若手ビジネスパーソンの皆さんは、社会人になったのと時を同じくして、新型コロナウイルスが猛威を振るい、その影響を直に受けた世代でしょう。未だ先の見えないコロナ時代の働き方に戸惑い、不安を抱えることも多いのでは。
そんなコロナ時代の“働き方”のヒントは実は宇宙にあった!とする書籍が発売されたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
株式会社世界文化ホールディングスは12月1日(水)、「宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術」を発売しました。
宇宙から学ぶコロナ時代の働き方
今年5月、民間のスペースX社が開発した宇宙船で宇宙へ行った初めての日本人として、地球に帰還した宇宙飛行士の野口聡一さん。
地上から400キロメートル離れた宇宙での滞在中、野口さんは毎朝地上から指示を受けて、仕事をこなしていたそうで、それはまさに“究極のテレワーク”といえるでしょう。
野口さんは「わたしたち宇宙飛行士は、地上から遠く離れながら、分刻みのスケジュールに追われる“究極のテレワーカー”だと思う」と話しています。
国際宇宙ステーションを「究極の職住接近」だと話す野口さんは、その環境下で、いかにして地上と良好なコミュニケーションを取り、数々のミッションを成功させたのでしょうか。
野口さんの宇宙での仕事ぶりを参考にすれば、若手ビジネスパーソンの皆さんが、テレワークで成功するポイントをおさえることができそうです。明日のテレワークで活かせるヒントやアイデアが見つかるかもしれません。
職場や遠く離れたスタッフとの人間関係の築き方
野口さんから学べるビジネスの極意はテレワークだけにとどまりません。
「地上との交信の機微や、飛行士仲間が織りなす人間関係の妙味から学んだ長年の知恵がある」と話す野口さん。
職場での人間関係に悩む人や、「周囲の人たちの心の機微に敏感な大人になりたい」という若手ビジネスパーソンが学べるところは大きいでしょう。職場の人たちを思い、良好な関係を気付くヒントが見つかるとよいですね。
乗り越えるまでに苦労した「燃え尽き症候群」についても告白
また、同書はメンタルを鍛える点でも参考になりそうです。というのも、野口さんは、民間宇宙船や国際宇宙ステーションの最新状況にくわえて、乗り越えるまでに苦労した「燃え尽き症候群」についても告白しています。
「わたしの3度にわたる宇宙体験は、心と体の安定を保つためのさまざまなシグナルとメソッドも与えてくれている。その数々のこれからをお伝えしていきたい」
野口さんも私たちと同じように悩み苦しんでいることを知れば、グッと身近に感じられますね。苦労して、どうやって燃え尽き症候群を乗り越えたのか、参考になる話が聴けそうです。
「イマイチやる気が出なくて困っている」「どうしたら仕事への意欲を取り戻せるのか知りたい」といった悩める若手ビジネスパーソンにピッタリです。同書が、再び意欲的に仕事に取り組むきっかけになるかもしれません。
コロナ時代の新しい生活様式で求められるコミュニケーション術や、心と体の安定を保つ方法など、宇宙好きにはたまらないのはもちろん、現代のビジネスパーソンに役立つ一冊といえるでしょう。
価格は1540円(税込)。そのほか、詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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