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あなたはどうですか?コロナ禍で価値観にポジティブな変化があった人が半数以上|SOMPOホールディングス調べ

n.oga

2022/01/04(最終更新日:2022/01/04)


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イメージ画像:Adobe Stock

2021年は、前年に引き続き新型コロナウイルスの影響でリモート会議や在宅勤務などが増え、今までとは働き方が変わった年でした。そんな中、多くの人が自分の考え方に変化を感じているようです。

SOMPOホールディングス株式会社は、「仕事に対する価値観の変容に関する意識調査」を実施し、2021年12月にその結果を公開しました。

何事もネガティブな面に注目しがちだったこのコロナ禍で、ビジネスパーソンの価値観はどのように変わったのでしょうか。

「ポジティブな変化があった」人は半数以上

【調査概要】

調査期間:2021年11月17日(水)~18日(木)
調査対象:仕事に従事している全国の20歳以上の男女
回答者数:1055人

「コロナ禍において、仕事に対する価値観・考え方・向き合い方に変化はあったか」との問いで「大きく変わった」「どちらかと言えば変わった」と回答した人のうち、半数以上が「ポジティブな変化」だと評価しており、コロナ禍がもたらしたものが必ずしもネガティブな面だけではないことがわかりました。

では、どのような点で「ポジティブ」に変化したのでしょうか。
 
同調査結果によれば、「プライベートの活動」「暮らし」「家族」といった、仕事以外の生活に密接な物事を重視するようになったと回答した人が多い傾向にありました。

具体的な時間の使い方については、「仕事」「職場の人とのコミュニケーション」「友人とのコミュニケーション」といった、人とのリアルな接点に使う時間が激減したと、大半の人が回答。一方で「家事」「家族との団らん」といった家族に関することや、「自己研鑽」「投資」「趣味」など自身に時間を使い、巣ごもり時間が増加した影響がうかがええます。

課題は「生産性の向上」

コロナ禍においても、生産性については半数以上が「変化はない」と回答しました。しかし、17.2%が向上したと回答する一方、25.1%が悪化したと回答。生産性向上に課題があることもわかりました。

 
生産性が向上した要因として、「オフィス移転・最適化」「捺印レス」「デジタル技術の活用」「ペーパーレス」などが上位に。悪化した要因は「業務の見直し」がトップとなっており、見直した業務内容の適切性を組織として検証する必要があるようです。

「テレビ会議」「テレワーク」は、職種や業務内容によって効果に濃淡があるため、画一的な導入は効果的ではないこともわかりました。

また、「働く上で幸福を感じるか」という問いについては、このようになりました。
 
「給与」「労働時間」「休み」といった待遇面・労働環境に関する項目が上位を占める中で、「自身の役割を理解し、仕事にやりがいをもっている」という内面的な要素も多く選ばれています。しかし、5人に1人は「特にない/わからない」と回答しました。

今回の調査結果では、コロナ禍で仕事に対する価値観・考え方・向き合い方の変化をポジティブと捉えている人の方が、幸福を感じているということがわかりました。

まだまだ続くであろうコロナ禍の働き方。あなたの価値観はどのように変化したでしょうか。同調査について詳しくは、プレスリリースをご覧ください。

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