就活を終えて、いざ企業で働いてみると「このままのキャリアでいいのかな?」「やりたいことは、本当にこれだったのかな?」と、仕事観に悩み始める若手ビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。
一方で、別のキャリアを検討していても、具体的なアクションを起こせている人はどのくらいいるのでしょうか。
ヒューマンホールディングス株式会社は、ビジネスパーソン600人に「各年代の仕事観の変化とキャリア形成」に関する意識調査を実施しました。調査結果から、若手ビジネスパーソンの仕事観の変化やキャリアチェンジへの具体的なアクションについて、確認していきましょう。
「やりがい」よりも「働きやすさ」を重視
全体的に学生時代の就職活動では、「成長」を求めて「やりがい」を重視して企業選びをする人が多数を占めました。しかし、入社後は「やりがい」よりも「働きやすさ」を重視する傾向にあることが分かりました。
そして、その傾向は特に若年層に顕著であり、多くの若手ビジネスパーソンは「職場の雰囲気の良さ」を求めているそうです。
若年層の転職志望者が増加
入社前後で仕事観に変化がみられた若手ビジネスパーソンですが、「転職」に対する意識も、他の年代とは異なるようです。
「入社1~3年目の頃、自身を含めた周りで転職を考えている人が多くいたか」という質問に対しては、60代の32.5%が「とてもそう思う・そう思う」と回答した一方、20代の57.5%が「とてもそう思う・そう思う」と回答。若年層ほど、転職を考える割合が多いことが分かります。
転職へのアクションは?
いざ転職するとなれば、エージェントへの登録や資格取得などのアクションが考えられます。しかし、転職を検討中でも64.6%の人が「特に動き出せていない」ことが分かりました。
そして、「転職について誰にも相談しなかった・しないと思う」と回答した人は全体で8割弱。その中から「今後も相談しないと思う」と答えた20代の割合は70.5%にものぼり、"キャリアの孤立"が垣間見える結果となりました。
現在キャリアに悩みがあり、次の挑戦を考えている人は、エージェントや知人に相談したり、何かアクションを取ってみると、"キャリアの孤立"から免れて自信をもって次のステップへ進むことができるかもしれませんね。
その他詳細については同社プレスリリースを参照ください。
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