2021年はコロナ禍で人々の生活が大きく変化し、ビジネスもその変化に合わせて多様化してきました。そして、今年になって新たなキーワードとして登場し、流行となったビジネス知見も。
株式会社ビザスクは、2021年の「人気ビジネス知見」と「ニーズが増えた知見」をそれぞれランキング形式で公表しました。
来年のビジネス流行に乗り遅れないためにも、今年度のキーワードはしっかりと把握しておきたいところですよね。
ビジネス知見ランキング
今年、最も注目されたビジネス知見は「IT」で、「マーケティング」「EC」がそれに続くランキングとなりました。
また、「DX」が昨年91位から大幅上昇の10位に初ランクイン。コロナ禍でデジタル化が加速したことで、「IT」同様に一気に注目度が上昇したことが分かりますね。
"ニーズ"が増えた知見ランキング
ニーズが増えたビジネス知見では、「脱炭素・カーボンニュートラル」がランキング1位となり、前年比で29倍のキーワード出現数でした。4位5位に「電気自動車・EV」「エネルギー」が続くことから、「環境」に着目した年であったと言えますね。
2位には「DX・デジタルトランスメーション」、3位には「クラウドファンディング」がランクイン。コロナ禍でのデジタル化の加速や、新たなビジネス誕生に向けた資金調達に注目が集まりました。
海外ビジネス知見ランキング
現在、多くの日本企業がグローバル化を目指していますよね。一方、グローバル化を目指す企業は、海外のどのようなキーワードに注目しているのでしょうか。同調査では、こちらもランキング化しました。
その結果、1位は「自動車」。続いて2位は「半導体」、3位は「医療」という順に。「IT」への注目や「環境」に対するニーズ上昇からも分かるように、「自動車」や「半導体」といったテクノロジー分野に、日本企業は関心を持っているようです。
若手ビジネスパーソンは、今回のランキングで上位にある知見について、しっかりと把握できていますでしょうか。2022年も、これらは重要な知見となってくるはず。今のうちに、これらのキーワードを武器として身に付け、来年のビジネスに備えておきましょう。
【調査概要】
調査対象:約5万件の案件タイトル
調査方法: 案件タイトルから、主要キーワードを抽出・分析
調査期間:1月1日~12月9日
その他調査結果について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
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