HOMEビジネス コロナ禍でも「さらなるキャリアアップを目指したい」27.6%と最多|ラーニングエージェンシー調べ

コロナ禍でも「さらなるキャリアアップを目指したい」27.6%と最多|ラーニングエージェンシー調べ

前嶋みどり

2021/11/17(最終更新日:2021/11/17)


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イメージ画像:AdobeStock

世界中に広がった新型コロナウイルス感染症によって、社会は大きく変わってしまいました。自分のキャリア観にも少なからず影響があったと感じている若手ビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。

定額制の社員研修「Biz CAMPUS Basic」を提供する株式会社ラーニングエージェンシーは、8月23日~10月15日の期間、ビジネスパーソン5995人を対象に「ビジネスパーソンのキャリアや学びに関する意識調査」を行いました。

その調査の中から「コロナ禍による働くうえで重視することの変化とキャリアに関する行動・意向」についての結果をみていきます。

コロナ禍を経て「働くうえで重視することが変化した」人は67.1%

同調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響下においては、ビジネスパーソンの約7割が「働くうえで重視することが変化した」と回答しています。

コロナ禍前に最も重視していたものとして「収入」をあげた人が約半数の割合だった一方で、コロナ禍において重視しているものは、「リモートワークの可否」が45.5%で最も多い結果となりました。

ともすると生命の危機がある感染症を前にしては「自分と家族の健康を守る」ことが最優先される結果となっています。

コロナ禍でキャリアを見つめなおした人は24.5%

同調査ではコロナ禍において「自分のキャリアに関して始めたこと」を聞いています。最も多かったのは「特に行ったことはない」で、64.1%に上りました。一方で「キャリアプランの見直し」を行った人は24.5%でした。

コロナ禍による市場の変化やテレワークの普及など、働く環境が大きく変わったことで、キャリアについて改めて検討した人が一定数いたことがわかりました。

「さらなるキャリアアップを目指したい」人は27.6%

今後のキャリアについては「さらなるキャリアアップを目指したい」人は最多の27.6%となり、コロナ禍においても積極的にキャリアアップを図っていることがわかります。

また、コロナ禍で何かを始めた人の36.2%が「さらにキャリアアップを目指したい」と考えていることから、キャリアアップのために新しいことに挑戦している人が多いことも判明。

社会情勢が不安定なときだからこそ自らのキャリアプランを冷静に見直し、常に「攻め」の姿勢でキャリアを形成している人が多いようです。

すでにアフターコロナに向けて、社会は動き出しています。今からでも自分のキャリアプランについて「現状のままでいいのか」「よりよいキャリアを形成していく道はないのか」を振り返ってみてはいかがでしょうか。同調査について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。

出典:ラーニングエージェンシー「コロナ禍による働くうえで重視することの変化とキャリアに関する行動・意向」の調査

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