コロナ禍での働き方の変化で、仕事に対する意識も変化してきた若手ビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。
株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、新入社員とその指導者2068人に対し「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2021」を実施。12月9日(木)に調査結果の一部を公開しました。
自身の働き方への意識と成長に必要な課題を振り返るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
働き方と意識の変化
就職活動を終えて新たな舞台に気持ちが高まる一方、新入社員の多くがコロナ禍で仕事に対する意識に変化があったことが、今回の調査でわかりました。
まず、昨今ではテレワークの機会が増えてきていますよね。そのため、業務経験を通じた目標や目的が持ちづらくなり、「入社後の職業キャリアが描けなくなっている」という回答が前年度比4.6%増となりました。
また、会議や商談がオンライン上であるため会話の仕方に変化が起こり、72.3%が「コミュニケーションのストレスが上昇した」と回答しました。
場所や環境に捉われない働き方が増えてきたことで、業務に対し柔軟性を求める人も多くなってきています。同調査でも、54.4%が「挑戦よりも無理ない範囲で業務に取り組みたい」と回答。いかに柔軟に、自分らしく働けるかが今の新入社員にとって重要となってきているようです。
自律的な成長サイクルが大切
リモートでの仕事は環境に縛られないという良い面がある一方で、上司とのコミュニケーション不足や実践的な経験の不足が生じるため、成長のためには「自律」が必要となるといいます。
自身で目標を設定し、思考し、挑戦していく。そのサイクルを自分で仕組み化し、回し続けることが、このコロナ禍における成長につながると言えるのだそう。
柔軟な働き方が求められる今だからこそ、個人と企業の課題を今一度認識し、その解決に向けた自律した成長サイクルに意識を向けてみてはいかがでしょうか。
その他詳細については同社プレスリリースを参照ください。
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