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Wordのページを削除する方法|空白のページの消し方・消えないときの対処法も紹介

U-NOTE編集部

2022/01/26(最終更新日:2022/08/25)


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Wordで資料を作成する際に発生してしまう「空白ページ」。完成した資料を印刷する際に、余計な空白のページを印刷してしまったり、再編集する手間がかかったりしてしまうので、あらかじめ削除しておくのがよいでしょう。

本記事では、Wordページの簡単な削除方法に加え、空白のページが消えないときの対処法もご紹介します。

本記事の内容をざっくり説明
  • Wordのページを削除する方法
  • Wordの空白のページを削除する方法
  • Wordのページが削除できない・消えないときの対処法

Wordのページを削除する方法

Wordのページを削除する方法は非常に簡単です。使うのは、選択機能・Enterキー・Deleteキーのみ。さっそく削除する手順を3ステップに分けて解説します。

STEP1.削除したいページを選択する

Wordのページを削除するためには、まず削除したいページを選択します。

ページが複数ある場合は、「複数ページ」を選ぶことで、一度に複数のページを確認できるようになります。

今回は2ページ目を削除します。上記のように2ページ目全体を選択しました。

STEP2.Deleteキーを押す

消したいページの範囲を選択したら、あとはキーボードのDeleteキーを押すだけ。2ページ目は削除されました。

STEP3.複数ページを削除する場合は一括選択する

複数ページを削除する場合は一括選択をして削除すると便利です。

複数ページを一気に削除する場合、まずはページ表示を「複数ページ」に切り替えましょう。

そのあと、消したいページを一括選択し、Deleteキーを押せば削除は完了です。

複数選択できない場合は、1つ目を選択した状態でShiftキーを押しながら2枚目以降のページを選択すると複数選択可能です。

上記のように不要なページがなくなり、資料を1枚にスッキリとまとめられました。

Wordの空白のページを削除する方法

Wordで空白のページができているのは、改行や区切りが入っていることが理由です。

空白ページの削除は、通常のページ削除より少し操作が必要です。とはいえ簡単に対処できるので、ぜひ参考にしてみてください。

STEP1.編集記号の表示/非表示をオンにする

Wordの空白のページを削除するためには、編集記号の表示/非表示をオンにすることから始めましょう。

空白のページを消す前にまず「編集記号の表示/非表示」をオンにします。

「編集記号の表示/非表示」をオンにすることで、セクション区切りや改ページ機能を利用している場合のページ削除がスムーズになります。

STEP2.セクション区切り・改ページによる空白ページを削除する

「編集記号の表示/非表示」をオンにしたら、セクション区切り・改ページによる空白ページを削除していきます。

「編集記号の表示/非表示」をオンにしたことにより、セクション区切りや改ページの記号が表示されています。この記号があると空白ページを削除できなくなってしまうので、区切りや改ページの記号をすべて選択しましょう。

STEP3.Deleteキーを押す

セクション区切りや改ページの記号を選択したら、キーボードのDeleteキーを押します。これで空白ページも一緒に削除できました。

Wordのページが削除できない・消えないときの対処法

多くの場合、Wordページは選択したあとDeleteキーを押すと削除されますが、なかには例外もあります。例えば、前のページのギリギリに表や図が挿入されている場合は、隣に空白ページが作られてしまい、Deleteキーでは削除できません。

最後に、Wordの空白ページが消えないときの対処法をご紹介します。

STEP1.「ユーザー設定の余白」の設定を見直す

Wordのページが削除できない・消えないときには、まず「ユーザー設定の余白」の設定を見直すことから始めましょう。

Wordでは、前のページギリギリに表や図が入っている場合、自動で空白ページが作られてしまいます。このページは選択してDeleteキーを押しても消えないので、別の対処が必要です。

「レイアウト」タブ>「余白」の順に移動し、「ユーザー設定の余白」を選択します。

STEP2.下の余白をギリギリまで狭くする

「ユーザー設定の余白」を選択すると、「文書」のダイアログボックスが現れます。「余白」の項目を選び、「下」の欄の数字を少しずつ下げていきます。

数字を下げていくと、右側に表示されているレビューの一番下に1行追加される瞬間があるので、行が増えたら「OK」ボタンを押します。

STEP3.空白ページが削除されたかを確認する

「OK」ボタンを押してWord本文に戻ると、カーソルの場所が表の下に移動し、空白ページ
が削除されました。これで対処は完了です。

余白の調節だけでは収まらない場合は、本文中の行間を狭くしたり、改行を調節したりすることも検討してください。

Wordを印刷するときには、空白のページを削除してから行おう

本記事のまとめ
  • Wordのページ削除の方法は簡単
  • 複数ページを表示させてからページ削除をするとスムーズ
  • 空白のページを削除する場合は、改ページやセクションの区切りを削除する
  • 上記をしても空白ページが消えない場合は「ユーザー設定の余白」の設定を見直す


Wordの空白ページは削除しておかないと印刷する際に再編集する手間がかかってしまいます。印刷をする際には、必ず空白のページができてしまっていないか確認するのをお忘れなく。資料作成後の作業をスムーズにするため、不要なページはあらかじめ削除しておきましょう。

空白ができている場合の削除方法は
・改行を削除する
・余白を小さくする
方法が一般的です。

本記事で紹介した手順に沿って行うと、簡単に削除できるので、空白が消えなくても慌てずに対処してください。
 

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