速で日経新聞を解説する男」で知られる南祐貴氏が行う授業。今さら聞けない「経済の基本知識」や「確定申告のキホン」など、投資に関する知識を身につけることができる授業です。これから投資をやってみたいという人に向けた、投資の基礎が学べます。
2位:「Googleアプリを組み合わせて成果を10倍にする仕事術 「Google式10Xコラボレーション術」」
2位にランクインした授業は、イーディーエル株式会社の代表取締役である平塚知真子氏から、「Googleアプリを組み合わせて成果を10倍にする仕事術」が学べる授業です。
Googleのアプリになじみのある人も逆にそうでない人でも、Googleアプリを武器にできる秘訣を身につけることができます。
3位:「博報堂スピーチライターが教える 言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる授業」
こちらの授業では、コラムニスト・コミュニケーションコンサルタントを行うひきたよしあき氏から、思いを言葉にする力について学べます。コミニュケーション能力を高めたい人や一生使える「言葉の武器」を学びたい人にぴったりです。
【調査概要】
調査対象:Schoo会員(2019年約43万人、2020年約55万人、2021年約70万人)
※2019年、2020年は12月末、2021年は12月20日時点
調査期間:2019年1月1日〜2021年12月20日
2022年を迎えた今、新たなスキルを身につけたい人はこの調査結果や、人気授業の内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。調査結果の詳細は、同社プレスリリースをご確認下さい。
出典元:Schoo
【関連記事】
ビジネスパーソン4割超が「収入アップの取り組み」を検討。その方法は?|フランチャイズWEBリポート調べ
若手ビジネスパーソンの皆さんは、今年の目標は決まっていますか?中には「もっと収入を増やしたい」「収入アップのためには何をすればよい?」と思っている人も多いのでは。 株式会社Daiが運営する...
【1月開催】今年の抱負を"語る"だけで終わっていない?行動を起こしたい人におすすめウェビナー5選
2022年が幕を開けました。「今年はスキルアップを図る!」「キャリアップ転職を成功させる!」など、志高い抱負を掲げている若手ビジネスパーソンも多いことでしょう。 抱負を掲げることがもちろん...
自己投資する20代は26.7%!自己投資していない人よりも「収入に満足」|アスマーク調べ
「キャリアアップを目指したい」「能力を活かせる企業に転職したい」など、コロナ禍で働き方への価値観が変化した若手ビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。 しかし、実際に次のステージに進む...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう