若手ビジネスパーソンのなかには、ミーティングや会議の進行を任される人もいるでしょう。上司や先輩社員からうまく意見やアイデアを引き出せず、まるでお通夜のように静まりかえった会議に冷や汗をかいた人もいるのでは。
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、書籍「問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術」を12月23日(木)に刊行します。
その場にいる人たちの魅力と才能を存分に引き出すべく、“問いかけ”のスキルアップの一助にしてみてはいかがでしょうか。
チームのミーティングにおける「問いかけ」のノウハウを紹介
著者は、HRアワード2021書籍部門最優秀賞を受賞した「問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション」の安斎勇樹氏。
問いかけの技術と効果について、認知科学的な実証研究を繰り返してきた著者が、チームのミーティングにおける“問いかけのノウハウ”を紹介する実践書だといいます。
前著では、問いの重要性とその設計方法について述べましたが、同書では、問いかけに必要な要素と工程に分け、誰でも実践できるプロセスを紹介するとか。
具体的な問いかけ方法がわかれば、会議やミーティングの席で、メンバーから積極的な発言やアイデアを引き出せるようになるでしょう。「意見といわれても…特にありません」「次までに考えておきます」などといわれることもなくなるかもしれません。
問いかけはセンスではなく、誰にでも学べて、明日から使えるスキル
若手ビジネスパーソンを悩ます、誰も意見を述べないお通夜のようなミーティング。特に、昨今のオンライン会議ではその傾向が顕著でしょう。
そんなときは、「なぜ1つも意見が出せないのか」と憤りたくなるでしょうが、変えるべきはメンバーの意識ではなく、質問の仕方、つまり問いかけの方法であるといいます。
問いかけはセンスではなく、誰にでも学べて、明日からでも使えるスキルだとし、ちょっとした問いかけの工夫で、話し合いの雰囲気はガラリと変わるといいます。
例えば、「何かアイデアはありませんか?」といきなり振られるより、「この企画案、どこか1つだけ変えるとしたらどこでしょう?」「もし自分がお客さんだとしたら、この案に何点付けますか?」と問いかけられれば、自然に発言したくなりますよね。
同書を参考に、こうした問いかけのルールとメカニズムを知り、そのスキルを磨いてみてはいかがでしょうか。これで、いつ会議やミーティングの進行を頼まれても、活発な議論の場にする自信が付くのでは。
また、将来チームリーダーを目指す人であれば、なおさら必要不可欠なスキルといえそうです。
【目次】
はじめに チームは問いかけから作られる
基本編
第1章 チームの問題はなぜ起きるのか
第2章 問いかけのメカニズムとルール
実践編
第3章 問いかけの作法① 見立てる
第4章 問いかけの作法② 組み立てる
第5章 問いかけの作法③ 投げかける
おわりに 問いかけをチームに浸透させる手引き
著者紹介など、そのほか詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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